グローブライドのONOFF LABOSPEC Plusドライバーについて、最新情報を取り上げます。
ONOFF LABOSPEC Plusドライバーが適合リストに掲載
グローブライドの新しいドライバーがR&Aのドライバールール適合リストに掲載されました。
新たなモデルは、「ONOFF LABOSPEC PLUSドライバー」という名称ですので、通常のAKAシリーズやKUROシリーズには属さないモデルの可能性が高そうです。
【LABOSPECとは?】
オノフラボスペックヘッドは契約プロの意見を取り入れたり、オノフの新しい提案をカタチにした数量限定のヘッドパーツです。
これまでも、LABOSPECからは尖った面白いモデルが発売されています。例えば、ヘッド体積330ccでシャローなR-330Sドライバー、390ccでディープなRD-390Dドライバーなどです。
ONOFF LABOSPEC Plusドライバーは、どのような特徴があるのか適合リストの内容を元に見ていきましょう。
ONOFF LABOSPEC Plusドライバーの特徴
KUROでもなく、AKAでもない!?
LABOSPECのモデルは、レギュラーモデルのKUROやAKAとは全く異なるモデルの場合と、レギュラーモデルに機能を付加した場合があります。
今回のONOFF LABOSPEC Plusドライバーは、最新のKUROやAKAのドライバーと外観的な特徴が異なりますので、KUROにもAKAにも属さないモデルではないかと思われます。
深重心を意識した第3のドライバーか?
先程の3つのモデルの並び順を変えてみると、特徴が一つ浮かび上がってきます。
順番をKURO、AKA、LABOSPECにしたものが上図です。
xCBTというウェイトと取り外して場所を交換できるテクノロジーが搭載されていまして、キャロウェイで言うところのスクリューウェイトのようなものがソールに搭載されています。
その数と位置が、3つのモデルで異なっています。
ウェイト位置 | KURO | AKA | LABO |
---|---|---|---|
センター | ○ | ○ | ○ |
ヒール | ○ | ○ | - |
トゥ | ○ | - | - |
ヘッドウェイト数 | 3ヶ | 2ヶ | 1ヶ |
KUROは、トゥにも搭載された唯一のモデルで、トゥ側ウェイトを重くすることで、上級者が求めるフェードバイアスにすることができます。
AKAはアベレージゴルファー向けのモデルで、トゥ側ウェイトが外され、深重心、ドローバイアスの位置にウェイトがあります。
LABOSPECは、深重心(センター)のところにだけウェイトがあり、DR5900ドライバーのように慣性モーメントによる直進性・安定性に特化したドライバーと思われます。
搭載テクノロジー・スペック
映像とR&Aの掲載内容から、以下の特徴・テクノロジー・スペックが確認できます。
- ロフト角:9.5、10.5°
- ヘッド体積:460cc
- クロス・バランス・テクノロジー
- フル・コア・デザイン
- 可変スリーブ(OTCS)
クロスバランステクノロジーは、ウェイトをローテーションすることで重心位置やクラブのバランスを調整できる仕組みです。
ONOFF LABOSPEC Plusドライバーには、ソールにウェイトが1つしか搭載されていませんので、グリップエンドにもウェイトが1つあって、これと交換可能な仕様であると思われます。
フル・コア・デザインについては、最新のAKAドライバーで芯が広い設計を「全芯ヘッド」と謳っていますので、これを正式にカッコ良い名前にしたものではないかと思われます。
まとめ
ONOFF LABOSPEC Plusドライバーについて、最新情報を取り上げました。
KUROはフェード、AKAはドロー、LABOはストレート(高MOI)という分類分けができそうなウェイト配置のため、とにかく真っすぐ打ちたい、RD5900の後継が待たれるという方には、興味深いモデルではないかと推測しています。
現時点では、ルール適合リストに掲載されたばかりですが、今後、新たな情報が出てくると思いますので、随時、当ページに反映していきます。


