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APEXアイアンシリーズ 2024、PRO・CB・MBの最新情報まとめ

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キャロウェイのAPEX シリーズの2024年モデルについて、PRO・CB・MBの最新情報を取り上げます。

APEXシリーズ アイアン 2024年モデルは3機種

こちらがAPEXシリーズアイアンの2024年モデルです。

前作は2021年に発売されていますので、3年振りのリニューアルということになります。

発売されるのは、APEX PRO、APEX CB、APEX MBの3機種です。

ちなみに、当記事執筆時点で、USキャロウェイの公式サイトでは情報公開されていますが、日本キャロウェイではまだ発表がありません。

  • APEX PROアイアン
    PROと名が付いていますが、3機種の中で最もヘッドが厚く、ロフトもやや立っています。
  • APEX CBアイアン
    キャビティバック(CB)形状が控えめながらも採用されていて、少しだけ寛容性を備えています。
  • APEX MBアイアン
    マッスルバック(MB)形状で、ネック、ブレード、ソールがシャープで、最もアスリート向けのモデルです。

APEXアイアン 2024 PRO・CB・MBの3機種の形状の違いを比較

APEXアイアン 2024のPRO・CB・MBの3機種について、ヘッド形状の違いをまとめました。

ネック形状の違い

※左から、PRO、CB、MB

右のMBが最もストレートネック、CB、PROと左に行くにつれ、ほんのりとですがグースが入っています。

並べて見るとネック形状に違いはありますが、それでもPRO単体で見れば、ほぼストレートネックに見えます。

3機種の違いを敢えて述べると、PROがつかまりが良いという表現になってしまいますが、その違いは”わずか”にという程度で捉えておくべきでしょう。

フェース形状の違い

※左から、PRO、CB、MB

フェース形状はPRO、CBは高さがありますが、MBは高さが抑えられています。

加えて、トゥ高の位置がCBではかなりトゥ先によった形状となっていて、フェース面の小ささとシビアな印象を感じさせます。

ソール形状の違い

※左から、PRO、CB、MB

ソール形状は、かなりはっきりとした違いが見られまして、CBやMBと比べると、PROはソールの厚みは持たせた形状になっています。

ソールに厚みがあることで、寛容性、球の上がりやすさが向上し、さらにダフリが出にくいという効果があります。

ただ、APEXシリーズのアイアンで想定されるゴルファーとしては、ダフリが出やすい方は少ないと思いますので、寛容性と球の上がりやすさが実質的な働きとなります。

APEXアイアン 2024 PRO・CB・MBの3機種の特徴の違いを比較

構造・テクノロジーの違い

モデル PRO CB MB
製法 鍛造 鍛造 鍛造
形状 中空構造 キャビティバック マッスルバック
ヘッド形状 モダン コンパクト コンパクト
ウレタンマイクロスフィア
オフセット 少ない 僅か 極僅か
ブレード 薄い 極めて薄い 極めて薄い
ソール幅 薄い より薄い 極めて薄い

CB、MBは鍛造のキャビティー、マッスルバックですが、PROは中空構造が採用されています。

PROは中空構造のため、飛距離性能と寛容性が高くなりますが、フィーリングの面では鍛造のキャビディーやマッスルより劣ります。その分、中空内部にはウレタン・マイクロスフィアが搭載され、無駄な振動を抑えてマイルドな打感を産み出しています。

とは言え、フィーリングを重視される方にとっては、素材と製法の生み出すピュアな打感を持つCB、MBがオススメとなります。

弾道の違い

モデル PRO CB MB
ロフト角(7I) 33° 34° 34°
打出し ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆
スピン ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆
操作性 ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
寛容性 ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆

