初心者向けのフェアウェイウッドについて、2025年のおすすめモデルをランキングで紹介します。
初心者向けと言っても、スライスが出にくい、球が上がりやすい、飛距離が出やすいなど、モデルにより秀でた特徴に違いがあります。
モデル毎に長所となる”おすすめのポイント”もまとめてありますので、自分にあったフェアウェイウッドを選ぶ際の参考にしてみてください。
第1位 キャロウェイ ELYTE X フェアウェイウッド
特徴
ELYTEシリーズのフェアウェイウッド4機種の中で、ドロー仕様のモデルです。
スタンダードタイプと比べるとヘッド形状がシャローで、つかまりの良さだけでなく、球の上がりやすさ、寛容性も高く、やさしさが備わっています。
番手は標準的な3番・5番・7番に加えて、3HL(16.5°)という打ち出しが高いものがあります。3番で球が浮かない、低くて距離が出せないという方は、3HLを試されると劇的に楽になる可能性があります。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ |
---|---|---|---|---|
#3 | 15 | 60.5 | 175 | 43 |
3HL | 16.5 | 60.5 | 175 | 43 |
#5 | 18 | 61.0 | 159 | 42.5 |
#7 | 21 | 61.5 | 148 | 42 |
第2位 PING G440 MAXフェアウェイウッド
特徴
G440シリーズのフェアウェイウッド3機種の中で、スタンダードタイプです。
PING特有の弾道の曲がり辛さがあり、左右に弾道が散りやすい方にオススメで、番手の種類も豊富なため、ウッドが得意な方に特にも適しています。
初心者から中級者に至るまで、幅広いゴルファーが使いこなせる懐の深いモデルのため、クラブを頻繁に買い替えるというより、長く使い続けたいという方にもオススメです。
なお、スライスが出やすい方は、同シリーズのドロータイプのG440 SFTフェアウェイウッドを検討されると良いでしょう。
スペック
番手 | ロフト角 | ヘッド体積 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|---|
3番 | 15 | 186 | 57.5 | 43 |
4番 | 17 | 180 | 57.5 | 43 |
5番 | 19 | 174 | 58 | 42.5 |
7番 | 21 | 165 | 58.5 | 42 |
9番 | 24 | 157 | 59 | 41.5 |

第3位 テーラーメイド Qi35 MAXフェアウェイウッド
特徴
Qi35シリーズのフェアウェイウッド4機種の中で、高慣性モーメントが特徴のモデルです。
Qi35シリーズは、曲がらず、飛距離が出るのが特徴で、特にMAXタイプはその特徴が強く備わっています。
ロフト角は0.5°寝ていますので、とにかく真っすぐ飛ばしたい方、そして、高く飛ばしたい方に適しています。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ |
---|---|---|---|---|
3番 | 15.5 | 57 | 190 | 43.25 |
5番 | 18.5 | 57.5 | 175 | 42.25 |
7番 | 21.5 | 59 | 175 | 41.75 |
9番 | 24.5 | 59.5 | 165 | 41.5 |
第4位 ダンロップ ゼクシオX フェアウェイウッド 2024
特徴
ゼクシオX 2024フェアウェイウッドは、ゼクシオのレギュラーモデル(XXIO 13)を少しハードにしたモデルです。
ゼクシオというと軽さ・柔らかさをイメージされる方もいると思いますが、ゼクシオXは女子プロも使用する標準的な重量・スペックとなっています。
ゼクシオらしい振りやすさ、扱いやすさが備わっていますので、総合点が高いクラブです。ロフト角は7番が20°になっているのが特徴で、この番手にしてはフェースが立っていて、飛距離が出しやすいスペックになっています。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | ヘッド重量 | 長さ | クラブ重量 |
---|---|---|---|---|---|---|
3番 | 15 | 58 | 186 | 211 | 43 | 311 |
4番 | 16.5 | 58.5 | 174 | 214 | 42.75 | 313 |
5番 | 18 | 59 | 162 | 217 | 42.5 | 316 |
7番 | 20 | 59.5 | 147 | 221 | 42 | 319 |

第5位 タイトリスト GT1フェアウェイウッド
特徴
GTシリーズのフェアウェイウッド3機種の中で、軽量タイプで優しいモデルです。
タイトリストはツアープロ向けのアスリートモデルが基本ですが、「1」のシリーズはアベレージゴルファーが扱えるタイプとなっています。
それでいてデザインはGT2、GT3といったPGAツアーのプロたちが使用するモデルと同じテイストのため、アスリートモデル感そのままなのもプラスポイントです。
シャフトもトルクが大きめのAir Speederが組まれていますので、軽量、柔らかめが扱いやすい方にオススメです。
スペック
ロフト角 | 15° | 18° | 21° | 24° |
---|---|---|---|---|
ライ角 | 56.5° | 57.5° | 58° | 58.5° |
長さ | 43″ | 42” | 41.5” | 41″ |
まとめ
初心者向けで、簡単・球が上がる・スライスといった特徴を持ったフェアウェイウッドについて、2025年モデルを対象として、おすすめをランキング形式で紹介しました。
紹介したモデルは、スライス抑制、高打ち出しなど、強みを持っている点に違いがありますので、どの点を重点的にクラブに頼りたいかを絞ると、自分に合ったモデルが選びやすくなります。
また、番手の選び方自体にも悩みや違和感がある方は、3HL、4番、ハイロフトのモデルなどを選ぶことで、クラブセッティングを見直してみるのも良いでしょう。