ゴルフ用の距離測定器・GPSナビとして人気のあるガーミン Approach S20Jについて、使い方・特徴・評価について取り上げます。
ガーミン Approach S20J
ガーミン Approach S20Jは腕時計型のGPSゴルフナビです。
このタイプのウェアラブル端末は、腕にはめたままプレイできますので、ラウンド中にバッグから出し入れすることがなく、とても気軽に使うことができます。
GPSナビの中でもコスパとデザインの良さで人気のガーミン Approach S20Jについて、商品の特徴、使い方、感想など、細かく見ていきましょう。
特徴① GPSでゴルフ場・コースを自動で検知!
▼実際にゴルフ場で操作開始するところ(2:06)から再生されます。
GPSが搭載されていますので、スタート前に「ラウンド開始」を選択すると、ゴルフ場・コース・ホールが自動で検知されます。GPSゴルフナビは、操作方法が簡単なところも人気の理由の1つです。
ゴルフ場データも充実していて、全世界約40,000コース以上、国内もほぼ全てのゴルフ場がカバーされています。
特徴② ショットを自動で感知!スコアも記録できる!
▼ショットを記録するところ(3:24)から再生されます。
ガーミンアプローチS20Jは、ショットを自動で感知してくれますので、スコアをを簡単に記録することができます。
ショットの後には使用クラブが自動で選択されますので、異なる場合はボタン操作で番手を変更します。ちなみに、上の動画では、残り距離130ヤードで使用したクラブとして8番アイアンが自動選択されていて、実際と合っていたようです。
次のショット地点に移動し「ショット記録」を選択すると、先程のショットの飛距離が計測・記録されます。
▼PCに繋いでショット軌跡を表示するところ(6:43)から再生されます。
そして、記録されたスコアデータには位置情報も記録されていますので、後からコースレイアウト上でショット軌跡を確認することができます。
プレーを振り返えるなど、ラウンド後にも楽しむことができます。
特徴③ コース情報は3つのモードで見れる
コースに関する情報は3種類あり、左から「ホール情報とグリーンビュー」、「ハザード情報」、「レイアップ情報」です。なお、ハザードとレイアップはパー4・パー5のホールで見ることができます。
ホール情報とグリーンビュー
ホール情報とグリーンビューでは、左側にグリーン中央、奥、手前までの距離が表示されます。グリーン奥はレーザー距離計では測りにくいことがありますので、GPSゴルフナビならではの強みです。
ハザード情報
ハザード情報では、ハザードの種類、手前・奥までの距離、大凡の位置が表示されます。位置については、画面右側の部分に表示され、⑥のフェアウェイの中心線に対してどのあたりにあるかが表示されます。
レイアップ情報
レイアップ情報では、50ヤード刻みでのレイアップまでの距離、そして、最も角度があるドッグレッグポイントまでの距離が表示されます。
コース戦略を立てたり、より最適なクラブを選択する際に役立ちます。
特徴④ スタイリッシュなデザインが人気、カラーも2種類
ガーミンのGPSゴルフナビは、S20Jより上位モデルが幾つかありますが、洗練されたデザインが人気です。カラーもブラックとホワイトがあり、どちらもスタイリッシュで、腕にはめた時の格好良さがイメージしやすいです。
上位モデルのS62、S40は、丸型ディスプレイのカラータッチパネルですが、S20Jは横のボタンで操作する形となっています。
タッチパネルとボタン操作のどちらが使いやすいかは、好みが分かれるところです。タッチパネルに興味がある方は、S62、S40を検討してみてください。
≫ ガーミン Approach S62を徹底解説!発売日・価格・特徴・評価まとめ
≫ ガーミン Approach S40を徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ
特徴⑤ バッテリー稼働時間が長い
ガーミンアプローチ S20Jは、GPSモード、そして、時計モードでの稼働時間が長い点が特徴です。
GPSモードでは最大15時間、そして、時計モードでは最大8週間の稼働となっています。前日にしっかり充電していれば、1日に2ラウンドでも安心して使えますし、何より時計モードの稼働時間が非常に長いため、ゴルフ場に行く前と後も、そのまま時計として安心して使えそうです。
ガーミン Approach S20Jの使用者による感想・評価
腕時計型のガーミンS20J面白い。
下の図はここ最近の10ラウンドの平均。・パーオン率
・どこに外してるかこの2つが一目でわかる。
僕の場合70台を出したラウンドでは、パーオン率が50以上なので、それを目指す。
アイアンの当たりが薄くて手前に外す事が多いので、そこを改善したい😅 pic.twitter.com/IyXNERONz6
— リョータ@ベスト76のアマゴルファー (@nakanoteg) February 29, 2020
ガーミン Approach S20Jのスペック
ディスプレイサイズ | 23 x 23 mm |
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解像度 | 128 x 128 ピクセル |
スクリーン | モノクロ・高解像度 |
外形寸法 | 幅37.4mm×縦47.6mm×厚さ11.3mm |
重量 | 42.2g |
バッテリー稼働時間 | GPSモード:最大15時間 ウォッチモード:最大8週間 |
防水等級 | 5ATM |
通信仕様 | Bluetooth |
コースデータ | 全世界41000コース以上 |
バッテリー性能は、時計モードで最大8週間と腕時計型のゴルフナビとしては極めて長めです。他メーカーでは、ウォッチモードで1日程度という短いものもありますので、時計モードで長持ちするのは安心感があります。
ガーミンの上位モデルのS62やS40は、カラータッチパネルが搭載されていて、その分、お値段も上位です。S20Jは、ボタン操作タイプのためコスパに優れています。
ボタン操作の方が良い、ディスプレイは四角い方が見やすい、モノトーンなデザインが良いという方は、S20Jがおすすめです。
ガーミン Approach S20Jの発売価格
ガーミン Approach S20Jは定価21,780円(税別)にて発売されています。
当記事を執筆した時点での小売価格は、amazonで21,077円、楽天では19,500円となっています。
楽天の方が安く出品されているようです。
