テーラーメイドのステルス2 PLUSフェアウェイウッドについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
ステルス2 PLUSフェアウェイウッド
ステルス2 PLUSフェアウェイウッドは、ステルス2シリーズの3機種ある中で、アスリート向けのハードなモデルです。
従来モデルでいうと、M5フェアウェイ、SIM・SIM2フェアウェイ、ステルスPLUSフェアウェイといったところが同じ特徴を持ったモデルとなります。
前作のステルス PLUSフェアウェイとの違いとしては、ステルス2 PLUSには新たに前後にスライドするウェイト調整機能が搭載された点が挙げられます。
これにより、LOWER・HIGHERの調整により、自分の持ち球に合わせたスピン量の調整が可能です。ロフト・ライの調整機能もこのモデルのみに搭載されていますので、弾道のカスタマイズ性能に優れているのも大きな特徴です。
ステルス2 PLUSフェアウェイウッドの試打・評価
ステルス2 PLUSフェアウェイウッドをプロが計測試打・評価
フェアウェイウッドの試打クラブは、3番15°、5番18°で、シャフトは純正のDiamana TM50(’23)のSです。
- 松山英樹プロが、2年間使っていたSIM2フェアウェイウッドから、ステルス2 PLUSフェアウェイウッドに移行している。
- 弾き感がある金属というより、フェースに乗る感じがある。
- ウェイトをLOWERにすると、打感は分厚くなる。スピン量は、HIGHER・LOWERにしてもあまり変わらない。HIGHERにすると打ち出しが高くなる。
- 前作と比べると、球が上がりやすい。
ステルス2シリーズのフェアウェイウッド3機種を、前作と打ち比べ比較・試打
▼ステルス2 PLUSフェアウェイのところ(14:39頃)から再生されます
- ボールを潰してコントロールしてる感が、歴代のモデルの中で一番強い。
- しっかりインパクトしないと、右に抜ける。
- 前作と比べると、ヒール側の厚みがステルス2 PLUSの方が薄くて良い。
- ステルス2 PLUSの方は出玉のバラツキが少なく、やさしくなっている。前作の方は、右に向きやすい。
ステルス2プラスFW 試打評価
<ポジティブな評価>
- 基本設計は、真っすぐ飛ぶようになっている。
- 可変ウェイトが搭載されていて面白い。
- 方向性が安定している。
- デザインが格好いい。
<ネガティブな評価>
- チタンの良さ(飛距離性能・澄んだ打感)が感じられない。
- ちょっと低重心過ぎる。スピンが入るので、ウェイトを前にずらすと良さそう。逆にトップしやすい人に良い。
ステルス2 PLUSフェアウェイウッドのスペック
番手 | 3 | 5 |
---|---|---|
ロフト角 | 15 | 18 |
ライ角 | 57 | 57.5 |
ヘッド体積 | 170 | 150 |
長さ | 43.25 | 42.25 |
ステルス2 PLUSフェアウェイウッドのシャフトスペック
ステルス2 PLUSフェアウェイウッドの公式サイトに掲載されているシャフトは、4種類と豊富です。
標準シャフト以外の3種は、重量が60g台の重めのもので、キックポイントが先中、中、中元と3タイプに分かれていますので、自分のスイングスピードや切り返しタイミングに合ったものを選びやすくなっています。
シャフト | 硬さ | クラブ重量 | シャフト重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|---|
Diamana TM50 (’23) |
S | 約316 | 約59 | 3.7 | D3 | 中元 |
〃 | SR | 約314 | 約57 | 4.1 | D3 | 中元 |
〃 | R | 約312 | 約55 | 4.4 | D2.5 | 中元 |
Tour AD CQ-6 |
S | 約324 | 64 | 3.4 | D2 | 先中 |
SPEEDER NX GREEN 60 |
S | 約326 | 66.5 | 3.8 | D2.5 | 中 |
Diamana GT 60 |
S | 約324 | 62.5 | 3.8 | D2.5 | 中元 |
¥ステルス2 PLUSフェアウェイウッドの発売日・発売価格
ステルス2 PLUSフェアウェイウッドの発売日は、2023年2月17日です。
発売価格は、シャフトにより異なっています。
- Diamana TM50 (’23):¥60,500 (本体価格 ¥55,000)
- Tour AD CQ-6:¥80,300 (本体価格 ¥73,000)
- SPEEDER NX GREEN 60:¥80,300 (本体価格 ¥73,000)
- Diamana GT 60:¥80,300 (本体価格 ¥73,000)