飛距離が出るフェアウェイウッド 調整機能 ピン

G425 MAX・LST・SFT フェアウェイウッドのロフト角・ライ角調整機能を徹底解説!スリーブの互換性は?

投稿日:2021年5月29日 更新日:

PINGから2020年に発売のG425シリーズのフェアウェイウッドについて、ロフト角・ライ角の調整機能の仕組み・調整方法を詳しく取り上げます。

G425フェアウェイウッドはMAX・LST・SFTの3タイプ

G425シリーズのフェアウェイウッドは、ドライバーと同様にMAX、LST、SFTの3タイプあります。

前作のG410とラインナップで異なる点として、G425ではMAXタイプがスタンダードモデルの位置づけになっています。

  • G425 MAX フェアウェイウッド:G425のスタンダードタイプ
  • G425 LST フェアウェイウド:低スピン・強弾道タイプで3番のみ
  • G425 SFT フェアウェイウッド:スライスが軽減される直進性に優れたタイプ

全てのフェアウェイウッドに、ロフト角・ライ角の調整機能を搭載

PINGのGシリーズは、ロフト角・ライ角の調整機能が搭載されていて、前作のG410からはドライバーにウェイト調整機能が搭載されています。

他メーカーではフェアウェイウッドにウェイト調整機能を搭載する動きが進んでいますが、PINGのG425シリーズでは、可変スリーブによるロフト角・ライ角の調整機能のみとなっています。

PINGのG425シリーズのロフト角・ライ角の調整機能は、Trajectory Tuning トラジェクトリー・チューニング 2.0と呼ばれていて、3種類のフェアウェイウッド全てに搭載されています。

 Trajectory Tuning トラジェクトリー・チューニング 2.0の仕組み・調整方法

トラジェクトリー・チューニング 2.0の仕組み

出典:ping.com

PING G425シリーズのフェアウェイウッドは、可変スリーブによるロフト角・ライ角の調整機能が搭載されています。日本ではカチャカチャ式と呼ばれている一般的な機構です。

調整機能が搭載されているモデルには、専用レンチが付属していて、それを用いて自分でロフト角・ライ角を調整することができます。

調整方法は、専用レンチをソール側から挿し込み、ヘッドとシャフトの固定ネジを緩めてシャフトを取り外し、スリーブの位置をずらして挿し直すことで、ロフト角・ライ角を変更することができます。

ロフト角・ライ角の調整値(設定内容)

ドライバーと同じ機構が搭載されていますので、設定値(調整内容)は同じ値となります。

ロフト角は-1.5、-1.0、0、+1.0、+1.5°の5種類、ライ角はニュートラルか約3°フラットの2種類です。

▼ロフト角・ライ角の設定値(調整内容)

設定 ロフト角 ライ角
±0° ニュートラル
+1.0° ニュートラル
+1.5° ニュートラル
-1.5° ニュートラル
-1.0° ニュートラル
F ±0° フラット(約3°)
F+ +1.0° フラット(約3°)
F- -1.0° フラット(約3°)

ロフト角とライ角の組み合わせは、上表の通り予め8通り設定が決まっていて、この中から自分の好みの調整内容を選ぶ形になります。

▼(2:58から再生)可変スリーブを360°ビューで解説されています。

キャロウェイやタイトリストでは、可変スリーブにリング状のパーツが組み合わされていて、ロフト角とライ角の設定が独立的に行えますが、PINGの調整機能はロフト角とライ角の組み合わせが決まっています。

設定自由度はやや下がりますが、調整方法はとてもシンプルで簡単です。

設定の制限としては、例えば、ロフト角が-1.0、0、+1.0では、ライ角をニュートラルとフラットのどちらにもできますが、ロフト角が-1.5°、+1.5°では、ライ角はニュートラルのみとなります。

スリーブの互換性について

スリーブは、メーカーによっては互換性が確保されていて、モデルや世代が異なっても、スリーブ付きシャフトを使い回すことができるケースがあります。

PINGでも互換性があるケースがありますが、G400以前とG410以降で可変スリーブの仕様が変わっているため、互換性はここが境となっています。

つまり、G425シリーズは、G410シリーズと互換性がありますが、G400以前のシリーズ(G400、G、G30など)とは互換性がありません。

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