2022年上半期に発売されたドライバーについて、クラブ試打 三者三様で人気の西川みさとプロが3本を厳選されています。
女子プロゴルファーのスイングは、男子のアマチュアゴルファーに近いことから、使用モデルや評価が注目されます。
西川みさとプロはヘッドスピード36m/sぐらいのため、ヘッドスピードが落ちてきた方、もともと遅めのアマチュアの方が参考になる内容です。
厳選された3本のドライバーについて、モデルの特徴と合わせて以下にまとめました。
目次
第1位 ヨネックス EZONE GT 450ドライバー
上半期のBEST1ドライバーに選ばれたのは、ヨネックスのEZONE GT 450ドライバーです。
弾道を見ると、飛距離は200ヤードぐらいで、西川みさとプロとしてはあまり出ていない方となります。
それでも選ばれているのは、打感の評価が大きいようです。
新ヘッド構造のサイドウォールが採用されていて、ボールを押し込んで弾いてくれる分厚い打感が特徴のドライバーです。
<西川みさとプロの主な評価>
- 打感は硬くなく、ボヨーンと弾いている感じ。
- 高さも出ていて、弾いている。
- 弾きが良い。
第2位 コブラ KING LTDx MAXドライバー
第2位は、着実に日本でも評価と注目が高まっているコブラゴルフのモデルです。
KING LTDxシリーズは、従来通りドライバーが3機種あり、西川みさとプロが選んだモデルは、深重心でドロー仕様のKING LTDx MAXドライバーです。
MAXタイプは、ソール後方とヒール寄りにウェイトが搭載されていて、重量が異なるため、ウェイトを入れ替えることでつかまり度合いを調整することができます。
なお、ドローバイアスといっても、ニュートラルに近いぐらいの設定のため、極端なスライサー向けではありません。
<西川みさとプロの主な評価>
- 打感は柔らかめ。カチンと言わない。
- 振りやすい。
- バランスが良い。ヘッドが大き過ぎず、少し三角型。
- 高さもイメージ通りに出る。
第3位 テーラーメイド ステルスHDドライバー
テーラーメイドのステルスシリーズは、前年のSIM2と比べるとツアープロに寄いっている、つまり、難しいと言われています。
カーボンフェースへの移行に踏み切ったモデルの為、契約プロたちに絶対に受け入れられなければならないという事情も関係しているのでしょう。
そんな中、ハイドローモデルのステルスHDは、他の2機種とはかなりテイストが違っていて、球が上がりやすく、アベレージゴルファーが扱いやすいドライバーとなっています。
魅惑のカーボンフェースを味わってみたいというアマチュアゴルファーにとっては、ロフト角・ライ角の調整機能もありますので、手を出しやすいドライバーです。
<西川みさとプロの主な評価>
- 構えた時にフェース面がしっかり見えて、球が上がってくれそう。
- 出球が上がりやすい。
- 打感はカーボンの分、やわらかく感じる。
2022年上半期ドライバーBEST3 西川みさとプロ厳選の動画
こちらが西川みさとプロが厳選した2022年上半期のドライバー3本を紹介している動画です。
ヘッドスピードが約36m/sで、飛距離は200ヤードぐらいです。
同じぐらいのスイング・飛距離の方にとって、ドライバー選びの参考になると思います。