池村寛世が2021年10月に開催されたISPS HANDA ガツーンと飛ばせにて、念願の初優勝を果たしました。
プロ転向9年目での初優勝、そして、クラブセッティングが独特ということで、注目されています。
本記事では、池村寛世の用具契約と最新クラブセッティングについて取り上げます。
目次
池村寛世のプロフィール・用具契約
池村寛世プロは、2013年にプロに転向しています。身長166cmとプロゴルファーとしてはかなり小柄ですが、ドライバー飛距離は上位TOP5の常連で、300ヤード超えのドライバーショットを連発しています。
用具契約はテーラーメイドと結んでいて、ドライバーからアイアンまでテーラーメイドのものを使用しています。
池村寛世のドライバー
テーラーメイド SIM2 MAXドライバー
ドライバーはSIM2 MAXドライバーを使用しています。ウッドはこの1本のみで、フェアウェイウッド、ウッド型ユーティリティは1本も使用していません。
フェアウェイウッドの場面ではどうのように対応しているのかというと、ご存知の方も多いと思いますが、直ドラにて対応しています。
ちなみに、前作のSIMは直ドラが難しかったそうですが、SIM2の方は直ドラしやすいとのことです。
- ロフト角:9°
- シャフト:フジクラ VENTUS
- フレックス:X
- 長さ:45.5インチ
テーラーメイド GAPR LOW(2番、3番)
ドライバーの次は、テーラーメイドのGAPRシリーズのLOWです。
ユーティリティに属するクラブですが、3機種ある内のアイアン型となりまして、実質、ロングアイアンということになります。
使用しているのは、2番17°と3番19°です。
なお、Ogirinal Oneミニドライバーを使う場合もあり、その時にはGAPR LOWの2番と交換しています。
- 番手:2番、3番
- ロフト角:17°、19°
テーラーメイド P7TWアイアン(4~9番、PW)
アイアンはテーラーメイドと共同開発したモデルで、自身の名(TW)を冠したP・7TWアイアンです。
シャープなルックスのブレードが特徴的なマッスルバックアイアンで、スペックは実際のタイガーのものとは異なっていますが、数量限定で市販もされています。
- 番手:4~9番、PW
タイトリスト ボーケイ SM8 ウェッジ(49°)
ウェッジはタイトリストのものを1本、キャロウェイのものを2本使っています。
- ロフト角:48°
キャロウェイ JAWS FORGEDウェッジ(54°、59°)
- 番手:54°、59°
オデッセイ ホワイト・ホット OG パター #5
パターはキャロウェイ系のオデッセイのものを使用しています。
モデルはホワイトホット OGシリーズの#5です。
まとめ
直ドラを多用する池村寛世のクラブセッティングは、フェアウェイウッドやウッド型ユーティリティが一切なく、ウッドはドライバー1本という極めて個性的な内容となっています。
アイアンは2番(GAPR LOW)から使っていますので、アイアンが得意な方には、直ドラでドライバーより短い距離を賄っている点も含めて、興味深いWITBではないかと思います。
以上、池村寛世の用具契約とクラブセッティングについて、取り上げました。