PRGRから発売のLSドライバーについて、試打・評価・商品の特徴について取り上げます。
目次
LSドライバーの特徴
ターゲットはヘッドスピード40m/s
PRGRはこれまでアスリート向けのRSシリーズとアベレージ向けのeggシリーズの2種類にラインがありました。
今回、新たに発売のLSドライバーは、どちらにも属しておらず、ターゲットをヘッドスピード40m/sに絞られています。
ヘッドスピード40m/sというのは、日本のアベレージゴルファーの平均的な値で、この速さのゴルファーが、打ち出し角18°、スピン量2000rpmの高弾道・低スピンの弾道で飛ばせるように開発されています。
球が上りやすく、つかまりやすい
新たに搭載されているDBソールは、ソールの下に配置されています。
深重心により打ち出しが高くなり、低重心により、スピン量が抑えられます。
ミルドカップフェースが安定したスピンを実現
CNCミルド加工により、フェース面には微細な凸凹構造が施されています。
これにより、インパクトの際にボールが滑るのを抑える効果が働き、スピン量が安定しやすくなっています。
Wクラウン・Wソールにより高初速エリアが拡大
PRGR特有のフランジをクラウン・ソールの両側に広く取った構造が取られていて、たわみエリアが増長されています。
高初速エリアがギリギリまで大きく取られていますので、打点がブレても飛距離の低下が抑えられます。
調整機能は未搭載
LSドライバーは、可変スリーブや脱着・移動式ウェイトは搭載されていません。ロフト角・ライ角や重心の調整機能はなく、スペックなりの弾道でオートマチックに扱えるドライバーということになります。
LSドライバーのスペック
クラブスペック
ロフト角 | 10.5° | 11.5° |
---|---|---|
ライ角 | 59.5° | 59.5° |
フェース角 | 0° | 0° |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc |
フレックス | S、SR、R | SR、R |
クラブ長さ | 45.75″ | 45.75″ |
シャフトスペック
標準シャフトは、SPEEDER EVOLUTION FOR PRGRで、スペックは、S、SR、Rの3種類あります。
フレックス | S | SR | R |
---|---|---|---|
シャフト重量 | 45 | 41 | 39 |
クラブ重量 | 287 | 283 | 281 |
バランス | D1 | D0 | D0 |
トルク | 6.7 | 7.6 | 7.8 |
LSドライバーの試打・評価・動画
LSドライバーをツアープロコーチが解説
- ゴルフを多くされるアマチュアの方の平均ヘッドスピードは40m/s。その場合、最適な打ち出し角は18°、スピン量は2000rpm。
- LSドライバーは、ヘッドスピード40m/sで、18°、2000rpmで打てるように設計されている。
LSドライバーの公式ムービー
PRGRから限定公開されているLSドライバーの公式ムービーです。ターゲットゴルファーについて、ヘッドスピード40m/sのゴルファー向けに、高打ち出し、低スピン、強弾道で飛ばせるドライバーであることがアピールされています。
LSドライバーの発売日・発売価格
LSドライバーの発売日は、2021年6月25日が予定されています。発売価格は税抜き88,000円(税込み96,800円)です。