ゴルフ用のGPS距離測定器でシンプルな音声案内が特徴のボイスキャディ VC300Aについて、使い方・特徴・評価を取り上げます。
ボイスキャディ VC300Aの特徴
VC300Aは、ボイスキャディシリーズから発売の音声タイプのゴルフ用GPS距離測定器です。
従来モデルにVC300SEがありますが、VC300Aはスロープ機能が搭載されていますので、起伏が多い日本のゴルフ場に適しています。
ボイスキャディのVC300Aについて、機能面・操作面の特徴を見ていきましょう。
特徴① ゴルフ場やコースを自動で検出!
ゴルフ場のコースに出てVC300Aの電源を入れると、現在地からGPSで該当するゴルフ場とコースを自動的に検出してくれます。
▼ゴルフ場で実際にVC300Aを起動している様子です。
検出後は、現在地からグリーンセンターまでの距離測定を、瞬時にGPSで行ってくれます。
特徴② 国内コースのカバー率100%、世界40,000コース以上
VC300Aは、ゴルフ場のデータが豊富で、国内コースカバー率は公式サイトで100%と記されています。
実際に収録コースはコチラのページで調べることができまして、当記事執筆時点でのゴルフ場の件数は2411件でしたので、件数からも日本のゴルフ場はカバーされていると考えて良さそうです。
特徴③ 基本操作は本体クリックのみで、超簡単!
基本的な操作は、本体前面をクリックするだけです。恐らく、これ以上に簡単な操作方法は無いのではないかと思うぐらい、簡単です。
クリックは、①クリック、②ダブルクリック(2回クリック)、③長押しの3種類です。
クリック | グリーン中央までの距離を音声案内してくれる。 |
ダブルクリック | グリーンの前・後までの距離を音声案内してくれる。 |
長押し | ショットした地点で1回目の長押しをすると、距離測定を開始し、ボール落下地点で2回目の長押しをすると、飛距離を音声案内してくれる。 |
▼こちらの動画(4:23から再生)で実際の音声案内を聞くことができます。
グリーンが2つある場合は、右グリーン・左グリーンの両方の距離を案内してくれます。
特徴④ スロープ(高低差)機能を搭載
VC300Aは、スロープ機能が搭載されていますので、直線距離ではなく、高低差を考慮した距離が案内されます。
日本のゴルフ場は丘陵コースが多いため、起伏に富んでいるのが特徴です。国内での使用をメインに考えられている場合、スロープ機能は活用されることをおすすめします。
高低差機能があると競技で使えないケースがありますが、ボタンを長押ししたまま裏の電源ボタンを押すと、高低差機能をOFFにすることができます。
特徴⑤ ウェアラブルで邪魔にならない
VC300Aは、背面がクリップ式になっていますので、キャップのつばや側面、ニット帽の縁、または、ズボンやベルトに挟んでおくことができます。
特におすすめは帽子のつばです。グリーンセンターまでの距離を聞く際に、ボタンを押す操作もしやすいですし、耳に近く聞き取りやすいです。
ボイスキャディ VC300Aの使用者による感想・評価
ボイスキャディ製品はすべての製品が音声案内があるわけではありません!VC170とVC300Aは音声タイプです!
— greenblue (@greenbluegolf) December 3, 2018
ボイスキャディ VC300Aのスペック
大きさ | 45×45×12mm |
重量 | 24g |
言語 | 日本語、英語、中国語、韓国語 ドイツ語、フランス語、スペイン語 イタリア語、スウェーデン語 |
収録ゴルフコース | 全世界のゴルフコース(一部コースを除く) |
誤差範囲 | 3~5ヤード |
電源 | USB 2.0充電式 |
稼働時間 | 9時間 |
充電時間 | 2時間 |
高低差情報があるゴルフコースでは、高低差を想定した距離が案内されます。
▼VC300Aの公式動画です。
ボイスキャディ VC300Aの発売価格
ボイスキャディ VC300Aの定価は15,180円(税込み)です。
当記事を執筆した時点での小売価格は、amazonでは最安値が14,700円、楽天では13,200円でした。
メーカーによっては定価販売だけの商品もありますが、VC300Aは、色々なショップが取り扱っているため、サイトによって価格差があります。
楽天とamazonの両方をチェックされてから、条件が良い方を確認されることをおすすめします。
