ヨネックスから発売のCB511アイアン(2022)について、最新情報を取り上げます。
目次
EZONE CB511アイアンの特徴
CB501アイアンの後継アイアン
EZONE CB511アイアンは、CB501アイアンの後継モデルで、もう一つ遡るとN1-CBアイアンという系譜になっています。
キャビティバックのCBシリーズの中では、3、5、7の真ん中(5)のモデルとなりますが、この他にマッスルバックのMBシリーズもありますので、CB511はアスリート向けとしては、やさしい方に寄せたモデルとなっています。
バックフェースに制振材を搭載
バックフェースの内部には、グラファイト制振材が搭載されています。
S25Cの軟鉄鍛造のキャビティアイアンですが、異素材のハイブリッド構造により、振動を抑える効果があり、打感を良くしてくれます。
さらに、低重心化にも貢献しています。
7番のロフト角は32°
▼7番アイアンのロフト角
モデル | CB702 | CB511 | CB301 |
---|---|---|---|
ロフト角 | 31° | 32° | 34° |
こちらの表は、CBシリーズの3機種について、7番アイアンのロフト角をまとめたものです。
モデル名からも想像できる通り、数字が小さい程、上級者向けで、ロフトも寝ています。
3→5→7となるにつれ、キャビティが大きく、そして、フェースが立っていますので、よりミスに強く、飛距離性能が高くなっています。
対象ゴルファーとしては、飛距離よりも寛容性をクラブにプラスしたい上級者、弾道のまとまりを求める中級者あたりが想定されます。
より飛距離を求めたい方は、7のモデルも検討してみたいところです。
EZONE CB511アイアンの試打・評価
CB511アイアンを計測試打・評価
- 前作のCB501より、キャビティが大きくなっている。
- 他社でいうと、PINGのi210アイアンの対抗モデル。
- 上手なアマチュアからプロまで、幅広いゴルファーが使える。打感も良い。
- ZX5、JPX921フォージド、i210よりやさしい。
- ウェッジは、当たった感触もありつつ、抜けてくれる。打感も良い。
EZONE CB511アイアンのスペック
クラブスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | FP | バンス角 | 長さ |
---|---|---|---|---|---|
3 | 20 | 59.5 | 3.5 | 1 | 39 |
4 | 22 | 60 | 3.5 | 2 | 38.5 |
5 | 25 | 60.5 | 3.5 | 3 | 38 |
6 | 28 | 61 | 3.5 | 4 | 37.5 |
7 | 32 | 61.5 | 3.5 | 5 | 37 |
8 | 36 | 62 | 4 | 6 | 36.5 |
9 | 41 | 62.5 | 4 | 7 | 36 |
PW | 46 | 63 | 4 | 8 | 35.5 |
シャフト
公式サイトで紹介されているシャフトは、NSプロ MODUS3 ツアー105のみです。
▼5番アイアンでのスペック
フレックス | クラブ質量 | シャフト質量 | トルク |
---|---|---|---|
S | 408g | 106.5g | 1.7 |
EZONE CB511アイアンの発売日・発売価格
EZONE CB511アイアンの発売日は、2022年3月下旬です。発売価格はセット内容により異なります。
- スチールシャフト 6本セット(5~PW):¥151,800(税込)
- スチールシャフト 単品(3・4):¥25,300(税込)