ショットナビから発売のゴルフ用の腕時計型GPSゴルフナビ、Evolve SEについて詳しく解説します。
ショットナビ Evolve SEの概要
ショットナビは、ゴルフの距離計の分野で様々なタイプの製品を手掛けています。
特に腕時計型のGPGゴルフナビは種類が豊富で、本記事で取り上げているEvolve SEは丸型ディスプレイでありながら市場価格が2万円を切っていて、購入しやすいモデルとなっています。
<主な機能・特徴>
- MIPカラー反射型液晶
- 丸型ディスプレイ
- オートメジャー(ショット感知によるスコア管理・飛距離計測)
- オートビューチェンジ(残距離に応じた自動ビュー切替)
- ダイナミックグリーンアイ(アンジュレーション・自動回転)
- フェアウェイナビ(向いた方向のフェアウェイまでの距離)
- 高低差機能
- 123ヶ国、約6万コースに対応(国内100%)
ショットナビ Evolve SEがオススメなゴルファー
先に結論をまとめてしまいますと、ショットナビ Evolve SEがおすすめなゴルファーは、以下のニーズを持たれた方となります。
- 予算が2万円ぐらいの方
- 丸型・カラーのディスプレイが良い方
- ボタンで操作した方
- ショット感知が欲しい方(オートメジャー)
- 自動でビューを切り替えて欲しい方(オートビューチェンジ)
- コースレイアウト、アンジュレーションを見たい方
上記のニーズが概ね当てはまる方は、「ショットナビ Evolve SE」の製品評価、口コミ、市場での最安値などをまとめてありますので、この先もお読み頂いて購入の際の参考にしてみてください。
ショットナビ Evolve SEの良い点
良い点① 価格が安い!
ショットナビは、腕時計型のGPSナビだけでなく、レーザー距離計も多数発売していて、市場での認知度は抜群です。
人気の理由の一つとして、価格が低く抑えられていて買いやすい点が挙げられます。
Evolve SEは、丸型ディスプレイのカラー液晶で、ショット自動感知、自動ビュー切替、グリーンアンジュレーションまで備わっていますが、市場価格は2万円を切っていますので、コスパは極めて優秀です。
予算を抑えたいけど、丸型のカッコいいGPSゴルフナビを使いたいという方にもオススメです。
良い点② 2つの自動機能により使い方が簡単!初めての方にもオススメ!
Evolve SEには主に低価格でありながら、自動機能はしっかり搭載されています。
- オートビュー(最適ビューを自動表示)
- オートメジャー(ショット感知・スコア管理)
ショットを感知して自動でスコアを管理してくれて、残距離に応じて3つのビューモードから最適なものを自動で表示してくれます。
グリーンやハザードまでの残距離、グリーン情報を確認することだけでしたら、操作無しの機器任せでラウンドできてしまいます。
高機能モデルと比べると、タッチ式操作・3点間距離などは採用されていませんので、ハイテクを駆使してフル活用したい機器にアクティブなゴルファーより、コース情報さえ知れれば良いというライトな使い方のゴルファーに適しています。
良い点③ グリーン情報が充実!
Evolve SEは価格を抑えたややライトなモデルですが、ダイナミックグリーンアイアンの搭載によりグリーンに関する情報が充実しています。
まず、グリーンの起伏がヒートマップで一目瞭然になっていますので、アプローチの際にどのあたりを狙えば良いか、外すとしても前後左右の何処が良いかなど、アプローチの戦略を立てる上でとても参考になります。
さらに、上図のグリーンレイアウトの描画は、常に自分の位置から見た向きになっています。
例えば、グリーンの後ろ側に打ち込んでしまった場合、ボール地点まで行けば、グリーンは逆向きに回転して、自分から見えている通りに表示されます。
グリーンは、ヒートマップによる起伏情報に加えて、前後・左右の幅も表示されますので、あたかもグリーンを上から俯瞰しているように全体像を把握することができます。
ショットナビ Evolve SEの気になった点
気になった点① タッチスクリーンではない!
