テーラーメイドのステルスグローレ フェアウェイウッドについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
ステルスグローレ フェアウェイウッド
ステルスグローレ フェアウェイウッドは、グローレにステルスの最新テクノロジーを搭載したモデルです。
グローレ自体は、アジア市場向けに展開されているモデルの為、日本人がとても扱いやすい仕様になっています。
同様のコンセプトで開発されているものとしては、Mグローレ、SIMグローレに次ぐ3代目のモデルとなります。
ドローバイアス設計
ステルスグローレ フェアウェイウッドは、ドローバイアス設計が採用されています。
Mグローレ、SIMグローレ共に、ドローバイアスが大きな特徴の一つでして、ステルスグローレでもその特徴は継承されています。
ドライバー同様、球のつかまりが良いため、スライスが出やすい方は、右へのミスを抑えられます。
Vスチールソールを搭載
ソールには、「Vスチールソール」が採用されていて、芝との接地面積が最小限に抑えられています。
スチールソールウェイトは、3番ウッドでは75gの重量があり、低重心化も図られています。
様々な条件下で振り抜けが良いだけでなく、思い切った低重心化により、球が上がりやすくなっています。
ツイストフェース・スピードポケットを搭載
テーラーメイドのウッド系の主要テクノロジーであるツイストフェース、スピードポケットは、ドライバーと同様に採用されています。
ツイストフェースにより、ハイトゥ・ローヒール方向に打点がズレても、弾道がセンターに戻る効果が働きます。
スピードポケットにより、フェースの下目で捉えてしまった場合に、ミスが許容され、飛距離の低下が軽減されます。
ステルスグローレ フェアウェイウッドの試打・評価
ステルスグローレ フェアウェイウッドをプロが計測試打・評価
フェアウェイウッドの試打クラブは、3番15°、5番18°で、シャフトは純正のSPEEDER NX for TMのSです。
- 投影は、ステルスフェアウェイウッドよりも明らかに大きくて、M4ぐらい大きく見える。
- 打感は、爽快な弾き感。
- 球が上がりやすい、拾いやすい、つかまりやすい。打った時の聞こえてくるキーンという音が気持ち良い。チタンならでは。
- 球が上がりやすいので、男子プロがグローレを選ぶ理由が分かる。
ステルスグローレフェアウェイウッドを試打・解説
- 前作とヘッド体積は同じだが、投影面積が大きくなっている。安心感がある。
- グローレのシリーズは、つかまえやすくて、構えた感じがやさしくて、プロも結構使っている。
- リーディングエッジが地面に対して浮いてないので、球を拾いやすい。
- スコアアップしたいなら、簡単で球が上がって飛ぶやさしいフェアウェイウッドにするのが良い。
ステルスグローレ フェアウェイウッドとレスキューを試打・解説
ステルスグローレのレスキューとフェアウェイウッドを試打されています。
フェアウェイウッドの方は、5番18°、シャフトは純正のSPEEDER NX for TMのSRです。
ステルスグローレ フェアウェイウッドのスペック
番手 | 3 | 5 | 7 |
---|---|---|---|
ロフト角 | 15 | 18 | 21 |
ライ角 | 57.5 | 58 | 58.5 |
ヘッド体積 | 186 | 169 | 161 |
長さ | 43.25 | 42.75 | 42.25 |
ステルスグローレ フェアウェイウッドのシャフトスペック
ステルスグローレ フェアウェイウッドの公式サイトに掲載されているシャフトは、FUJIKURA SPEEDER NX for TM(カーボン)のみの1種類です。
前作のSIMグローレのAir Speederからシャフトが変わり、シャフト重量は4g増加していますが、恐らくヘッド重量が軽量化されていて、クラブ重量に違いはありません。
それどころかバランスはD2.5からD2.0に下がっていて、より楽に振りやすくなっています。
FUJIKURA SPEEDER NX for TM
フレックス | クラブ重量(g) | シャフト重量(g) | トルク | バランス | 調子 |
S | 約292 | 約48 | 6.7 | D2 | 先中 |
SR | 約288 | 約45 | 7.0 | D2 | 先中 |
R | 約286 | 約43 | 7.2 | D2 | 先中 |
ステルスグローレ フェアウェイウッドの発売日・発売価格
ステルスグローレ フェアウェイウッドの発売日は、2022年10月7日です。
発売価格は、FUJIKURA SPEEDER NX for TMの標準装着で、60,500円です。前作のSIMグローレと比べて、税抜きでは6,000円高くなっています。