キャロウェイのELYTE チタニウム フェアウェイウッドについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
ELYTE チタニウム フェアウェイウッドの特徴
特徴① ◆◆◆より少しやさしいフルチタンモデル
*出典:callaway
ELYTEシリーズのフェアウェイウッドは前作の4種類から5種類に増えています。追加されたクラブがELYTE チタニウム フェアウェイウッドで、フルチタンヘッドなのが従来の4機種と大きく異なる点です。
ヘッド特性の位置づけとしては、ややアスリート向けで、スタンダードと◆◆◆の間に位置します。
スタンダードタイプでは球が少し吹けてしまい、つかまってしまう方、反対に◆◆◆では浮き切らない、右に滑りやすい方に適しています。
特徴② ディープで低スピンの強弾道
ヘッド形状も◆◆◆よりで、ソールがラウンドしていて様々なライに対応しやすく、ディープで低スピンの強い球が出やすくなっています。
拾い上げて高弾道で浮き上がらせたい方にとっては、真逆のタイプとなります。
価格はこのモデルのみ88,000円と高額で、その他のELYTEシリーズのフェアウェイウッドと比べると約2万円ほど高いです。その分、良い素材が使われていますので、打感もアスリート好みで秀逸です。
特徴③ 弾道のカスタマイズ性能が最も優れている
ELYTEシリーズのフェアウェイウッドで、スクリューウェイトを搭載しているのはELYTE チタニウム フェアウェイウッドとELYTE ◆◆◆ フェアウェイウッドの2機種です。
そして、ウェイトを2つ搭載しているのはELYTE チタニウム フェアウェイウッドのみです。
前方ウェイトは6g、後方ウェイトは10gとなっていて、重量に差がありますので、前後のウェイトを入れ替えることで、スピン量・打ち出し高さを抑えることができます。
また、可変スリーブ(アジャスタブルホーゼル)も搭載されていて、このモデルのみ5番にも搭載されています(他モデルは3番、3HLのみ)。
ウェイト調整、ロフト・ライ調整を組み合わせることで、幅広い弾道のカスタマイズが可能なのも、他のモデルには無い大きなメリットです。
ELYTE チタニウム フェアウェイウッドの試打・評価
試打ラボしだるTVにて、プロ・クラフトマンが、ELYTE チタニウム フェアウェイウッドを試打されています。試打クラブは、ヘッドが5番18°、シャフトが純正TENSEI GREEN 60 for Callaway Sです。
- 球に吸い付く感じがとても心地良い。打音も響かなくて、手に入る感触が良い。
- ◆◆◆と比べると、構えた時に開いて見える。球は上がってつかまる。
- 対象ゴルファーは、どちらかというとアスリートゴルファー。男子のツアープロというより、女子プロが使いそう。
- ディープフェースが苦手な人、つかまりが欲しい人は、ELYTE X、ELYTE MAX FASTの方が良い。
ELYTE チタニウム フェアウェイウッドのスペック
クラブスペック
番手 | 3番 | 5番 |
---|---|---|
ロフト角 | 15 | 18 |
ライ角 | 58.5 | 59 |
長さ | 43 | 42.5 |
ヘッド体積 | 170 | 149 |
ウェイトは前方が6g、後方が10gです。
シャフトスペック
シャフト | 硬さ | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|---|
TENSEI GREEN 60 for Callaway | S | 64g | 4.4 | 中 |
〃 | SR | 61g | 4.7 | 中 |
ELYTE チタニウム フェアウェイウッドの発売日・発売価格
ELYTE チタニウム フェアウェイウッドの発売日は、2025年3月7日です。発売価格はTENSEI GREEN 60 for Callawayで88,000円です。