2019年が折り返し地点を迎えた今、ニューモデルを振り返ってみると、テーラーメイドのM5ドライバーを推す声がジワジワと増え、現時点でNO.1ドライバーではないかと筆者は感じています。
そんなM5ドライバーについて、ゴルフ関係者の評価等を振り返り、M5ドライバーの魅力について整理してみました。M5ドライバーを検討されている方は、参考にしてみてください。
目次
発売当初はM6の評価が高かった
2018年はM3・M4ドライバー、2019年はM5・M6ドライバーが発売されていて、M3、M5が上級者向け、M4、M6がアベレージ向けと言われています。
リリースされて間もない頃は、M6を評価する声がかなり多く聞かれました。つかまりが良い、球が上がる、直進性が高い、という初心者でも扱えそうなぐらいの評価です。
実は、これには一つ大きな理由がありまして、前作のM4ドライバーはバカ売れしたものの、ボールのつかまりが悪く、アベレージゴルファーには使いづらいとの評価が多くありました。しかし、今回のM6はアベレージゴルファーや初~中級者が好む特徴を全て持っているため、相対的に評価が良くなっていました。
上の動画でも、発売当初は、M4の悪い点が改善されているため、M6の評価がとても高いです。
ここへ来て、M5ドライバーを押す声が増えている!
キャロウェイのEPIC FLASH、PINGのG410、コブラのKING F9など、一通りニューモデルが出そろったところで、今度はメーカー間のモデル比較が始まります。本来、こちらの評価の方が重要です。
そもそも、同一メーカーの異なるモデルは比較するものではありません。もちろん、M5とM6の比較、EPICFLASHのスターとサブゼロの比較は、特徴の違いを語る上では意味がありますし、ゴルファーの関心も強いところです。しかし、M5とM6ではターゲットゴルファーが違いますので、どちらが良いかという比較をするものではありません。
どのモデルが優れているかは、メーカー各社のモデルが出そろって初めて明らかになります。
3upClubさんでも、メーカー各社のドライバーが出そろったところで、改めて2019年ドライバーのベストバイについて語ると、M5ドライバーの評価が上がっていて、M6ドライバーはおすすめ3本に登場しません。
ちなみに、日本ではあまり人気が出ていないコブラのKING F9の評価が高いのも注目点です。
M5ドライバーが高評価な理由
クラブがやさしくなっている
スリクソンのZシリーズ、ブリヂストンのTOUR Bの最上位モデルが廃止され、最近の上級者向けクラブは、やさしくなっている傾向にあります。タイトリストが91系を廃止してTSシリーズをスタートしたのも良い例です。
そして、同時リリースするアベレージ向け・上級者向けの2タイプの差も、年々、無くなってきてきます。例えば、スリクソンのZ585とZ785、タイトリストのTS2、TS3は、ヘッドサイズに差がなくなり、全て460ccとなっています。
以前は、上級者向けを扱える人が少なかったのですが、現在は、中・上級者が扱えるぐらい、やさしくなっています。そのため、以前のM1、M3ドライバーより、M5ドライバーがやさしく使いやすくなっているため、押す声が増えています。
実際にプロも多く利用している
最近のプロもキャロウェイでサブゼロを使わないゴルファーがいる等、やさしい方のモデルを選択するケースが増えてきました。実際、前作のM3、M4では、M4を選択するプロもいました。
しかし、今作のM5、M6では、M5が断然人気となっています。M5ドライバーの総合力と評価の高さを表していると言って良いでしょう。
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