本間ゴルフのTW-ZERO SPドライバーについて、最新情報をまとめました。
TW-ZERO SPドライバーがルール適合リストに掲載
本間ゴルフの「TW-Zero sp」ドライバーがルール適合リストに掲載されました。
同時にTW757シリーズのドライバーも掲載されていますが、モデルのデザインや特徴からすると、TW-Zero spドライバーはそれとは異なる位置づけのドライバーのようです。
▼TW757シリーズのドライバーについては、下記記事に詳しくまとめてあります。
≫ TW757 Type-D・Type-Sドライバー(2022)の最新情報・違いをまとめ!試打・評価・感想
TW-ZERO SPドライバーの特徴
- ロフト角は、9.5°、10.5°
- ウェイトをソール後方のヒール寄りに1つ搭載
- ウェイトは脱着できないタイプか?
- ロフト角調整機能は無し
- ソール前方にスリットを搭載
XP-1ドライバーの後継か?
モデル名には「TW」と付いていて、ソールにも「T//WORLD」と記されていますので、TW-ZERO SPドライバーは、「ツアーワールド」に属するドライバーとなります。
気になるのは「ZERO」という名称です。ここから推測されるのは、軽量モデルではないか?という点です。
実際、ロフト角の調整機能が搭載されていませんので、軽量化を意識した可能性は十分にあります。
本間ゴルフのツアーワールドは、アスリート向けブランドになりますので、軽量というと違和感があるかもしれませんが、2019年にはXP-1ドライバーという軽量モデルが発売されています。

このモデルは、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーをターゲットにしたモデルで、クラブ重量は285g(R)と軽量で、さらに、ヒール寄りウェイトが搭載され、つかまりの良さもあるドライバーです。
今回、確認されたTW-ZERO SPドライバーは、特徴が似ていることから、XP-1ドライバーの後継的なモデルと言えそうです。
ターゲットゴルファーは絞られてくる
TW-ZERO SPドライバーの適合ゴルファーについては、ソールの映像、そして、XP-1ドライバーの後継として考えることで、ある程度、絞られてきます。
スライスを抑えたいゴルファー
ソールにはウェイトが搭載されていて、後方のややヒール寄りに位置しています。
ヒール寄りにウェイトがあることで、重心角が大きくなり、球のつかまりを良くしてくれます。
この重心配置は、弾道が右にそれやすい方が、楽にセンターに飛ばしやすいドライバーとなります。
寛容性を求めるゴルファー
ソールのネック寄りを見ると、ロフト角の調整機能が搭載されていないことが分かります。
また、ウェイトについてもTW757、747などに搭載されている三角型の脱着・交換可能なものとは形状が異なっていて、ウェイトの重量の記載もありません。
そのため、ウェイトの調整も行えないタイプのようです。
角度、ウェイトともに調整が行えないため、クラブ側のオートマチックな性能に頼るモデルと思われますので、打点ミスに対する許容性が備わっているドライバーと考えられます。
軽いモデルで楽に振りたいゴルファー
「ZERO」という名称からは、重ヘッド・重クラブとは思えませんし、XP-1ドライバーの後継と考えると、軽量なドライバーと思われます。
300g前後の一般的なドライバーが重たく感じられる方、齢と共にヘッドスピードが落ちてきた方が、楽に振り抜けるドライバーではないかと考えられます。
まとめ
TW-ZERO SPドライバーについて、ルール適合リストに掲載された情報から、特徴、対象ゴルファーについて取り上げました。
同時に適合リストに掲載されているTW757シリーズのドライバー2機種については、既に公式サイトでも情報開示されています。
今後、TW-ZERO SPドライバーの公式情報・更なる追加情報などが確認され次第、当ページでご案内します。

