テーラーメイドから発売のグローレGドライバーについて、試打した感想と評価について商品の特徴を交えながら取り上げます。
目次
グローレGドライバーの特徴
テーラーメイドのグローレシリーズは、2012年に誕生したシニア向けのプレミアムラインです。グローレG ドライバーは2015年にリリースされている軽量なドロー仕様モデルで、ヘッドスピードが落ちて来た方、スライサーが扱いやすいモデルです。
こんなゴルファーにおすすめ!
- スライスを抑えたい
- 軽いクラブで楽に振りたい
クラブ重量263gの軽量ドライバー
グローレGドライバーの特徴として、まず触れておくべき点はその軽さです。
クラブ重量は260g台に仕上げられていますので、クラブの重さが気になり始めた方は、軽いクラブを使うことで18ホールを楽に回ることができます。
フレックス | R | SR | S |
---|---|---|---|
グローレGドライバーのクラブ重量 | 263g | 264g | 268g |
どれぐらい軽いかというと、同時期のXXIOゼクシオのレギュラーモデルであるゼクシオ8ドライバーがRスペックで272gですから、9gの差があります。
体力の低下によりクラブが重いと感じる方は、軽いクラブを使うことでヘッドスピードが上がり、飛距離が伸びる可能性があります。
ドローウェイトによるドローバイアス
グローレGドライバーは、スライスが出にくくなるようドローバイアス設計が2つ搭載されています。
その一つがドローウェイトです。
ヒール寄りの最適位置に13gのウェイトが搭載されることで、重心距離が短く設定されていて、ボールのつかまりがよくなっています。
ドローフェイスによるドローバイアス
グローレGドライバーのフェースは、肉厚部分がトゥ側に寄せられたドローフェイスが搭載されています。
スクエアに捉えた場合、ヒール側の撓みによりドロー回転が加わり、オープンに捉えた場合、サイドスピンが抑えられます。
ウェイトとフェース(偏肉)の二つのドローバイアスが搭載されていますので、スライスに悩むゴルファーに適したモデルとなっています。
大型のスピードポケットがミスヒットを許容してくれる
グローレGドライバーには、横からでもはっきりと分かる大型のスピードポケットが搭載されています。
打点がブレてもボールスピードのロスを抑えてくれますので、飛距離が安定しやすくなっています。
フックフェースでつかまりが良い
アドレスすると、フックフェースになりますので、右へのミスが出にくくなっています。
スライスに悩む方は、構えた時の安心感もプラスに作用してくれると思います。
グローレGドライバーの試打・評価
グローレGドライバーの試打・解説
- シャローフェースで球が上がりやすい。
- ホワイトクラウンに黒い塗装があり、真っすぐバックスイングしやすくなっている。
- 弾道は、高弾道でドローボールがでる。
- 打感は柔らかい。
メーカー担当者がグローレGドライバーを解説
- グローレGドライバーは、ゴルフを楽しもうというゴルファー向け。
- グローレFとの違いとしては、グローレGはボールのつかまりが良いのが特徴。
- やさしく、高弾道で、つかまえて飛ばせる。
- グローレGとグローレFで、どちらが飛ぶというものではない。
グローレGドライバーを青木功が解説
- グローレFはパワーを活かせるクラブ。グローレGはやさしく飛ばせる。
- 自然にヘッドがターンしてくれる。
- グローレFよりも打感が柔らかく、つかまえてくれる。しっかりくいついて、押してくれる。
グローレGドライバーのスペック
- ロフト角(°):10.5/11.5
- ライ角(°):60
- ヘッド体積(cc):460
- クラブ長さ(in):45.75(GL5000)
- フレックス:S/SR/R