ゴルフ用の腕時計型GPSゴルフナビでVOICE CADDIEから発売の「ボイスキャディ T8」について、使い方・評価について取り上げます。
ボイスキャディ T8の特徴
ボイスキャディは、ゴルフ専門の距離計測器のシリーズで、腕時計型、レーザー距離計、音声案内型など、色々なタイプのものがあります。
ボイスキャディ T8は、腕時計型のGPSゴルフナビで、カラー液晶のタッチスクリーン式になっていますので、スマホ感覚で扱えます。
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それでは、ボイスキャディ T8の機能面・操作面の特徴について解説していきます。
特徴① カラー液晶+タッチスクリーンで、スマホ感覚で扱える
ボイスキャディ T8は、カラー液晶のタッチスクリーン式となっています。本体横にはボタンが1つしかなく、基本的に画面をタッチしてスマホ感覚で操作が可能となっています。
ボタン式の場合は、ある程度、操作方法を事前に覚えておく必要がありますが、画面上にボタンが表示されますので、直感的に扱える点が最大の魅力です。
特徴②:ゴルフ場での使い方も簡単!GPSによりゴルフ場・ホールが自動検出される
実際にゴルフ場で使う際は、GPSが搭載されていますので、今いるゴルフ場とホールを自動で検出してくれます。自分でゴルフ場を検索したり、ホールを選択する必要がなく、オートマチックに利用開始することができます。
開始方法も簡単で、時計画面(上図の左)を左にスワイプ(指で押した状態のまま、スライドさせる)すると、メニュー画面が表示されます。
メニュー画面(上図の右)には、上下左右に4つのメニューがありまして、左上の「ゴルフモード」をタップすると「ゴルフモード」が開始されます。
収録されているコースは、全世界となっています。実際の収録コースはコチラのページで確認することができまして、日本国内の掲載件数を確認してみたところ2412件でしたので、ほぼ日本のゴルフ場はカバーされていると考えて良さそうです。
特徴③:AIが3つの基本ビューを自動で表示
ボイスキャディ T8には、3つの主要なビューモードがあります。そして、これらのビューはゴルファーの現在地点に応じて、最適なビューが自動で表示されます。
- コースビュー
- グリーンビュー
- パットビュー
ティーインググラウンドではコースビュー、セカンドショットなどグリーンを狙える場面ではグリーンビュー、グリーンではパットビューが自動で表示されます。
▼ショートホールでビューが切り替わる様子です。
では、「パー3のショートホールなどティーショットでグリーンを狙える場合はどうなるか?」というと、上掲の動画で実際にその場面が紹介されています。
まず、コースビューが表示されまして、その後、自動的にグリーンビューに切り替わっています。
それでは3つのビューを詳しく見ていきましょう。
ビュー1:コースビュー
ティーインググラウンドでは、コースビューが表示されます。
このビューでは、コースのレイアウト・距離・パー情報、そして、ドライバー飛距離(自分で設定)の同心円ラインが表示されます。
また、画面内にある拡大(左下の+)、プレビュー(右下の紙飛行機)、ピンポインティング(右上のコンパス)の3つのタッチボタンから、さらに便利な機能を使うことができます。
ボイスキャディ T8を使いこなす上で、この3つの機能がポイントとなりますのが、ボリュームがありますので、後ほど詳しく解説します。
ということで、まず残る2つのビューについて見ていきましょう。
ビュー2:グリーンビュー
グリーンビューでは、現在地方向から見たグリーンの形状が表示されます。F(フロント)地点までの距離も表示され、また、アンジュレーションも対応しているゴルフ場では表示され、傾斜の強さが矢印で表されています。
他の機種では、グリーンビューが正面方向からの角度に固定されているものがありますが、ボイスキャディ T8は、自分の位置からの見え方がそのまま表示されます。
ビュー3:パッティングビュー
パットビューでは、グリーンの形状、アンジュレーション(対応ゴルフ場の場合)が表示されます。
画面上を任意にタッチすると、ボールアイコンが移動してピンまでの距離が表示されます。
ボイスキャディ T8はグリーン上での機能が充実しているところが、これまでの機種にない新しい点です。
特徴④:コースビューの3つの機能が便利
先程、コースレイアウトが表示されるコースビューには、3つの便利な機能があると紹介しました。
- 拡大(左下の+ボタン)
- コースプレビュー(右下の紙飛行機ボタン)
