コブラゴルフからKING TEC HYBRIDがUSの公式サイトに掲載されました。
日本の公式サイトでは掲載がありませんので、当記事執筆時点では、USモデルのみの発売となっています。
目次
KING TEC HYBRIDの特徴
搭載されているテクノロジー・特徴
- PWRSHELLフェースカップ
- ライトウェイト・カーボンクラウン
- ウェイト調整機能
- ロフト角調整機能
KING TEC HYBRIDの主な特徴、テクノロジーは以下の4つです。これらについて、詳しく解説していきます。
PWRSHELLフェースカップ
フェースはソール方向まで伸びたカップフェース形状のものが採用されています。
他メーカーではL字型カップフェースといった名称で呼ばれているもので、インパクトエネルギーがより多くボールに伝達され、ボールスピードのアップにつながります。
また、一般的にはフェースパーツの範囲が広いことで、反発エリアが広くなると言われています。
ライトウェイト・カーボンクラウン
クラウン素材には、軽量のカーボンファイバーが採用されています。これにより、10g軽量化され、低重心化が実現されています。
弾道への効果としては、スピン量が抑えられ、打ち出しが高くなります。
ウェイト調整機能
ソールには3ヶ所のウェイトポートがあり、ウェイトは12gが2つ、3gが1つとなっています。
ウェイトの搭載位置をローテーションさせることで、3種類の重心調整が可能となっています。
- トゥセッティング
3gの軽量ウェイトをヒール側に設置することで、フェードバイアスの弾道、高打ち上げ、低スピンとなります。 - ヒールセッティング
3gの軽量ウェイトをトゥ側に設置することで、ドローバイアスの弾道。とても高い打ち上げ、低スピンとなります。 - フロントセッティング
3gの軽量ウェイトをソール後方のセンターに設置することで、ニュートラルで真っ直ぐな弾道、やや高い打ち上げ、とても低いスピン量、ボールスピードアップとなります。
ロフト角調整機能
ネック部分には、ロフト角の調整機能が搭載されています。
±1.5°の範囲で切り替えることができますので、弾道の高さ、つかまり具合を調整することができます。
現行のKING RADSPEEDハイブリッドには搭載されていませんので、ロフト角調整を駆使したい方にはオススメのモデルです。
KING RADSPEEDハイブリッドやKING SPEEDZONEハイブリッドとの比較
モデル | KING TEC HYBRID | KING RADSPEED HYBRID | KING UTILITY IRON |
---|---|---|---|
ロフト角調整機能 | 〇 | - | 〇 |
ウェイト調整機能 | 〇 | - | - |
ヘッド形状 | 大型 | 伝統的 | コンパクト アイアン型 |
打ち出し | 高 | 超高 | 低 |
スピン量 | 少 | 超少 | - |
KING TEC HYBRIDのスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ | バランス | 硬さ |
2H | 17° | 58.5° | 41.25″ | D0 | X・ S・R |
3H | 19° | 59° | 40.50″ | D0 | X・ S・R |
4H | 21° | 59.5° | 39.75″ | D0 | X・ S・R |
5H | 24° | 60° | 39.00″ | D0 | X・ S・R |
現行のKING RADSPEED HYBRIDと同じく、H2~H5の4種類の番手があり、ロフト角も17、19、21、24で同じ設定です。
KING TEC HYBRIDの発売価格
KING TEC HYBRIDの発売価格は、US公式サイトでは279ドルとなっていますので、日本円に換算すると約30,700円です。
当記事執筆時点での日本での価格について調べてみたところ、アマゾンでは出品がなく、楽天では32,780円で出品されていました。