月別アーカイブ: 2018年9月

低重心・高重心とドライバーの飛距離との関係

一番飛ぶドライバーは?という問いに答えは無い

このブログでは飛距離が出るドライバーを取り上げています。基本的に、ぶっ飛び系ドライバーのモデルを、飛ぶメカニズムを織り交ぜながら紹介しています。ぶっ飛び系と一言に言っても、モデルごとに特色がありますので、どれが一番飛ぶかというのは一概に決まりません。

それは、ゴルファー個人個人のヘッドスピード、持ち球、ストロングポイント、ウィークポイントなどにもよるためです。具体例をあげれば、スライサーの方がつかまりの悪いモデルを使ったら、飛距離が伸びるはずはありませんし。球が上がらず悩んでいる方に、低弾道のドライバーをすすめても恐らく飛距離アップには至りません。

重心設計を取り上げる理由

最近では調整機能が付いたドライバーもかなり増えていますので、ドライバーのスペック面にフォーカスして解説していきたいと思い、少し前の投稿から重心設計を取り上げています。

※以前の投稿「ヘッドの重心距離とドライバーの飛距離との関係

この投稿では重心高さを取り上げます。つまり、低重心か高重心かです。

重心高とは!?

(出典:http://www.golfclubsuuchi.com/head/cg-height/)

重心高さはヘッドの重心位置を起点に考えます。まず、重心位置からフェース面に対して垂直な線を伸ばします。その好転からリーディングエッジまでの距離が重心高です。

打点が重心より上か下かでスピン量が変わる

基本的に重心位置より上で打つとスピン量が少なくなり、下で打つとスピン量が多くなります。ドライバーショットではバックスピンが多くかかると吹き上がって飛距離のロスに繋がるため、スピン量を抑えるモデルが増えています。そのため、最近は低重心モデルが増えていて、重心位置を低くすることで、重心位置より高いところでヒットしてスピン量が抑えられます。

シャローかディープかも重心高に影響する

フェースの形状として、シャローフェースかディープフェースという選択があります。ゴルファーによっては、ある程度フェースの縦の長さがないと不安だという方もいるのではないかと思います。もちろん、スイートスポットを高確率で捉えるためにフェース形状に拘ることも大事ではありますが、ディープかシャローかで重心高も相対的に変わってきます。

当然ながらディープフェースの場合、縦に長くなりますので、重心位置が高くなり、低弾道でスピン量多めの弾道となります。反対にシャローフェースの場合、重心が低くなりますので、高弾道でスピン量を抑えた弾頭となります。

ドライバーショットで飛距離をアップしたい場合、今の課題がどこにあるのかを把握し、それにあった重心位置からクラブを選んでみる、または、調整機能付きドライバーで色々と試してみるのも良いと思います。

5年ぶり復活優勝のタイガーウッズが使用するドライバー、フェアウェイ、アイアン、ウェッジを公開


タイガーが帰ってきた。2018年9月20~23日に開催されたPGA ツアープレーオフシリーズ最終戦ツアー選手権にて、5年ぶりにタイガー・ウッズが勝利。ツアー通算勝利数が80勝の大台に乗った。

ここ数年、スキャンダルや体調の問題で優勝から遠ざかっていたタイガーだが、まだやれることを見事に証明してくれた。

タイガーウッズと言えばNIKEのイメージがあるが、NIKEがゴルフクラブとボールの分野から撤退し、アパレルとシューズに限定されることとなったため、2017年1月にテーラーメイドとクラブ契約がなされている。

今回のタイガーウッズの復活優勝で俄然注目を浴びているのがキャディーバッグの中身だ。テーラーメイド社の公式HPでは、タイガーのギアが発表されているので、ここで紹介してみたい。

■ドライバー
M3 460 ドライバー(9.5°)

M3はアスリートモデル、M4はアベレージゴルファーモデルという区分けがなされると思うが、最近では優しい方、つまりM4を選択するプロも増えている。実際、430ヤードをあわやホールインワンのところまで飛ばしたジャスティンジョンソンは、この時M4ドライバーを使っていたことは有名な話しである。

■フェアウェイウッド
M3 フェアウェイウッド (13°, 19°)

■アイアン
TW Phase1 アイアン(プロトタイプ)(#3 – PW)
聞き覚えの無いモデルと気付かれたかたも多いと思われるこのアイアンは、未発売モデルとされている。

■ウェッジ
MILLED GRIND ウェッジ ( 56°, 60°)

ヘッドの重心距離とドライバーの飛距離との関係

ドライバーは様々なタイプのモデルが発売されています。どれもメーカー各社が研究を重ね、独自の特徴を持っています。ただし、殆ど全てのモデルで必ず取り上げられるキーワードが飛距離です。ドライバーはそもそも遠くにぶっ飛ばすためのクラブですから、飛距離が出るモデルを目指して開発されるのは当然のことと言えます。

重心の種類は色々ある

飛距離アップを目指して年々進化しているドライバーですが、重心に目をむけてみると、実に様々な設定のものがあります。重心角の大きさ、重心の高さ、重心の深さ、重心距離。

この記事では、重心距離について、ドライバーショットそのものや飛距離にどのような影響を与えるか見ていきましょう。

重心距離とは!?