- ピンポンティング(右上のコンパスボタン)
これらの3つの機能は、コースを把握する上で役立つ情報を見ることができますので、是非、使いこなしましょう。
機能1:拡大
コースビューで画面の左下にある「+」ボタンを押すと、コースレイアウトが拡大されます。
<ハザードの距離>
拡大した画面はスクロールで動かすことができます。
そして、ハザードをタッチするとハザードのフロントとバックまでの距離が表示されます。
<3点間の距離>
さらに、コースレイアウト上の任意のポイントをタッチすると、現在地からタッチしたポイントまで、タッチしたポイントからグリーンまでの2つの距離が表示されます。
▼別機種のT6での説明動画です(1:22頃から再生)。
GPS型のゴルフナビは、予め登録されているピンやハザードまでの距離が表示されるものが殆どでしたが、自分で定めたポイントを経由した距離が案内されますので、コースマネージメントをする上で、とても参考になる機能です。
なお、拡大画面では「+」ボタンが「-」に変わっていまして、タッチすると元のコース全体画面に戻ります。
機能2:コースプレビュー
▼実際のコースプレビューを使っている動画です(2:59頃から再生)。
コースビューで画面の右下にある「紙飛行機」ボタンを押すと、コースプレビューが再生されます。
ティーインググラウンドからグリーンまでのレイアウトを見せてくれますので、ドッグレッグや林などで見えないハザードなども、事前に確認することができます。
機能3:ピンポインティング
コースビューで画面の右上にある「コンパス」ボタンを押すと、ピンポインティングビューに切り替えることができます。
この画面では、現在地からピンの方向と距離が表示されます。障害物や起伏などでピン方向が分からないときに役立ちます。
特徴⑤:高低差機能により打つべき目安距離が分かる
ボイスキャディ T8は高低差機能(スロープ機能)が搭載されています。
10年以上蓄積したデータ、PGA・LPGA選手の14クラブの飛距離データを使った補正技術によって、高低差を考慮したより正確な打つべき目安距離が算出されます。
日本のゴルフ場は丘陵コースが多く、海外と比べて起伏に富んだコースが多いため、GPS距離計を使用されるのであれば、是非、高低差機能を活用することをオススメします。
特徴⑥:オートショット機能によりスコア・飛距離が記録される
GPSゴルフナビに興味を持った方の中には、スコア管理機能に魅力を感じた人が少なくないようです。
ボイスキャディ T8は、オートショット機能が搭載されていますので、自動的にショットを感知して、スコア管理を行ってくれます。
ボイスキャディ T8の使用者による感想・評価・口コミ
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ボイスキャディT8届いた!🥺
発売日に届くように手配してくれて素晴らしい👏
まだゴルフ歴1ヶ月でスコアも126止まりだけどスコア数えるのとか距離をスマホでいちいち確認しなくて良いのは楽🥰
ガーミンS62欲しかったけど半値でこれはコスパ良すぎる pic.twitter.com/PLCHBIAxWH— ガチャペン@ゴルフ始めました (@Gachapen_RP5) April 29, 2021
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ボイスキャディ T8のスペック
スクリーン | カラーLCD |
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本体サイズ | 幅45mm×縦45mm×厚さ14.7mm |
重量 | 47.5g |
バッテリー稼働時間 | ゴルフモード:約10時間 時計モード:約9~10日間 |
防水等級 | 完全防水(IPX7) |
通信仕様 | Bluetooth |
コースデータ | 全世界のゴルフ場 約40,000コース |
ボイスキャディ T8は、フルタッチスクリーンで直感的に操作することができます。
コース全体ビューに加えて、グリーンのアンジュレーションも見れるので、ティーショットからパットまでフルに活用できます。
ボイスキャディ T8の発売価格
ボイスキャディ T8の発売価格は39,600円(税込み)です。
当記事を執筆した時点での出品価格は、Amazon、楽天ともにメーカー希望小売価格と同じ金額でしたので、どちらで購入しても同じ価格となるようです。
amazonか楽天かポイント等の関係で買いやすい方でお求めになられると良いと思います。