GPSゴルフナビのカラー液晶は、全てタッチ式と思われる方もいますが、タッチ式の採用はそれほど多くは進んでおらず、半々ぐらいです。
▼ショットナビの操作方法
モデル | タッチ式 | ボタン式 |
---|---|---|
Crest Ⅱ Touch | 〇 | |
INFINITY Touch | 〇 | |
Evolve SE | 〇 | |
Evolve α | 〇 | |
EXCEEDS | 〇 | |
Crest Ⅱ | 〇 | |
Air EX | 〇 | |
Evolve PRO Touch | 〇 | |
INFINITY | 〇 | |
Evolve PRO | 〇 |
タッチ式は、スマホ感覚で直感的に扱えて、スワイプ操作でサクサク画面を切り替えられますので、とても人気があります。
一方で、スマホ感覚で扱えるとは言え、スマホよりも画面は極端に小さいためミスタッチしやすかったり、操作する方の手にグローブをはめている方には適さないという一面もあります。
▼Evolve PRO Touchではタッチ式を採用
上図のようにスワイプでサクサク切り替えたいという方は、タッチ式から選びましょう。
気になった点② レイアップ情報がやや弱い
タッチ式が採用されていないことから、Evolve SEはレイアップ機能としてとても有効な3点間距離計測が搭載されていません。
▼上位モデルで採用されている3点間距離
*出典・参考:shotnavi.jp
例えば、タッチ式を採用しているCrest Ⅱ TouchやINFINITY Touchでは、コースレイアウト画面の任意の地点を指定(タップ)すると、現在地から指定した地点までの距離、指定した地点からグリーンまでの距離を算出してくれます。
この機能は、レイアップ地点を探る上でとても有効ですが、ボタン式には一切搭載されていない機能です。
*出典:取扱説明書
とは言え、レイアップの参考になる情報もしっかり搭載されていて、3種類の同心円がコースレイアウトに表示されます。
- 現在地から一定距離の同心円
- ドライバー距離の同心円
- グリーンから指定したアプローチ距離の同心円
2番目と3番目のドライバー距離、アプローチ距離は、自分の飛距離に合わせて変更することができますので、これらの同心円はレイアップ地点を探る上で上手に活用することができます。
なお、どうしても3点間距離計測を使いたいという方は、上位モデルを検討しましょう。

ショットナビ Evolve SEの使用者による口コミ
*楽天、Amazon、Yahooの口コミを特徴別にまとめました。
距離精度
- ナビつきカートとの距離誤差も少ないため、迷う事なくプレーに専念出来ました。
- 距離表示はかなり正確な感じです。
コース情報
- 以前に少し安くて簡単なゴルフウォッチを購入しましたがこのショットナビはグリーンの傾斜も分かり大変助かってます。
- グリーンエッジ、センター、グリーン奥までの距離がボタンを押さないで、直ぐに分かるのが良いと思います。
- グリーンの形状も色で分かりやすくなっており、買って良かったと思える商品です。
装着感・携帯性
- 薄型で軽量なので、違和感なく装着プレーが出来ました。
- W1との比較ですが、ベルトは柔らかく着け心地は良いです。
バッテリー・充電
- 充電もUSBケーブルType-Cなので簡単です。
- 電池の容量が少ないのが残念ですけど…満足しています。
- また、画面は少し暗く、電池の持ちは1プレイが限界です。
ショットナビ Evolve SEの構成内容(本体・付属品)
- 本体
- 充電器・通信用USBケーブル Type-C
- クイックスタートガイド兼保証書
ショットナビ Evolve SEのスペック
スクリーン | MIPカラー反射型液晶 |
---|---|
外形寸法 | Φ47.5×13.2mm (ベルトを除く) |
重量 | 63g |
バッテリー稼働時間 | GPSモード:最大9時間 時計モード:約20日 |
防水等級 | IPX7(生活防水程度) |
通信仕様 | Bluetooth、USB |
コースデータ | 世界123の国と地域、60,000コース以上 |
ショットナビ Evolve SEの取扱説明書・マニュアル
ショットナビ Evolve SEは取扱説明書とクイックスタートガイドがWEBで公開されています。
≫ ショットナビ Evolve SE クイックスタートガイド
ショットナビ Evolve SEの発売日・発売価格
ショットナビ Evolve SEの発売日は2024年7月1日、発売価格は27,500円です。
当記事を執筆した時点での最安値は、楽天で19,249円、Amazonで18,889円でした。