(出典:http://www.golfclubsuuchi.com/head/cg-distance/)

重心距離はシャフト軸(シャフトを延長した線と考えて下さい)に向けて、フェースの重心点から垂直に線を引いた長さです。

基本的にフェースのスイートスポットと重心位置は近くにありますので、フェースが広いほど重心距離は長くなります。

スライサーは重心距離が短いクラブが適している

重心距離が短くなると、ヘッドがシャフト軸に近づくため、ヘッドは軽く感じられ、返りもよくなります。いわゆる、「つかまりが良い」状態です。そのため、スライスに悩むゴルファーは、重心距離が長いクラブは要注意ということになります。

飛距離アップのため重心距離を長くしているモデルもある

飛距離の観点でみた場合は、重心距離が長いほどスイング軌道半径は大きくなります。インパクト時のヘッドスピードを考えると、重心距離が長い方が速くなると考えられ、あえてネック部分をひょこっと外側にずらし、重心距離を長くしているモデルもあります。

重心距離が長い方が良いか、短い方が良いかは、そもそもドライバーショットをどう改善したいかによる

飛距離を決める要素は、ヘッドスピード、打ち出し角、左右の反れ、スピン量など、様々あります。

どこを修正・強調したいかで自分に合った重心位置の考え方も変わってきますので、大きなフェースを使いたいか、ヘッドスピードを速くしたいか、スライスを防止したいかなど、自分の課題を整理してみることも重要です。

タイトリスト TS3ドライバーの試打・評価、感想

タイトリストから 2018年9月28日に発売のTS3ドライバー。タイトリスト社のクラブを研究開発するチームにより、ゴルファーがドライバーに求める最高の性能を具現化するため、プロジェクトを立ち上げ、スピードをテーマにして生まれたドライバー。

モデル名となっているTSとはどんな意味?


タイトリストのドライバーというと、VG3ですとか、917 D3といったモデル名が思い浮かびます。今回はTS2とTS3というモデルがリリースされました。このTSにはどんな意味が込められているのでしょうか?

今回、タイトリスト社がドライバーを開発するにあたって、「Titleist Speed Project(タイトリスト スピード プロジェクト)」なる組織が立ち上げられました。その中で、「Speed」をテーマとして研究開発が進められ、そして、誕生したのがTS2、TS3ドライバーです。話しが前後しましたが、TSは、「Titleist Speed」の略で、スピードに拘って開発されたモデルであることが分かります。

TS3ドライバーには重心調整機能を搭載


TS3ドライバーは重心を調整できる機能がソールに搭載されています。これにより、マルチな弾道を繰り出すことができます。

空気抵抗を軽減、美しすぎるストリームラインド シェイプ


TS3ドライバーはストリームラインド シェイプが採用されており、スイング中の空気抵抗が20%軽減されます。横からのフォルムの絵は飛行機か車を意識してしまいそうな美しさがあります。

TS3ドライバーのスペック

クラブ重量は標準シャフト装備で310~315gとなっていますので、重めのドライバーとなります。ロフト角は8.5°を選択することもできますので、低く強くという意識が強いゴルファーには注目のモデルです。

TS3ドライバーを試打した評価と感想

(3up CLUB)
917の次で919が来るかと思いきや、ガラッとモデルが変わった。タイトリストはツアープレーヤーの要望で作っているから飛距離と操作性。飛びぬけて飛ぶものを作ってなかった。今回は違う、飛距離アップを目指した。その答えがスピード。
900シリーズと比較するのではなく、全く違うシリーズ(に位置づけられる)。幅広い層をTS2とTS3でカバーしている。TS2がドローでTS3がややドローでどちらもつかまる。
TS3の方が強い球が出るので好み。球が低く強く出るので、大きめのロフトを選んだ方が良い。

(みんなのゴルフダイジェスト)
TS3はしっかり自分でつかまえながら打てる。

M GLOIRE ドライバーの試打・評価、感想


テーラーメイドから2018年10月に発売のM GLOIREドライバー。テーラーメイドユーザーの間では驚きと話題のモデルとなっています。その理由は・・・

MシリーズとGLOIREシリーズが融合!?

M GLOIREという名前を聞いて、「ん?誰向け?どっちなの?」と思ったかたと、純粋にワクワクされたかたがいると思います。名前から分かる通り、M1、M2、M3、M4などのMシリーズと、プレミアムのGLOIREシリーズの合体モデルということになります。

「楽しむ」「やさしさ」「美しさ」といった表現が使われていますので、バリバリのアスリートゴルファー向けではないのは伝わってきます。

クラブ重量が軽い

Mグローレドライバーの特徴を探る上で、一つ注目してもらいたい点がクラブ重量です。シャフトにもよりますが、M4が300g前後なのに対して、Mグローレドライバーは270~280gとかなり軽めに仕上げられています。

下の動画でも述べられているように、「日本のゴルファーのための・・・」ということで、体格面で欧米よりも劣るという点を意識したモデルと言えそうです。ゼクシオを意識したか?といった声も聞こえてきています。

そして、クラブの特徴として、重心角の大きさ、低重心、大きなMOIが謳われていますので、ヘッドスピードが遅く、球が上がりづらく、打点にブレがあるゴルファーが試してみたいモデルです。

ツイストフェースとハンマーヘッドは搭載されている!

Mシリーズと名がつくと、やはり気になるのはM3、M4から搭載された「ツイストフェース」と「ハンマーヘッド」です。M GLOIREドライバーでは、両者共に搭載されています。

M GLOIREドライバーを試打した評価と感想

(マーク金井)
重心アングルが大きく、打たなくてもつかまりの良さが分かる。フェースはFORGEDでお金が掛かっている。ヘッドが軽い。ヘッドスピードが速くない40m/s前後の日本のゴルファーに調度よい。スライスが出るゴルファー、ボールをしっかりつかまえたいゴルファー向け。

(みんなのゴルフダイジェスト)
球が非常に上がりやすい。打感は、しっかりつかまってくれる感が強い。ヘッドスピード42、43ぐらいまでのゴルファーが良い。前作よりつかまるようになってる。

(マイスター荒井)
打感がフォージドのフェースにボールが乗ってからの反発(がすごい)。