ドライバーでどれぐらい飛距離が出るのか?
これはゴルフをしている上で、常に気になるところで、プロの飛距離についても関心が集まります。
そして、飛ばし屋と呼ばれるプロ達が、実際のどのドライバーを使っているのかも気になるところです。
本記事では、2019年に飛距離ベスト10に入った日本人男子プロゴルファーについて、どのメーカーのどのモデルを使っていたか紹介します。
目次
第1位 幡地隆寛 315.30ヤード
幡地隆寛プロは、テーラーメイドのM5ドライバーを使用しています。
M5ドライバーのウェイトポジションは、実際に握っている画像を確認すると、センターの縦のレールの前と後ろに分けています。
キャロウェイのサブゼロと同じ設定になっていますので、慣性モーメントを保ちながら、重心を浅くして、低スピン・低弾道にしています。
昨日ドライビングコンテストにも出場していた幡地隆寛プロもスタート。現在イーブンパーでトップとは10打差。23位タイから上位進出を狙います! #幡地隆寛 #トップ杯東海クラシック pic.twitter.com/Loz3lrJguD
— トップ杯東海クラシック (@tctc_golf) October 6, 2019
ツアープロの間でも、ウェイトの1つをヒール寄りにしたドローバイアスが多く見受けられますが、さすがに飛ばし屋だけあって、つかまり過ぎを抑えて左に行かない設定になっています。
第2位 池村寛世 303.52ヤード
池村寛世プロもテーラーメイドのM5ドライバーを使用しています。
ウェイトは、タイガーウッズと同じで、縦方向は後ろに下げたハイ、左右方向はヒール寄りのドローにした設定となっています。
≫ M5ドライバーのウェイト調整機能、リバースTトラックについて徹底解説【調整例の基本5種+おすすめ2種】
M5ドライバーは低スピン、中弾道で、アスリート向けにしてはややつかまり感もあり、中・上級者から「やさしさ」もあると評価されています。
第3位 永野竜太郎 301.60ヤード
永野竜太郎プロは、PINGのG410 PLUSドライバーを使用しています。
これ以前はG400 LSTドライバーを使用していましたので、G410でもLSTが追加投入され、こちらの変更している可能性はあります。
第4位 中里光之介 301.26ヤード
中里光之介プロはキャロウェイのEPIC FLASHサブゼロを使用しています。
飛距離が出るドライバーと言えば、キャロウェイのサブゼロは必ず登場すると言って良いでしょう。
小ぶりなヘッドから繰り出される低スピンで高さを抑えたライナー性の弾道は、ハードヒッターから強い支持を受けています。
第5位 石川遼 300.92ヤード
石川遼プロも先ほどの中里光之介プロと同様にEPIC FLASHのサブゼロを使用しています。
ツアーバージョンのトリプルダイヤモンドを使用していまして、ヘッドサイズは450ccとやや小ぶりで、フェードバイアス仕様のハードヒッター向けモデルです。
≫ EPIC FLASH Sub Zero ドライバー ◆◆◆トリプルダイヤモンドの試打・評価・感想
EPIC FLASHサブゼロのツアーバージョンは、ダブルダイヤモンドと取りプロダイヤモンドの2種類あり、どちらも上級者に好まれています。
まとめ
日本人の国内男子プロで、飛距離ランキング上位5名が使用しているドライバーを取り上げました。
テーラーメイドのM5ドライバーが2人、キャロウェイのEPIC FLASHサブゼロドライバーが2人、PINGのG410 PLUSドライバーが1人となりまして、外ブラの人気モデル3本がきれいに登場した形となりました。
M5とG410 PLUSは、中級者にも扱いやすいことから、非常に評価が高いモデルです。