ゴルフ用のレーザー距離計「Danact ダナクト ゴルフ距離計」について、使い方・特徴・評価を取り上げます。
Danact ダナクト ゴルフ距離計の特徴
Danact(ダナクト)は、輸入・マーケティングなどを手掛けている企業で、ゴルフ分野では、本記事で取り上げているレーザー距離計の他、スイングやパットの練習器具、パターマットなどを取り扱っています。
Danact ダナクト ゴルフ距離計は、2万円以下で購入できる、いわゆる低価格のモデルです。機能面では、高低差考慮(スロープ)、ピンサーチなど、便利な機能が備わっています。
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それでは、Danact ダナクト ゴルフ距離計を検討されている方が特徴を把握しやすいよう、主な機能、そして、良い点・気になる点を解説します。
Danact ダナクト ゴルフ距離計の主な機能
- 赤色表示
- 表示色切替(赤色・黒色)
- スロープ機能(高低差を考慮)
- フラグロック(ピンサーチ)
- 充電式
- 専用ポーチ・カラビナ付き
2万円を切る低価格帯モデルでありながら、ピンサーチ、高低差機能など、便利な機能は一通り搭載されています。
特に、スコープ内の表示については赤色表示に対応していて、更に赤と黒の切替もできるため、天候条件などに合わせて見やすさを求めることができます。
Danact ダナクト ゴルフ距離計がおすすめなゴルファー
先に結論をまとめてしまいますと、Danact ダナクト ゴルフ距離計がおすすめなゴルファーは、以下のニーズを持たれた方となります。
- 予算を2万円以内に抑えたい
- でもブランドには拘らない
- 便利機能(高低差考慮、ピンサーチ)は欲しい
- スコープ内の見やすさが大事
- カラーバリエーションが選べる
上記のニーズが当てはまる方は、この先もお読み頂いて、Danact ダナクト ゴルフ距離計の良い点・気になる点をまとめてありますので、購入の際の参考にしてみてください。
Danact ダナクト ゴルフ距離計の良い点
良い点① 赤色表示に対応していて、見やすい
ゴルフ用のレーザー距離計は、基本的に屋外で使うため、測定方向の背景、天候などにより、見にくい場合があります。
メーカーによっては、輝度を調節出来たり、黒色以外の表示を取り入れて対応していますが、低価格帯のモデルでは基本的にこの点には対応していません。
しかし、Danact ダナクト ゴルフ距離計は、2万円以下のモデルとしては希少は赤色表示に対応しています。
上図のような背景が暗い時、天候が悪く薄暗い時には、赤色表示は見やすさを発揮してくれます。
そもそもゴルフ場は緑色が多いため、赤色は反対色のため、黒色よりも見やすく感じる方が殆どといって良いでしょう。
レーザー距離計を使ったことがある方で、黒色表示で見にくさを実感されたことがある方は、是非、赤色表示を試してみてもらいたいです。
良い点② 外部ボタンが2つあり、使いやすい
レーザー距離計は、高機能になればなるほど、機能やメニューの選択・切替の操作が必要になります。
多くの機種は、本体上部のボタンで操作して、スコープを除きながら選択・切替を行いますが、Danact ダナクト ゴルフ距離計は、本体外部にボタンを2つ搭載していて、簡単に切り替えることができます。
赤色・黒色の表示色の切替
本体側面にある丸い黒色ボタンを押すと、スコープ内の表示を、赤色・黒色に切り替えることができます。
複雑な操作は要りませんので、明るい日で黒色を使っていて、背景が林などで暗い時だけ瞬時に赤色にするなど、ストレスなくサクサク切り替えられて便利です。
高低差機能のOn・Off
高低差機能のOn・Offは、外部スイッチを採用している機種も少なくなく、Danactでも採用しています。
▼高低差モードの切替のところ(0:44頃)から再生されます
スイッチの下にはランプがあり、高低差モードで計測している時にはランプが点灯する仕様になっていますので、第三者からも高低差モードの使用有無が分かる形になっています。
良い点③ コスパが良い
ピンサーチ機能、高低差機能、赤色表示、赤色・黒色切替が搭載されていますので、レーザー距離計として便利な機能は一通り揃っています。
それでいて価格は2万円を切っていて、低価格帯に属する値段設定になっています。
予算2万円以内で、できるだけ機能を搭載していて、ノンブランドで構わないという方は、Danact ダナクト ゴルフ距離計は、是非、検討対象に含めてもらいたい商品です。
Danact ダナクト ゴルフ距離計の気になった点
気になった点① 高低差機能は、直線距離+高低差で算出
