大きく3つに分類される中で、昔からあってオーソドックスな形のブレード型のパター。
ピン型とも呼ばれていて、今尚、初心者から上級者に至るまで人気があります。
ブレード型のパターについて、クラブフィッターの筒康博氏が特徴を解説しながらオススメを6本取り上げていました。
筒氏は、GDOのクラブ試打 三者三様のコーナーで試打者をされているお一人で、クラブの造詣に深く、パター選びで悩まれている方には、とても興味深い内容となっています。
- 動画の中では、6本のブレード型パターが紹介されます。
- お時間がある方は本記事の最後に載せてある動画をゆっくりご覧ください。反対に内容を手っ取り早くお知りになりたい方は、登場する6本のパターを解説と合わせて以下にまとめましたので、ご覧ください。
目次
テーラーメイド トラスTB1 パター
おすすめポイント!
建築に採用されているトラス構造をネックに採用したシリーズです。
ネック部が三角形の堅牢な形状になっていて、剛性が高く、ミスヒットに強くなっています。
インパクトの時にヘッドのブレが気になる方にオススメのモデルです。
ちなみに、正面から見ると独特な形状ではありますが、三角形は平面構造のため、構えた時にはシャフトに隠れる位置にありますので気になりません。
スペック
- ロフト角:3.0°
- ライ角:70.0°
- 長さ:33、34インチ
- ヒール側ウェイト:12g(33″)、7.5g(34”)
- トゥ側ウェイト:20g(33″)、15g(34″)
オデッセイ ホワイトホット OG1 パター
おすすめポイント!
2000年にリリースされ大ヒットしたホワイトホットのインサートを復刻したモデルです。
クランクネックによるシャフトの位置が、やや前側から入っていて、いわゆるオフセットが大きく取られています。
ハンドファーストで握られる方が、自然と構えやすいのが特徴です。
スペック
- ロフト角:3.0°
- ライ角:70.0°
- 長さ:33、34インチ
オデッセイ トリプルトラック 2-BALL ブレード パター
おすすめポイント!
フェース面にはマイクロヒンジインサートが搭載されていて、かぎ爪状のヒンジにより、きれいな順回転が掛かりやすくなっています。
アドレスした時に見える2-BALLは、視覚的にも感覚的にも最も分かりやすいアライメントの一つです。
全体形状がT字になっていることも、目標に対して構えやすさが感じられます。
セットアップで戸惑われる方が、安心して構えやすいパターです。
スペック
- ロフト角:3.0°
- ライ角:70.0°
- 長さ:33、34、35インチ
オデッセイ トゥーロン CHICAGO パター
おすすめポイント!
トゥーロンパターは5タイプある中で、CHICAGOはワイドなヘッド設計になっています。
ピン型でありながら、ワイドで重心が深いため、打点のブレに対して強さを発揮してくれます。
ネックはシャフトが湾曲してそのままヘッドに刺さったベントネックで、オフセットが少ないタイプ、すっきりとしたネックが好みの方にオススメです。
トゥ側の重量感がある重心角設計になっていて、ヘッドの動かしやすさが損なわれていません。
スペック
- ロフト角:3.0°
- ライ角:70.0°
- 長さ:34インチ
PING ヘプラー ANSER2 パター
おすすめポイント!
外観・カラーからも伝わってくる通り、インサートがなく、ソリッドな打感と打球音が特徴のパターです。
音や手に伝わるはっきりとした感覚で、距離感を掴みたいタイプの方におすすめです。
弾き感がありますので、長い距離をショートしやすい方も、試されてみると良いと思います。
スペック
- ロフト角:3.0°
- ライ角:70.0°
- 長さ:34インチ
- ヘッド重量:350g
スコッティ・キャメロン スペシャルセレクト ニューポート
おすすめポイント!
PGAツアーでも使用者が多いスコッティ・キャメロン。見た目の美しさも魅力の一つで、リビングに飾っておけるぐらい、細部も整っています。
製造面では、ステンレスの塊から削り出されて作られていて、一貫した打音、ソフトな打感が備わっています。
所有感も満たされますので、ある程度の腕前に達したら、長く使いたいパターです。
スペック
- ロフト角:3.5°
- ライ角:70.0°
- 長さ:33、34、35インチ
- ヘッド素材:303 ソフトステンレス
- ヘッド仕上げ:シルバーミスト
ブレード型パターのおすすめ動画
動画は全部で約15分ほどの内容で、6本のブレード型パターについて解説されています。
お時間がある方は、こちらの動画をご覧ください。