BALDOの2022年モデル、CORSA PERFORMANCEドライバー BC 438・BC 458について、最新情報を取り上げます。
目次
2022年のCORSA PERFORMANCEドライバーは、BC 438と BC 458の2種類
BALDOの2022年のドライバーは、前年と同様にCORSA パフォーマンスドライバーのヘッドサイズが異なる2種類となっています。
モデル名が同じでは?と思われた方もいるかも知れませんが、今回も438、458と言う数字は一緒ながら、その前に「BC」と付いています。
ちなみに、「BC」の意味は、Baldo Corsaです。
前作は「会心の一撃」というキャッチコピーでしたが、今回は「OVER THE OVER 〜超えろを超えろ〜」となっています。
- CORSA PERFORMANCEドライバー BC 438
ヘッドサイズ420cc + セミシャローで操作しやすい。 - CORSA PERFORMANCEドライバー BC 458
ヘッドサイズ458cc + ディープでフルサイズ。
CORSA PERFORMANCE BC 438・BC 458ドライバーの共通の特徴
空力学を採用した新ソールデザイン
今回のドライバーも、ソール後方のデザインに工夫が凝らされています。
2021年の前作ではハニカム構造が採用されることで、高剛性と衝撃吸収性が高められていて、捉まりとボール初速のアップが図られていました。
2022年モデルでは、3段のステップ構造を取ることで、気流を効率よく拡散してくれるディフューザーの働きがあります。
海外メーカーだけでなく、ダンロップのゼクシオも空力を取り入れていますので、この分野を制することがドライバー性能を高める上で重要になってきているようです。
深重心設計
公式サイトでの説明によると、「重心をより深く」とされています。
重心深度をより深く、インパクトエネルギーを最大限ボールに伝達させるためのバルド特有の造形。
引用:公式HP
深重心にすることで、寛容性が高まり、打点がバラついても飛距離ロスが出にくくなります。
ちなみに、前年の2021年モデルと重心深度を比較してみると、438は浅く、458は同じ値になっています。
発売年 | モデル | 重心深度 | ヘッド奥行 |
---|---|---|---|
2021年 | 438 | 40.5mm | 96.4mm |
2022年 | BC 438 | 40mm | 96mm |
2021年 | 458 | 41mm | 100mm |
2022年 | BC 458 | 41mm | 100mm |
438の方は、ヘッドサイズが440ccから420ccになっていますので、こういったところも含めての説明かもしれません。
レーザーミーリング加工
スコアラインの間には、マイクロレーザーミーリング加工が施されています。
これにより、インパクト時にボールを安定してフェース面に接地され、ショットの精度が高まります。への許容性が高くなっています。
バックウェイトはオプションで重量変更できる
ソールには、どちらのモデルにも標準で8gのウェイトが装着されています。
オプションで別重量のものが2~14gまで2g刻みでありますので、ウェイトを交換することで、重心を調整することができます。
なお、この後でも触れますが、重心角は438ドライバーの方が25°、458ドライバーの方が26°です。最近の重心角の大きさを特徴としたドライバーは、30°以上が当たり前の世界になっていますので、一般的な大重心角モデルと比べると、かなり抑えられています。
CORSA PERFORMANCE BC 438ドライバー
CORSA PERFORMANCE BC 438ドライバーの特徴
CORSA PERFORMANCE BC438ドライバーは、ヘッドサイズが420ccで、現代のドライバーとしてはかなり小ぶりな部類となります。
前年モデルでは440ccでしたので、筆者としては間違いじゃないかと思うぐらい、思い切ったサイズの縮小です。
フェース高も前年の57.5mmから59.0mmと高くなっていて、よりディープな形状になっています。
弾道を操りたい方、ヘッドスピードが速く思い切り叩きたい方に好まれるヘッド形状です。
CORSA PERFORMANCE BC 438ドライバーのスペック
- ロフト角:8.5〜11°
- ライ角:59°
- ヘッド体積:420cc
- ヘッド重量:198g
- 重心距離:37.0mm
- 重心深度:40.0mm
- 重心高:32.0mm
- 重心角:25°
CORSA PERFORMANCE BC 458ドライバー
CORSA PERFORMANCE BC 458ドライバーの特徴
CORSA PERFORMANCE BC 458ドライバーは、ヘッド体積が460ccのドデカヘッドです。ヘッド形状も438よりシャローで、奥行きが深く取られています。
ヘッドのストレッチが取られることで、慣性モーメントが大きくなりますので、打点のブレに対する強さ、直進性を重視したい方に適しています。
CORSA PERFORMANCE BC 458ドライバーのスペック
- ロフト角:8.5〜11°
- ライ角:60°
- ヘッド体積:460cc
- 重量:198g
- 重心距離:40.0mm
- 重心深度:41.0mm
- 重心高:33.5mm
- 重心角:26°
CORSA PERFORMANCEドライバー BC 438・BC 458の発売日と価格
CORSA PERFORMANCEドライバー BC 438・BC 458の発売日は、2022年2月下旬です。
発売価格は、どちらもヘッド単体が77,000円(税込み)、ヘッドカバーが4,180円(税込み)となっています。