ゴルフ識者が集まって2021年のいちおしドライバーを語り尽くす企画が、スポナビゴルフさんのyoutubeチャンネルにて行われました。
その中で、クラブフィッターの小倉氏がテーラーメイドの300miniドライバーを強く推していて、皆さんで議論されています。
ミニドライバーは、フィルミケルソンを始めここ数年でツアープロにも浸透していて、注目が集まっています。ミニドライバーに興味がある方にはとても参考になる内容です。
- 動画の中では、5名のゴルフ識者にて300miniドライバーについて議論されています。
- お時間がある方は本記事の最後に載せてある動画をゆっくりご覧ください。300miniドライバーについて議論されている内容を手っ取り早くお知りになりたい方は、以下にまとめてありますのでご覧ください。
目次
300miniドライバーがオススメな理由
クラブフィッターの小倉氏は、300miniドライバーがオススメな理由について、ドライバーヘッドの大型化による弊害を挙げられています。
- フェアウェイウッド、アイアンは大きさや長さに進化がないが、ドライバーは大型化・長尺化して独自に進化している。
- そのため、ドライバーは振り方も独自なものになっていて、大型ヘッドが上手く扱えない方が出てきている。
- テーラーメイドは、300cc・43インチ前後のミニドライバーを定期的に出していて、大型ヘッドを上手く使えない人にとって扱いやすい。
- 300miniドライバーは、打感・弾道が良く、小ぶりでもミスに強くて、ミニドライバーとして完成されている。
同じく300miniドライバーを所有しているティーチングプロの石井氏は別の理由を挙げられています。
- 3番ウッドはヘッドが小さくて、打つ時に刻んでる時に曲げたくないので、集中する。
- 300miniドライバーは、3番ウッドよりやさしくて、ミスに強い。
300miniドライバーは、どのぐらい飛距離が落ちるか
300miniドライバーは、ヘッド体積が307ccで、一般的な460ccドライバーと比べると、ヘッド体積が約2/3まで抑えてあります。
多くの方が気になる点は、飛距離がどれだけ低下するかではないでしょうか?
この点については、実際に利用されているお二方は、数値で述べられています。
<300miniドライバーの飛距離>
- 5~10ヤード飛距離が落ちる(クラブフィッター)
- 1割ぐらい落ちる。ドライバーが270~280だとすると、ミニドライバーは240~250ぐらい(ティーチングプロ)
300miniドライバーの用途
ドライバーとフェアウェイウッドの中間のクラブとも言われていて、性能が良いのが分かるが、どうやって使って良いか分からないという声も多く聞かれます。
300miniドライバーの具体的な用途についても詳しく語られています。
- 大きなヘッドを使えない方は、メインドライバーとして使うとよい。
- ヘッドが重いので、シャフトを軽くして、グリップを重くして、カウンターバランスにして使っている。
- 飛ぶスプーンとミニドライバーは共存させれる。
- 短いので圧倒的に当てやすい。
300miniドライバーに対する疑問
300miniドライバーをオススメとする方がいる一方、ネガティブな意見もやはりあります。
大型ヘッドのドライバーとは異なる点がやはりありますので、以下のようなネガティブポイントを踏まえた上で、クラブセッティングにぴたっとはまる場所がある方が使われると良いともいます。
- 地面からはフェアウェイウッドの方が打ちやすいので、300miniドライバーを使うなら、飛ぶ3番ウッドの方が良い。
- 低く飛ばす、フェードで打つクラブだと思うと、簡単なクラブではない。
- 飛ばない気がしてならない。
300miniドライバーのスペック
- ロフト角:11.5°
- ライ角:56°
- ヘッド体積:307cc
- 長さ:43.75インチ
- 標準シャフト:TENSEI SILVER TM50 MD
- フレックス:S、SR
- クラブ重量:約318g(S)、約315g(SR)
300miniドライバーを徹底議論
動画は全部で約13分の内容となっています。メリット・デメリット、適合するゴルファー、クラブセッティングでの取り入れ方など、皆さんが興味ありそうな点を議論されています。
お時間がある方は、上記の動画をご覧ください。