タイトリストのTSシリーズのドライバーは、TS1、TS2、TS3、TS4の4種類あります。
従来は2と3の種類だけということが多かったため、1~4までのモデルが全て発売となったことで、ターゲットユーザー層も広くなっています。
ほぼ全てのゴルファーをカバーするラインナップになっている反面、調整機能も搭載されていますので、どのモデルが自分に合っているかを判断するのに戸惑われるケースもありそうです。
そこで、本記事では自分に合ったモデルを診断する方法を紹介します。
タイトリスト TSドライバー4種類は特徴がある
タイトリストの1、2、3、4というモデル名の末尾の数字は、これまでのモデルを通して共通の意味・位置づけが込められています。
簡単に言えば、数字が小さいほどやさしく、大きくなるにつれ難しくなっていきます。
モデル | TS1 | TS2 | TS3 | TS4 |
---|---|---|---|---|
弾道 | 高弾道 | 高弾道 | 中弾道 | 中弾道 |
スピン量 | 普通 | 低スピン | 低スピン | 超低スピン |
ヘッドサイズ | 460cc | 460cc | 460cc | 430cc |
ロフト角 | 9.5、10.5、12.5° | 8.5、9.5、10.5、11.5° | 8.5、9.5、10.5° | 8.5、9.5、10.5° |
ライ角 | 58.5° | 58.5° | 58.5° | 58.5° |
ヘッド形状 | シャロー・丸形 | シャロー | 洋ナシ | 洋ナシ |
▼モデルの特徴から見た適合ゴルファー、対象ゴルファーについては、別記事にまとめてありますのでリンクを載せておきます。

TSドライバーの自分に合ったモデルを診断する方法
上述の特徴からは、自分に合ったモデルが分かりにくい、または、複数あって絞り切れないという方もいると思います。
そのような場合は、USのタイトリストのサイトに無料の診断サービスがありますので、利用してみると良いと思います。
このサービスが日本にあれば、VG3も含めて適合モデルを紹介してくれそうですが、USではVG3がありませんので、TSシリーズのみとなります。
▼USタイトリストのDriver Selector Tool
ドライバーセレクターツールで4つの項目を設定すると、TS1~4のドライバーで、どのモデルが自分に合っているか教えてくれます。
<質問項目>
- 平均飛距離:200~300ヤードの間で10ヤード刻みで回答
- 自分が望む弾道高さ:低い・普通・高いの3つから選択
- 好みのヘッド形状:わからない・モダン・トラディショナルの3つから選択
- 弾道の安定性:わからない・多少・とてもの3つから選択
以上の4項目に回答すると、ご自身に合ったTS1~4のドライバーを案内してくれます。
ちなみに、{250ヤード、低弾道、トラディショナル、とても安定}にすると、TS4ドライバーを推薦されました。
後継のTSiドライバーの情報が出ていますが、恐らく各モデルの特徴と対象ゴルファーはTSシリーズとほぼ同じと思われます。
興味がある方は、診断サービスを使ってみてください。