APEXシリーズの2024年モデルの最新情報は、下記記事をご覧ください。
キャロウェイのAPEX MBアイアンの2024年モデルについて、試打・評価・製品の特徴について取り上げます。
目次
APEX MBアイアン 2024の特徴
キャロウェイのAPEXシリーズは、2014年に初代がリリースされています。
APEXはとても人気があるシリーズで、これまで、APEX(スタンダード)、APEX PRO、APEX TCB、APEX DCB、APEX MBといった色々なモデルが発売されています。
その中で、本記事で取り上げているAPEX MBアイアンは、MB(マッスルバック)という名前からも分かる通り、最もハードな位置づけのモデルです。
2015(2014年後期)にAPEX MUSCLEBACKアイアンが発売されていて、その後は、2017年にAPEX MB、2019年にAPEX MBのツアーモデル、2021年(2020年後期)にAPEX MBがリリースされていますので、2024年モデルは約3年振りのリニューアルとなります。
バックフェースにタングステンを搭載
最近のキャロウェイのアイアンに馴染みがある方は、2024年のAPEXシリーズ アイアンを見て、2021年のAPEX TCBアイアンや2020年のX-FORGED CBアイアンが頭に浮かんだ方も多いと思います。
APEX TCBやX-FORGED CBと同様に、APEX MBアイアンもバックフェースにタングステンウェイトを搭載しています。
マッスルバックと言うと、一枚物の刀のような形状が一般的ですが、異素材やパーツが徐に装着されている点は、逆に最近のキャロウェイらしさが出ています。
ロフト角はAPEX CBと同じ、ライ角・長さは全3機種で同じ
ロフト角の設定は、APEX PROと比べると1°寝ていて、APEX CBアイアンとは同じ値となっています。
7番で34°のため、ツアープロが求める高さを出すことができ、しっかり止めてピンを狙えに行ける設定です。
高さを出せる分、前方向の推進力は落ちますので、自分の力量でしっかりと飛距離を出せることが使い手には求められます。
なお、ライ角、長さはAPEX PRO・CB・MBで同じスペック値となっていますので、コンボで組み合わた時に、違和感なく構えやすいというメリットがあります。
コンパクトなヘッド、オフセットを抑えたネック
前作同様、APEX MBアイアンは、シャープでコンパクトに仕上がっています。
APEX CBアイアンと比べても、ブレード長は短く、フェースの高さは抑えられていて、特にオフセットはギリギリまで抑えられていて、クセの無いきれいなストレートネックです。
操作性が高いモデルのため、基本的にはツアープロやシングルプレーヤー向けのアイアンです。
APEX MBアイアン 2024の試打・評価
APEXアイアン 2024の3機種を比較・試打
プロゴルファー、クラブフィッター、ゴルフライターの3名が、APEXシリーズ 2024年の全機種を比較・試打されています。
以下に、APEX MBアイアンの試打・評価をまとめました。
- ソール幅はMBが一番細くて鋭利になっている。
- 一番フォージドっぽい打音がする。
- フェース高が低い分、ブレードが長く見える。
- つかまるというより、フェースを戻しやすい。
- 打音を含めて、気持ちよく打てる。
APEX MBアイアン 2024のスペック
クラブスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
4番 | 23 | 60.5 | 38.5 |
5番 | 26 | 61 | 38 |
6番 | 30 | 61.5 | 37.5 |
7番 | 34 | 62 | 37 |
8番 | 38 | 62.5 | 36.5 |
9番 | 42 | 63 | 36 |
10番 | 46 | 63.25 | 35.75 |
シャフトスペック
<Dynamic Gold MID115>
硬さ | クラブ重量 | シャフト重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|---|
S200 | 約419g(5I)、約433g(7I) | 116g | - | 中調子 |