テーラーメイドのステルスグローレドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
ステルスグローレドライバー
グローレとの融合モデルは、これまでMグローレ、SIMグローレがありました。
そして、SIMからステルスに変わり、融合モデルの3代目として、ステルスグローレが発売となりました。
これまでと大きく異なるのは、ノーマルなステルスグローレドライバーに加えて、可変スリーブ搭載タイプのステルスグローレプラスドライバーが追加された点です。
ノーマルなステルスグローレドライバー(本記事で取り扱い)は、軽量・ドローバイアスに加えて、長尺で、軽さと長さを活かして飛距離を狙えます。
+ステルスグローレドライバーの試打・評価
関浩太郎プロがステルスグローレドライバーを試打・解説
ロフト9°、シャフトは純正のTENSEI SILVERのSで試打されています。
- 金属の部分があるかな?という感じで、金属が少ない。
- グローレシリーズは、ヘッドスピードが普通の人でも使って良いようにアベレージ寄りになっていたが、よりつかまる、より上がる、ヘッドスピードが遅い人でも楽に飛ばせる。
- フェースを開いてカット起動で打ってみても、がっつりつかまる。相当つかまりが良い。
- 右へのOBが不安な方、球が上がらない方に良い。
- カーボンフェースになり、打音・打感がソフトになって、ボールの潰れ感、フェースの撓み感もあり、気持ちが良い。
- 純正シャフトは、しなり戻りが速い。
- カーボンフェースになったことで、フェース面積が10%大きくなっている。
ステルスグローレ・ステルスグローレPLUSの2種類のドライバーをGDO編集部が試打・解説
- 投影面積は大きくなく、フェースアングルはちょっとオープンに見えるかも。
- 今時の重心が深い高慣性モーメントの感じは無く、シャープに振りやすい。
- 打感はとても良い。ステルスよりも良い。金属管が抑えられて、しっとりしている。弾き音、反響音が少なくなっている。
- 思ったよりもヘッドが返ってきやすい。気になるのは、スピンが思ったよりも多い。
ステルスグローレドライバーを試打・評価
試打クラブは、ロフト角10.5°、純正SPEEDER NX(S)です。
- 打感はステルスと同じで柔らかくて良い。
- シャフトのトルクが大きい。ヘッドスピード40m/s行かない人が良い。
ステルスグローレドライバーのスペック
- ロフト角:9.5、10.5、11.5°
- ライ角:58°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:46インチ
ステルスグローレドライバーのシャフト
ステルスグローレドライバーのシャフトは、公式サイトに掲載されているものが1種類です。
シャフト | 硬さ | シャフト重量 | クラブ重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|---|
FUJIKURA SPEEDER NX for TM |
S | 約48 | 約278 | 6.7 | D3 | 先中 |
〃 | SR | 約45 | 約275 | 7 | D3 | 先中 |
〃 | R | 約43 | 約272 | 7.2 | D3 | 先中 |
ステルスグローレドライバーの発売日・発売価格
ステルスグローレドライバーの発売日は、2022年10月7日です。
発売価格は、FUJIKURA SPEEDER NX for TMが¥97,900 (本体価格 ¥89,000)です。

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