本間ゴルフのツアーワールドから発売されているTW747 460ドライバーとTW737 460ドライバーの違いについて取り上げます。
TW747 460ドライバーとTW737 460ドライバー
左がTW747 460ドライバーで、右が1世代前のモデルとなるTW737 460ドライバーです。TW747は2種類、TW737は4種類のドライバーが同時に発売されていますが、両者ともヘッド体積が460ccの最大モデルとなっています。
TW747 / TW737 460ドライバーの基本特性は同じ、高弾道・低スピンモデル
TW747 460とTW737 460は、高弾道・低スピンのモデルとして発売されていまして、本間ゴルフ特有の算式的な表現も、ほぼ同じになっています。
- TW747 460ドライバーは、高初速 × 高弾道・低スピン=爆発的な飛距離
- TW737 460ドライバーは、高弾道 × 低スピン × 飛距離優先のやさしさ
TW747 / TW737 460ドライバーのウェイト比較
こちらはTW747 460ドライバーです。ウェイトはソールの前方と後方に1つずつで、合計2つ搭載されています。前方の浅重心ウェイトは2.5g、後方の深重心ウェイトは9gで、交換することもできます。前側の重心は低スピン効果を生み出し、後ろ側の重心はやさしさと高弾道を生み出します。
一方、TW737 460の方は、視認できるウェイトはソール前方の1つのみですが、内部のヒール寄りにウェイトが搭載されています。
出典:https://honmagolf-ec.com/club/driver/ORDER-W-TW737-460-A
内部ウェイトの数値は公式ページに掲載がありませんが、前方のウェイトは8gありますので、重心を浅くしようという意図が見えます。
TW747 / TW737 460ドライバーのヘッド形状
左がTW747、右がTW737です。ヘッド形状はいずれもシャローで、ソールバックが下がっています。重心を低くして球があがりやすくなるように配慮されています。
一般的にはこの形状の場合、深重心でやさしさ重視のモデルであることが多いですが、ソールの前方にウェイトを搭載し、重心深度を浅くしているモデルのため、ツアーモデルであることを考えてもミスへの許容性はあまり高くないでしょう。
TW747 / TW737 460ドライバーのフェースの比較
こちらはフェースの画像を並べたもので、左がTW747 460ドライバー、右がTW747 455ドライバーです。シャローヘッドの割に面長で、特にTW737の方は前から見るとディープに見えます。このあたりはツアープロの要望が反映されているのかもしれません。
TW747 / TW737 460ドライバーのスペック比較
モデル | TW747 460 | TW737 460 | ||
---|---|---|---|---|
ロフト角(°) | 9.5 | 10.5 | 9.5 | 10.5 |
ライ角(°) | 60 | 59 | ||
ヘッド体積(cc) | 460 | 460 | ||
重心距離(mm) | 39 | 41 | 41.5 | |
重心深度(mm) | 38 | 38.5 | 36 | 36.5 |
長さ(インチ) | 45.25 | 45.5 |
TW747の方が重心距離は短く、重心深度が深くなっています。この値だけみれば、モデルチェンジにより寛容性を上げてきたように読み取れます。
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