ダンロップから2014年モデルとして発売されているゼクシオ8ドライバーについて取り上げます。
目次
ゼクシオ8ドライバー
ゼクシオ8ドライバーは、名前から分かる通りXXIOの8代目モデルです。ヘッドにはDSTと書かれており、スピードアップを意識したモデルになっています。
スイング慣性モーメントという考え方を採用
ゼクシオ7では「クラブ慣性モーメント」にフォーカスされていましたが、ゼクシオ8では「スイング慣性モーメント」という新たな概念が登場しました。この考え方は図のフィギュアスケートの回転の例が分かりやすいです。回転軸近くで回転するほど速くなるという考え方を、ゴルフに適用したもので、ヘッドをなるべく体の近くで回転させると、スイングスピードが速くなるというものです。
ゼクシオ8ドライバーの解説動画
ゼクシオエイトドライバーの特徴・飛びのメカニズム・スイング慣性モーメントの考え方については、こちらの動画で分かりやすく解説されています。
反発エリアが10%拡大している
強度を高めた圧延カップフェースが採用され、フェース周辺部が薄肉化され、反発エリアは10%拡大しています。
ゼクシオ8のフォルム
従来モデルと比べて、ヘッド重量が1g増えており、インパクト時の運動エネルギーが増加することで、ボール初速がアップします。
ゼクシオ8ドライバーの試打と感想
- ヘッドスピード43m/sで試打すると、バックスピン量が5000超えでかなり多めになり、弾道も高くなっている。
- このヘッドスピードでは球が上がり過ぎる。
- 逆に言えば、球が上がり辛いゴルファー、ヘッドスピードがもう少し遅めのゴルファーには向いている。
- (試打者自身はスライサー)ドローでまっすぐ飛ばせる。
ゼクシオ8とゼクシオ9ドライバーの違い
ゼクシオ8とゼクシオ9は、数あるゼクシオのモデルの中で、世代が1つしか違わないため、開発コンセプトに連続性があります。
逆に言えば、大きな方針転換がない時期のモデルのため、特徴のギャップが小さく収まっています。
ゼクシオ8とゼクシオ9で迷われている方は、違いをこちらの記事にまとめてありますので、参考にしてみてください。
ゼクシオ8ドライバーのスペック
ロフト角(°) | 8.5/9.5/10.5/11.5/12.5 |
ライ角(°) | 58 |
ヘッド体積(cm3) | 460 |
クラブ長(インチ) | 45.5 |
クラブ重量(g) | 272 |
スペックについては、基本的に前作のゼクシオ7ドライバーと比べて、ロフト角・ライ角・ヘッド体積・長さなどで変化がありません。重量面では、シャフトやヘッドの重さの内訳は変わったものの、クラブとしての総重量は同じに仕上げられています。
ゼクシオ8ドライバーの爽快な打音
こちらはゼクシオ8ドライバーを練習場で試打して、爽快な打音を紹介している動画です。打音を気にする・求めるゴルファーは増えていますので、外での実際の音は参考になります。