タイトリストから発売の新ブランド、TSドライバーについて、TS1、TS2、TS3、TS4の特徴を取り上げます。
タイトリスト TSドライバー
タイトリストから2018年後期に新たに誕生したTSドライバー。TS2、TS3ドライバーに加え、2019年に入ってからTS1、TS4ドライバーが発売され全モデルが出揃った形になりました。
TS1~4モデルの特徴
モデル | TS1 | TS2 | TS3 | TS4 |
---|---|---|---|---|
弾道 | 高弾道 | 高弾道 | 中弾道 | 中弾道 |
スピン量 | 普通 | 低スピン | 低スピン | 超低スピン |
ヘッドサイズ | 460cc | 460cc | 460cc | 430cc |
ロフト角 | 9.5、10.5、12.5° | 8.5、9.5、10.5、11.5° | 8.5、9.5、10.5° | 8.5、9.5、10.5° |
ライ角 | 58.5° | 58.5° | 58.5° | 58.5° |
ヘッド形状 | シャロー・丸形 | シャロー | 洋ナシ | 洋ナシ |
タイトリストのドライバーは、モデル名の最後の数字が難易度を表しています。1が最もやさしく、2、3、4と数字が上がるにつれ難しくなっています。
最も難しいTS4ドライバーは、ツアープロ向けのためカスタムモデルとなっています。
TS1ドライバーは275gの軽量モデルで、ヘッドスピード42m/s前後のゴルファー向け!
TS2、TS3ドライバーは300gを超えますが、TS1ドライバーは275gの軽量モデルとなっていて、ヘッドスピードが42m/s前後のゴルファーに適しています。
275gというと、ゼクシオ10、Mグローレ、PHYZドライバーと同じぐらいの軽さとなっていて、これまでタイトリストに手が出なかったヘッドスピードが速くないゴルファーも扱いやすいモデルとなっています。

TS2ドライバーは適度なやさしさで、高弾道・低スピン弾道で飛ばせる中級者向けモデル
917D2ではウェイト調整機能が搭載されていましたが、TS2では搭載されていません。ウェイトはTS1ドライバーと同様にソール後方に固定されています。珍しい高弾道の低スピンモデルで、917D2よりもやさしくなっていますので、中級者が扱いやすいドライバーです。

TS3ドライバーは低スピンの強い弾道で飛ばせる中~上級者向けモデル
TSシリーズの中で唯一ヘッドを横に貫通するウェイト調整機能が搭載されています。ドロー・フェードの調整が可能で、自分好みの弾道を選択することができます。なお、これまで「D3」を使ったいたゴルファーとしては、ヘッド形状は洋ナシですがヘッド体積がここ数年の440ccから460ccとなっている点は事前に知っておきたい点です。

TS4ドライバーは、430ccの小ぶりヘッドで操作性の高いモデル!
TS4ドライバーは430ccの小ぶりなヘッドで、ツアープロ向けの操作性が高いモデルです。ソールの前方にウェイトが搭載されていますので、スピン量が抑えられ、低く強い弾道で飛ばすことができます。反面、ミスへの許容性は最も低いため、打点がバラつかない上級者向けのモデルです。

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