キャロウェイの「QUANTUM」ドライバーが、適合リストに掲載されました。
これまで2026年モデルとして噂されていましたが、より確かな情報に近づきました。
QUANTUM 適合リスト掲載ドライバー

*出典:USGA
キャロウェイの2026年モデル「QUANTUM」が、USGAの適合リストに掲載されました。
このリストに掲載される内容は、メーカーからの提供情報によりますので、間接的ではありますが、メーカーから発せられた情報ということになります。
掲載されたモデルは以下の4種類です。
- QUANTUM TD-TD
- QUANTUM MAX D
- QUANTUM MAX(TD)
- QUANTUM(TD)
前年のELYTEからは名称が完全に変わっていますので、全く新たなモデルということになります。
ちなみに、TDはツアー仕様を意味するトリプルダイアモンドを表していますので、今回掲載されたモデルは、プロパーモデルというよりはツアーテスト用である可能性が高いです。
恐らくここに、QUANTUM MAX、QUANTUM MAX FASTが加わって、MAX D、TDを含めた4種がプロパーモデルになるのではないかと思われます。
実機映像がSNSで拡散
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こちらは海外のゴルフギア系アカウントによるインスタグラムへの投稿です。
適合リスト掲載前から確認されていましたが、SNSでの発信情報ゆえに信憑性が問われていました。今回、正式に適合リストへ掲載されたことで、存在することが確実となりました。
商標出願から見える発売時期
米国特許商標庁(USPTO)のデータベースでは、「QUANTUM」が2025年9月9日の日付でキャロウェイによって出願されています。
区分もゴルフクラブ、ゴルフクラブのヘッドカバーが指定されていますので、ますます新作ドライバーではという期待が高まります。
QUANTUMという名称の意味
「QUANTUM」は物理学で使われる「量子」を意味する言葉で、新シリーズとしてどのような意味が込められているか、想像が難しいところです。
ただ、少なくともELYTEシリーズが1代限りで終わったことを踏まえると、QUANTUMは完全に新しいコンセプトで設計された次世代モデルである可能性が高く、キャロウェイの設計思想が大きく転換されたことを示していると思われます。
他社の動向と比較
SNSに寄せられたコメントでは、テーラーメイドと似ているという内容が多く見受けられます。
実際、ソール中央のキールデザインっぽい突起構造は、SIMの特徴で今尚テーラーメイドで継承され続けているイナーシャを思わせます。
その意味からすると、深重心に加えて、空力効果を備えた構造の可能性が考えられます。
まとめ
キャロウェイのQUANTUMについて、取り上げました。
この時期にSNSで映像が確認されたこと、そして、商標でも同名が確認されていることからして、2026年モデルである可能性は高そうです。

