※FineCaddie全モデル比較完全ガイドは、下記記事をご覧ください。
≫ FineCaddie ファインキャディ レーザー距離計の全モデルを徹底比較【選び方・おすすめモデルが分かる完全ガイド】
ゴルフ用のレーザー距離計のFineCaddie ファインキャディ J3について、使い方・特徴・評価を取り上げます。
目次
FineCaddie ファインキャディ J3の特徴
ファインキャディ J3は、2022年7月に発売されているレーザー距離計です。ファインデジタルが販売するレーザー距離計でして、同社はGSPゴルフナビ、ドライブレコーダーでご存知の方も多いかと思います。
≫ 【2020・2021年】ゴルフ レーザー距離計 おすすめ10種をランキングで比較・紹介!失敗しない選び方も徹底解説
それでは、FineCaddie ファインキャディ J3について、機能面・操作面で知っておくべき特徴を見ていきましょう。
特徴① 更にコンパクトになった
ファインキャディのモデルは、現行モデルのJ3、J1000、J300、少し古いJ100があります。
市場全体で見れば、どれも小型な方のレーザー距離計ですが、J3は更にコンパクト化が進み、ファインキャディの中で最軽量・最小サイズが実現されています。
▼ファインキャディ全モデルのサイズ・重量の比較
機種 | 重量 | サイズ | 算出体積 |
---|---|---|---|
J3 | 140g | 92.7×62.2×34.29mm | 約198cm3 |
J1000 | 171g | 108.8×37.6×67.8mm | 約277cm3 |
J300 | 161g | 106.8×66.4×38.4mm | 約272cm3 |
J100 | 161g | 106.8×66.4×38.4mm | 約272cm3 |
現行モデルでは、これまでJ300が最も小さくて軽い機種でしたが、J3はサイズも重さも大幅にスリム化されています。
ほぼカードサイズといって良いぐらいの小ささですから、収納ケースに入れてラウンドするというより、ポケットに入れても気にならないぐらいのサイズになっています。
ラウンド中の取り出しがスムーズになりますので、使われるご自分だけでなく、測定待ちとなる同伴者に対しても、よりストレスフリーとなります。
特徴② 明るさアップで、見やすい
FineCaddie J3に搭載されているスコープ内のLCDは、一般的なものと比べて2倍以上の透過率となっています。
そのため、明るさ、鮮明さが向上していて、とても見やすくなっています。
レーザー距離計のスコープ内で見ると、暗すぎて見づらい・使いづらいという方は、大幅に見やすくなっていますのでオススメです。
特徴③ 【新機能】ピン区分スマート振動アラームが便利
ファインキャディには、他メーカーと同様に、一般測定とピンファインダーの2種類の測定機能が搭載されています。
測定完了時には振動で知らせてくれて、一般測定の場合は1回、ピンファインダーの場合は2回、振動します。
周りが騒がしい時などは、測定完了が分かり難いときもありますが、本体が振動してくれますので、感覚的に分かる仕様になっています。
特徴④ USBケーブルでの充電式+自動電源OFF機能も搭載
FineCaddie J3は充電式となっていて、USB Type-Cでの接続で充電することができます。USBには色々な種類がありますが、スマホやタブレットなどでも多く採用されているType-Cのため、便利に感じる方が多いと思います。
一回の充電で7,000回の測定が可能で、作動していない状態から10秒が過ぎると電源が自動的にOFFになりますので、無駄な放電も防止してくれます
特徴⑤ 基本機能はフル装備!ただし、測定距離、測定スピードはややデグレード
ファインキャディ J300は、コンパクト化、従来の2倍明るい視野、ピン区分振動といったグレードアップが盛り込まれています。
そして、レーザー距離計に必要な機能も、従来モデルと比べてフル装備されています。
- ピンファインダー
- ピン区分スマート振動アラート
- スロープ機能
- スロープ機能のON・OFF切替
- ノンスロープ状態であることを表す外部LED搭載
- 最大測定距離は800m
- 生活防水
- 100%充電で7,000回の測定
ただ、一部の機能は、従来モデルのJ300と比べて若干のデグレードが見られます。
- 大測定距離:1,000m→800m
- 測定スピード(一般測定):一般測定0.16秒→0.2秒台
- 測定スピード(ピンファインダー測定):0.35秒→0.5秒台
- 100%充電時の測定可能回数:30,000回→7,000回
- 価格:22,900円→26,900円
ただ、測定距離はJ1000・J300の1,000メートルから800メートルに下がりましたが、ゴルフで利用する範囲ではこれも十分なレベルですし、測定スピードも市場全体で見れば速い方に入ります。
測定回数についても、1ラウンドで50回測定とすると、140ラウンドが可能ですから、これも十分です。
残る価格については、進化した点とデグレードした点を比較しての判断になります。
個人的にはコンパクトさ、2倍明るい視野、ピン区分振動の3点は、4,000円高額となる価値があると思いますので、J300よりもJ3推しです。
FineCaddie ファインキャディ J3の構成内容(本体・付属品)
▼ファインキャディ J3の製品構成
上図は、ファインキャディ J3の製品構成です。本体の他、ケース、USBケーブル、カラビナ、レンズクリーナーがあります。
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マニュアル系は、取扱説明書、簡単マニュアル(マンガ版)があります。
FineCaddie ファインキャディ J3の使用者による評価・SNS投稿
小さくなっても計測のし易さは変わらず
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バッテリーが電池ではなくUSBで充電出来る
グリップ感も抜群
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FineCaddie ファインキャディ J3のスペック
▼メーカー公式動画
計測範囲 | 5~800メートル |
高低差計測 | 〇 |
高低差機能 使用有無の表示 | 〇 |
大きさ | 92.7×62.2×34.29mm |
重量 | 約140g |
測定単位 | メートル、ヤード |
測定精度 | - |
測定スピード | 一般測定:0.2秒台 ピンファインダー測定:0.5秒台 |
電源 | 充電式 |
防水 | 〇(生活防水) |
保証期間 | 2年 |
FineCaddieのレーザー距離計は、J3の他に、J1000、J300が発売されています。
J3は、他の2機種と比べて軽量・スリムなコンパクトなモデルです。レーザー距離計の機能としては、既にスロープ機能、ピンファインダー機能など、必要なものが以前の機種から搭載されていますので、ほぼ同じです。
性能面でのグレードアップは、画面が明るく見やすくなったこと、ピン区分スマート振動アラームによりピン測定されたことがより正確に分かりやすくなったことが挙げられます。
FineCaddie ファインキャディ J3の発売価格
FineCaddie ファインキャディ J3は、定価26,900円です。当記事を執筆した時点での小売価格は、amazon、楽天ともに、販売者がメーカーであるファインデジタル自身で定価販売の最安値となっていました。
J300と比べると、4,000円高くなっています。J300は十分優れたモデルのため、こちらでも十分ですが、屋外での利用のため、より画面の明るさ見やすさを重視する方はJ3がオススメです。
amazonか楽天かポイント等の関係で買いやすい方でお求めになられると良いと思います。
なお、ショッピングサイト等で、「ファインキャディJ3 ミニ」と書かれているものがありますが、「ミニ」と書かれているもの・いないもの、どちらも同じ機種です。