サイト内に広告が表示されることがあります

Qi35 MAXフェアウェイウッドの試打・評価・感想|低スピンで飛距離が出やすい

4.0
この記事は約4分で読めます。

テーラーメイドのQi35 MAXフェアウェイウッドについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。

Qi35 MAXフェアウェイウッドの特徴

特徴① 前作よりロフトが寝て、低スピンで飛距離が出る!

▼Qi10 MAXとQi35 MAXのロフト角

番手 Qi10MAX Qi35MAX
3番 16° 15.5°
5番 19° 18.5°
7番 22° 21.5°
9番 24.5°

前作のQi10 MAXでは、一般的なものよりロフト角が1°寝ていました。Qi35 MAXでは、一般的なものよりロフトは寝ているものの、ロフトの寝具合いは1°でなく0.5°となっています。

そしてヘッド特性としても低スピン性能が強められていますので、強い弾道で飛距離が出やすくなっています。

Qi10 MAXと比べると、Qi35 MAXはライナー性の強い球で、飛距離が出やすくなっています。逆にふわつと浮かせたい方にとっては、前作のQi10 MAXの方が相性が良いでしょうし、さらにつかまりも欲しい方にとっては、前々作のステルス2 HDの方が良いでしょう。

なお、ヘッド形状そのものは、引き続きシャローで深重心になっています。前々作、前作との違いこそあれ、大きな特徴としては、球を拾って上げやすく、直進性にも優れています。いわゆる、やさしいフェアウェイウッドです。

ステルス2 HD、Qi10 MAX、Qi35 MAXは弾道の特徴が違うため、自分に合ったものを選びたい!

特徴② MAXは最もロフトが充実している!

前作のQi10シリーズまでは、コアモデル(ノーマルモデル)が最も番手が充実していましたが、Qi35シリーズではMAXモデルの方がロフトが幅広くなっています。

▼Qi10、Qi35シリーズのフェアウェイウッドの番手

番手 3番 3HL 5番 7番 9番
Qi10ツアー
Qi10
Qi10MAX
Qi35ツアー
Qi35
Qi35MAX
Qi35MAX LITE

前作、前々作でも9番ウッドはコアモデル(ノーマルモデル)にしかありませんでしたが、Qi35シリーズでは、Qi35 MAXにのみに9番ウッドがあります。

ウッドが得意で、フェアウェイウッドの下の番手まで多用したい方にとっては、MAXを選ぶと24.5°まで賄うことができます。

なお、3番と5番は相変わらずクラブ長さに1インチの差がありますので、飛距離の差を出しやすくなっています。

特徴③ 3番・5番は可変スリーブを搭載!

Qi35シリーズとQi10シリーズのフェアウェイウッドの大きな違いとして、Qi35シリーズでは4機種全てで可変スリーブが採用されたことが挙げられます。

前作では、Qi10 ツアーのみでしたが、アベレージゴルファー向けモデルにも採用された形となっています。

なお、Qi35 MAXに関しては全番手ではなく3番、5番にのみに搭載で、慣性モーメントの関係から7番、9番は接着ネックになっています。

Qi35 MAXフェアウェイウッドの試打・評価

試打ラボしだるTVにて、プロ・クラフトマンが、Qi35 MAXフェアウェイウッドを試打されています。試打クラブは、ヘッドが3番(15.5°)、シャフトが純正DIAMANA BLUE TM50 Sです。

  • 球は上がりやすい。ヘッドスピードが遅めで浮かない人にも良い。
  • つかまえやすさ、拾いやすさがあって、やさしい。
  • 少しスピンが少なくて、飛ぶようになっている。
  • 打感はカチッとして硬い。
  • ヘッドはMAXとMAX LITEはシャローで薄い。ただ、プロファイルは同じ。

Qi35 MAXフェアウェイウッドのスペック

クラブスペック

番手 ロフト角 ライ角 ヘッド体積 長さ
3番 15.5 57 190 43.25
5番 18.5 57.5 175 42.25
7番 21.5 59 175 41.75
9番 24.5 59.5 165 41.5

シャフトスペック

シャフト 硬さ バランス クラブ重量 シャフト重量 トルク 調子
2025 Diamana BLUE TM50 S C9 約311g 53g 4.2
SR C9 約308g 50g 4.5
R C9 約307g 49g 4.8

*3番ウッドでのスペック

Qi35 MAXフェアウェイウッドの発売日・発売価格

Qi35 MAXフェアウェイウッドの発売日は、2025年2月7日です。発売価格は標準シャフトの2025 Diamana BLUE TM50を装着したモデルで60,500円です。

 

タイトルとURLをコピーしました