PRGRから発売のegg44ドライバーについて、メーカーから公式情報が発表されましたので、最新情報を取り上げます。
目次
PRGR egg44ドライバーの特徴
しっかり振って、高ミート率で飛ばす
PRGRのゴルフクラブは、明確なコンセプトを持ったものが多いのが特徴です。
少し前に発売されたLSドライバーは「ヘッドスピード40m/s前後のゴルファー向け」の軽量クラブです。
そして、今回発売のegg44ドライバーは「短尺の重ヘッド」で「ブンブン振り回して高ミート率で飛ばす」モデルです。
PRGR史上で最重量のヘッド
短尺+重ヘッドは、珍しい特徴ではありますが、PRGRの中では既に何度か発売されています。
例えば、最近のモデルで言えば、egg5500ドライバーのImpact Specバージョンは、通常バージョンよりも1インチ短尺で5gヘッドが重いモデルです。
そして、今回発売のegg44ドライバーは、PRGR史上で最重量のヘッドとなっていて、ヘッド重量は208gとなっています。
モデル | 発売年 | ヘッド重量 | クラブ長さ |
---|---|---|---|
egg44 | 2021 | 208g | 44.5インチ |
egg5500 ImpactSpec | 2019 | 203g | 44.25インチ |
赤egg ImpactSpec | 2017 | 205g | 44.5インチ |
egg Impact | 2012 | 205g | 43.5インチ |
短いクラブで正確に振りやすく、そして、ヘッドが重いことでインパクトエネルギーが大きくなりますので、短尺・重ヘッドの両方がミート率のアップにつながります。
ちなみに、筆者自身としても、日本人と欧米人とでは身長に違いがありますので、ゴルフクラブは全般的に標準より短くした方が良いと感じています。
ロフト別のヘッド設計
ロフト角 | 9.5° | 10.5° |
---|---|---|
重心高率 | 52% | 56% |
重心角 | 32° | 34° |
フェース角 | -2° | 0° |
FP値 | 18mm | 16mm |
egg44ドライバーは、ロフト角が9.5°と10.5°の2種類あります。そして、ロフトの違いによりフェースの寝具合いだけでなく、重心高さ、重心角、ミート率など、様々なスペックにも違いを持たせてあります。
ゴルファーそれぞれに最適なロフト角に違いがあるのは、大きな要因としてスイングスピードの速さが挙げられます。速い人ほど球が上りやすく、遅い人ほど球が上り難い傾向があります。
そのため、ロフト角の違いはスイングスピードの違いの場合が多いと考えると、ヘッドのその他の要素もロフト角に合わせた特徴を持たせるのは、実に理に適っています。
egg44ドライバーのスペック
クラブスペック
ロフト角 | 9.5° | 10.5° |
---|---|---|
ライ角 | 59.5° | |
ヘッド体積 | 460cc | |
長さ | 44.5インチ | |
重心角 | 32° | 34° |
フェース角 | -2° | 0° |
FP値 | 18mm | 16mm |
シャフトスペック
フレックス | 43 (S) | M-40 (SR) | M-37 (R) |
---|---|---|---|
クラブ重量(g) | 304 | 301 | 299 |
バランス | D-4.5 | D-4 | D-3.5 |
シャフト重量(g) | 50 | 46 | 44 |
トルク(°) | 7.3 | 7.6 | 7.8 |
egg44ドライバーの発売日・発売価格
egg44ドライバーの発売日は2021年11月12日、発売価格は税込みで88,000円です。