高低差機能が搭載されていますので、起伏に富んだコースでも、打つべき目安距離が案内されます。
ただ、高低差を加味した距離の算出方法については、アルゴリズムを用いたものではなく、直線距離に高低差を足し合わせる方法で算出しています。
上記の例で言えば、このような算出になります。
156.8(直線)+20(高低差)=176.8(打つべき距離)
もともと目安距離の正確性については、議論があるところだと思いますが、あくまで簡易なものとなります。
逆に言えば、引き算すれば高低差が分かります。
目安距離だけで高低差や直線距離が表示されないモデルもありますので、その点ではDanact ゴルフ距離計は情報量が多いタイプとも言えます。
気になった点② 測定スピード
測定スピードは「0.1秒の瞬間計測」と公式サイトで謳われています。
通常計測は問題ない速さですが、ピンサーチ(フラグロック)は速度が遅くなります。
▼測定スピードに関するレビューのところ(10:07頃)から再生されます。
上記動画のザ・レビューゴルフさんもレビューされていまして、測定スピードの遅さ、特にピンサーチの時に遅さを感じると感想を述べられています。
低価格モデルのため、高価格モデルと比べた場合、どこかで差異が出てきます。DANACTで言えば、スピードということになります。
ちなみに、ブッシュネルやニコンなどの上位モデルになると、DANACTの倍以上の値段になります。機能・価格よりもスピードを重視されるという方は、予算枠を広げて他メーカーで検討される形になると思います。
Danact ダナクト ゴルフ距離計の使用者による評価
この価格帯で赤文字表示
- 手ブレ補正無しどうかなと思ったが、6倍望遠で問題ない。
- ファインダー内も十分クリア。
- やはりこの価格帯での赤文字表示、しかも輝度も十分、それでコノ価格。
視界が明るい
- サーチの時間が爆速とはいきませんが目標物を捉えにくかったりして何度も計測し直す機種よりは全然良いと思います。
- 距離もN社製品とほぼ違いはありませんでした。
- 視界が明るいのでターゲットを探しやすいです。
計測が速い
- 赤文字表示と高低差機能が付いてこの値段は非常にコスパが良いと思います。
- 手ぶれ補正が無いのが心配でしたが、計測が早いので問題無さそうです。
- 付属のケースはファスナータイプなので出し入れが少し面倒な気がしまが、ポケットに入る大きさなので、ポケットで持ち歩こうかと思っています。
赤文字/黒文字の切り替えが、凄く簡単
- 買った決めては、やはり赤文字の見易さが決めてでした!
- 赤文字/黒文字の切り替えもボタン一押しで変わるのも凄く簡単です
- ポイントを決めてからの距離表示時間も凄く早く、全くストレスがかかりません
- 直線距離、スロープを加味した距離を同時に表示(他の製品ではそれが出来ない為選択から除外)されるため距離を間違うことも無いです
距離計測のスピードはブッシュネル
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赤文字でかなり見やすい
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Danact ダナクト ゴルフ距離計の構成内容(本体・付属品)
▼Danact ダナクト ゴルフ距離計の付属品
- 本体
- 専用ハードケース
- USBケーブル
- カナビラ
- イラスト付き説明書
Danact ダナクト ゴルフ距離計のスペック
計測範囲 | 660ヤード |
ピンサーチ機能 | 〇 |
高低差計測 | 〇 |
高低差機能 使用有無の表示 | 〇計測中にランプが点灯 |
手ブレ補正 | なし |
測定精度 | ±1ヤード |
測定スピード | 0.1~0.5秒 |
電源 | 充電式 |
大きさ | 114×73×40mm |
重量 | 175g |
防水 | IP54 |
保証期間 | 1年 |
Danact ダナクト ゴルフ距離計は、2万円以下で購入できる低価格帯のレーザー距離計です。
低価格にも関わらず、ピンサーチ、連続測定、スロープ機能など、便利な機能が一通り備わっています。
測定スピードや高低差の考慮方法などで、高価格モデルとは差がありますが、価格を考えれば満足度は高い商品だと思います。
Danact ダナクト ゴルフ距離計の発売価格
Danact ダナクト ゴルフ距離計の当記事を執筆した時点での小売価格は、amazon、楽天ともに19,900円でした。
最安値は、amazon、楽天ともに公式ショップによるものなので、これ以下では販売されないようです。
どちらで購入しても公式ショップであれば最安値のため、ポイントが貯まっている・貯めている等、利用しやすいサイトで購入されると良いでしょう。
