タイトリストの2021年モデル、TSi4ドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
タイトリスト TSi4ドライバーについて
タイトリストのTSiシリーズは、2020年に発売開始された時点で、従来通りTSi2とTSi3の2種類、いわゆる「2」と「3」のモデルがリリースされました。
その後、市場で噂されていた通り、TSi1とTSi4が2021年になって追加発売となりました。
TSi4ドライバーは、TS4ドライバーの後継に当り、430ccの小ぶりなヘッドで浅重心という特徴もしっかり継承されています。
思い切り叩きたい方、弾道を操りたい方、吹け上がりを抑えた弾道を求める方に好まれるドライバーです。
▼TSi4ドライバーの詳しい特徴・スペックはコチラの記事をご覧ください。
≫ TSi1・TSi4ドライバーの最新情報まとめ!TSi1は超軽量・TSi4は浅重心
TSi4ドライバーの試打・評価
TSiシリーズのヘッドパーツを使って特徴を解説!設計数値も紹介!
▼TSi4のところ(10:47頃)から再生されます。
TSiシリーズのドライバーヘッドを取り出して、設計データ、試打した結果を使って詳しく解説されています。試打の様子は収められていませんが、適合ゴルファーなど、詳しく解説されていますので、特徴を知りたい方はご覧になってみてくだし。
- 430ccの小振りなヘッドで、小さい。
- 後方にウェイトが無い珍しいモデルで、慣性モーメントが4,200g・cm2と最近のドライバーとしてはとても小さい。
- しっかり芯で捉えたが、バックスピン量は900rpm、1500rpmといった少ない値だった。打ち出し角は15°ぐらい出る。
- 試打者(普通?)のヘッドスピードではヘッドのポテンシャルが出せない。48m/s以上の人向け。
- ヘッドスピードが速くて、当たるところが一つの(芯で捉えられる)人が叩いたら、ぶっ飛ぶ。
- 重心位置はほぼセンターで、高さはSIM2と同じぐらい。
TSi4ドライバーを計測試打して評価
- バックスピンは2100rpmぐらいで、低スピンモデルと言える。
- TSi3と比べて300~400rpmぐらいスピン量が抑えられるので、TSi4の方が飛距離が出た。
- 打ち出し角は15°で、意外と高く出た。メーカーの説明の低弾道・低スピンではなく、シンプルに高弾道・低スピンだった。
- 打ち出し角を抑えたい方は、カスタムシャフトで調整すると良い。
- ヘッドターンはしやすく、普通に打ってみて、つかまらないという印象はない。
- フェード・ドローの打ち分けはしやすく、見た目通り操作性がある。
- ミスには弱く、弾道が曲がりやすい。打点がブレても初速は落ちにくい。
- 打感は最高。
TSi4ドライバーをアマチュアが試打した動画
ロフト角9.0°、スピーダー569 EvolutionⅦ Sで試打されていて、後半はATTAS DAAAS 6 Sに交換されています。
- 構えた感じ、つかまりは感じない。
- しっかりふって、スイートエリアを捉えないと、スライスなどが出る。
- TSi1ドライバーと比べると、クラブの重さがあって飛距離が出る。
- 難しいという感じは無い。