≫ inpres UD+2 2021ドライバー(3代目)の試打・評価・感想の最新情報まとめ
ヤマハから2018年後期に発売されているinpres UD+2ドライバー。前作が発売されたのが2016年、”2番手上の飛び”というゴルファーには何とも魅力的なコンセプトのインプレスUD+2は、ドライバー、アイアン共に人気のモデルとなりました。
2年を経て発売されたニューモデルの特徴について、試打の感想などを織り交ぜながら紹介します。
前作のヤマハ inpres UD+2 ドライバー 2017の試打・評価・感想
目次
最大の特徴は大きな重心角による、つかまりの良さ!
前作と同じく、inpresUD+2ドライバーの特徴として一番に取り上げたいのは重心角です。今回のニューモデルでも思い切った設計は踏襲されていて、重心角は33°となっています。
出典:http://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_driver.html
日本の殆どのゴルファーがスライサーだとも言われていますので、極端な設計でありながらも、かなりのゴルファーがターゲットとなります。
有村智恵プロによるinpres UD+2ドライバー 2019の試打・評価・感想
・アドレスした時に安心して使えそうな顔をしている。 ・つかまる。右に曲がらず前に前に行く。 ・フェースに乗ってる感じがする。 ・つかまりながら、真っすぐ飛ぶ。
ソール一体型ウェイトは、ヘッド重量の20%を占める
今作もソール一体型ウェイトが採用されており、ウェイト重量がヘッド全体の20%を占めています。重さとしては37gになりますので、ねじ式のものと比べてもかなりのウェイト感があります。
前者の重心角と相まって、徹底的な低重心・深重心となっており、ボールのつかまりがよく、上がりやすくなっています。
全力試打!ギア王 inpres UD+2ドライバー 2019の試打・評価・感想
・丸顔で大きさを感じずに構えられる。 ・弾道は初速が速く、直線的に飛んでいく。 ・吹き上がることもなく、スライスが出ない。 ・クラブ重量が軽いため、最後まで振り抜ける。
スイング回転半径を大きくする工夫が採用されている
ここまでは2017年モデルでも搭載されているテクノロジーですが、今回、新しい点として、グース気味な構造となっています。フェースの中心位置を外側(トゥ側)にずらすことで、スイング半径が大きくなり、スピードアップにつながるという仕組みです。
派手さはありませんが、着眼点が日本メーカーらしく、飛距離アップにとことん拘っている姿勢が感じられます。
ゴルフ5スタッフによるinpres UD+2ドライバー 2019の試打・評価・感想
・深重心でつかまりが良い。 ・ストロングロフトになっているので、球が上がり過ぎずにスライスが抑えられる。 ・球が前に前に飛ぶ。
inpres UD+2ドライバー 2019のスペック
ヘッド体積はルール限界の460cc、ロフトは9.5°と10.5°を選ぶことができます。ライ角も61°と大きめですので、この点もつかまりの良さに寄与してくれそうです。
クラブ重量はスペックによりますが280g前後と軽い部類に入りますので、スライサー、スイングスピードが速くない、飛距離が伸びない、というゴルファーには、是非、試打してみたいドライバーです。
前作のヤマハ inpres UD+2 ドライバー 2017の試打・評価・感想