弾道の違いについては、モデル名やヘッド形状からも推測可能な通り、PROはより寛容性と直進性が備わっていて、CBとMBは操作性が備わっています。

クラブからのお助け感がある順に並べると、PRO > CB > MBとなります。

逆に、よりシビアな反応や意図した弾道を求める方にとっては、MB>CB>PROという順番になります。

APEXアイアン 2024 PRO・CB・MBの打ち比べ比較による試打・評価

APEXアイアン 2024年モデルの3機種を打ち比べして、特徴を解説・評価しています。

試打者はプロゴルファーとアマチュア2名、試打クラブは全モデルの7番アイアンです。

APEX PROアイアン 2024の特徴

デザイン

特徴

APEX PROアイアンは、3機種の中で唯一中空構造が採用されています。

中空内部には、キャロウェイの中空アイアンでお馴染みのウレタン・マイクロスフィア搭載されていますので、余分な振動を抑えてマイルドな打感を産み出してくれます。

7番のロフト角は、PROのみ1°立った33°で、中空構造と相まって飛距離性能・寛容性を最も備えています。

対象ゴルファー

  • 中~上級者
  • アスリート向けアイアンの中でも、飛距離性能・寛容性をクラブに少し頼りたい方
  • 中空+制振材による打感が気にならない方

スペック

番手 ロフト角 ライ角 長さ
4番 22 60.5 38.5
5番 25 61 38
6番 29 61.5 37.5
7番 33 62 37
8番 37 62.5 36.5
9番 41 63 36
PW 45 63.25 35.75

APEX CBアイアン 2024の特徴

デザイン

特徴

APEX CBアイアンは、軟鉄鍛造のツアーキャビディアイアンです。キャビティといっても、外周のはっきりとした分厚さはなく、ほんのりと厚みがある程度です。

7番のロフト角はMBと同じ34°で、かなりフェースは寝ていますので、しっかり高さを出して狙いに行きたい方向けのアイアンです。

MBと比べると、キャビティ形状の分だけ、ソールのしっかり感があり、寛容性が備わっています。

対象ゴルファー

  • 上級者
  • 打感・顔つきに拘る方
  • ピーキー過ぎず、少しだけクラブに寛容性を求める方

スペック

番手 ロフト角 ライ角 長さ
4番 23 60.5 38.5
5番 26 61 38
6番 30 61.5 37.5
7番 34 62 37
8番 38 62.5 36.5
9番 42 63 36
PW 46 63.25 35.75

APEX MBアイアン 2024の特徴

デザイン

特徴

APEX MBアイアンは、軟鉄鍛造のマッスルバックアイアンです。

マッスルバックというと、余計な装着物の無いシルバーのキレイなブレードを想像しますが、APEXシリーズの2024年モデルは、3機種で共通してバックフェースにプレートが装着されています。

7番のロフト角はCBと同じ34°で、かなりフェースは寝ていますので、こちらもしっかり高さを出して狙いに行きたい方向けのアイアンです。

CBと比べると、キャビティ形状がなく、ネックもさらにストレートで、ヘッドを差し出した通りの弾道が出やすいアイアンです。

その分、お助け感は最も低いため、ミスに対する寛容さを求める方には適していません。

対象ゴルファー

  • 上級者
  • 打感・顔つきに拘る方
  • クラブの反応性を重視する方
  • ヘッドを操った通りの弾道を求める方

スペック

番手 ロフト角 ライ角 長さ
4番 23 60.5 38.5
5番 26 61 38
6番 30 61.5 37.5
7番 34 62 37
8番 38 62.5 36.5
9番 42 63 36
PW 46 63.25 35.75

APEXアイアン 2024 PRO・CB・MBの発売日・発売価格

2024年 APEXシリーズアイアンの発売日は、APEX PROアイアンが2023年9月29日、APEX CBアイアンとAPEXMBアイアンが2023年9月22日です。

<APEX PROアイアン>

  • Dynamic Gold MID115
    単品(4):¥31,900
    6本セット(5-9,PW):¥191,400
  • N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
    単品(4):¥31,900
    6本セット(5~9、PW):¥191,400

<APEX CBアイアン>

  • Dynamic Gold MID115
    単品(4):¥31,900
    6本セット(5~10):¥191,400

<APEX MBアイアン>

  • Dynamic Gold MID115
    単品(4):¥29,700
    6本セット(5~10):¥178,200
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