ドライバーはゴルフクラブの中で最も飛距離が出て、スコアを大きく左右するクラブです。
更なる飛距離ややさしさを実現すべく、開発が重ねられていますが、過去のモデルの中でも名器と呼ばれているドライバーがあります。
「最新が最良ではない」という横田真一プロの言葉の通り、古いモデルを使い続けるプロがいるのも事実です。
そこで本記事では、「名器」と呼ばれるドライバーの中で、アベレージゴルファー向けのモデルについて、おすすめ順にランキング形式で紹介します。
名器と呼ばれるからには時の洗礼を受けていますので、市場では中古クラブという位置づけになります。そのため、性能に優れているのに、コスパにも優れているというメリットもありますので、是非、ゴルフクラブ選びの参考にしてみてください。
目次
第1位 テーラーメイド グローレドライバー 2012
ここがポイント!
- フックフェースでつかまりが良い
- 球が上りやすく、ヘッドスピードが遅めの方におすすめ
日本市場向けのライン、グローレシリーズの初代ドライバーです。アドレスしたときフェースがシャットになっていて、スライスに悩む方が構えやすく、しっかりボールをつかまえてくれます。
弾道は打ち出しが高くでやすく、ヘッドスピードが遅めの方が大きく飛ばしやすいドライバーです。
第2位 ダンロップ ゼクシオ7ドライバー
- クラブ長さが長尺から45.5インチになり振りやすい
- つかまり、球の上がりやすさ、飛距離など総合力に優れている
ゼクシオの7代目のモデル、ゼクシオ7ドライバーです。ゼクシオは人気シリーズが故に歴史も長く、過去に長尺化に進んでいた時代がありました。そして、現在の標準的な長さである45.5インチに収まったのがゼクシオ7です。
数世代前のモデルのためコスパも良く、それでいて最近のゼクシオととても似ていて、軽くて振りやすく、球の上がりやすさ、つかまりなど、アベレージゴルファーの悩みに対応しているドライバーです。
第3位 キャロウェイ ビッグバーサドライバー 2014
ここがポイント!
- つかまりが良いため、スライサーが扱いやすい
- スイートエリアが広い
ペリメーター・ウェイティングと呼ばれるウェイト移動によるドロー・フェードの調整が可能。もともとつかまりが良いため、スライス気味の方が扱いやすいドライバーです。
低スピンで弾道が上がりやすいため、ドライバーで高さが出せない方にもおすすめです。
第4位 テーラーメイド M2ドライバー 2016(初代)
ここがポイント!
- 低スピン・高打ち出しの弾道
- フッカー、思い切り叩きたい方におすすめ
テーラーメイドの初代Mシリーズのドライバー。M1とM2が発売され、M1がウェイト調整機能を有しているのに対して、M2は調角機能のみのオートマチック性が高いドライバーです。
弾道は、打ち出しが高く、低スピンです。つかまりは抑えられていますので、スライス気味の方は右に抜けやすいです。フック系の方におすすめです。
第5位 タイトリスト 910 D2ドライバー
ここがポイント!
- 投影面積が大きい460ccヘッド
- ロフト角・ライ角の調整機能を搭載
910はタイトリストのドライバーで初めてロフト角・ライ角の調整機能が搭載されたシリーズです。D2とD3があり、D2の方は直進性とやや打ち出しの高さがあり、アベレージゴルファーでも扱える。
どちらかと言えば、ヘッドスピードが普通か速い方の方で、弾道が少しばらけやすい方は恩恵が受けれるドライバーです。
まとめ
名器と呼ばれるドライバーについて取り上げました。順位については筆者の個人的なおすすめ度合いからつけています。
どのドライバーが自分に適しているかは、クラブの特徴などから検討して頂ければと思います。
飛距離や直進性など、ドライバーの性能として挙げられる要素は、テクノロジーだけが左右するわけではなく、それぞれのゴルファーとの相性も関係してきます。
古いモデル・新しいモデルで打ち比べてみるのも、自分に最適なゴルフクラブ探しの一つになると思いますので、価格の安い昔のモデルも検討してみてください。