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ATTAS KINGシャフトの特徴を徹底解説!試打・評価・スペック

この記事は約7分で読めます。

USTマミヤから発売の「ATTAS KING」シャフトについて、製品の特徴、スペック、試打した評価を取り上げます。

ATTAS KINGの特徴

ATTASシリーズで初めて先調子を採用したATTAS KING。

シリーズ13代目となるモデルは、先端部が加速して、これまでにない「つかまり」が実現されています。

13代目のコンセプトは「つかまり」

シリーズ13代目となるATTAS KINGは、「つかまり」をコンセプトとして開発されています。

前作のDAAASでは、初めて中元調子を採用して、ダウンスイング時の大きなしなりでタメを作るコンセプトからすると、特徴が大きく変わりました。

ATTAS DAAASでは、フェード系・低弾道でしたが、ATTAS KINGは、ドロー系・高弾道となっていて、キックポイントの位置、そして、弾道も真逆となっている点がポイントです。

先調子なのに、ヘッドがブレにくい

先調子はヘッドが俊敏に動きやすいことで、つかまり、打ち出しの高さが生まれやすいという特徴がある一方で、ヘッドがブレやすいというデメリットも抱えています。

この点について、9代目のATTAS COOLで採用されたHTTテクノロジーが採用されていて、先調子のATTAS KINGでも、シャフトのブレが抑えられます。

軽硬シャフトもある

スペックは重量クラスが40g~70gまで4段階あり、40gクラスでは、前作のATTAS DAAASと同様に「X」フレックスが用意されています。

最近のドライバーヘッドは、高慣性モーメントを実現するために後ろが重たいヘッドが増えていて、寛容性・直進性が高まっていますが、切替しが遅れてスライスが出やすいというデメリットもはらんでいます。

そこで注目されるのが「軽硬(カルカタ)」シャフトです。

従来は、軽くて柔らかい、重くて硬いの2局に分かれていましたが、40gクラスのXといったカルカタが登場したことで、「楽に振れる」・「つかまる」の両方が実現されています。

ATTAS KINGのゴルフ識者の評価

プロゴルファー 堀口宜篤プロの評価

引用:yahoo.co.jp
  • コンセプトどおりつかまるシャフトです。
  • ヘッドが走って返ってくる感じがします。ある程度振れる人は普段の重量帯より上のモデル、もしくは1スぺック上を選ぶといいでしょう。

クラブフィッター筒康博氏の評価

  • 元々『ATTAS』は、調子表記と振り心地にギャップを感じる傾向の強いブランドです。今作も、シリーズ初の『先調子』とされていますが、振り心地は元調子のイメージに近いと感じる人も多い
  • 『KING』はちゃんとしなるのに、比較的戻りも早い。粘るけれど走る。先調子のイメージである走りも、元調子のイメージある切り返しでの粘りも、両方ある特性に感じました
  • 前作『ATTAS DAAAS』も振りやすく、どんなヘッドにも合う特性でしたが、シャフト挙動として“動くのに暴れない”特性で考えると、よりブラッシュアップされた印象。球の散らばらなさでいうと、『KING』のほうが上と感じる人は多いでしょう。

ATTAS KINGの試打・解説

クラブフィッターがATTAS KINGを試打・解説

  • ATTAS KINGは、初めての先調子で、「つかまる」「走る」が特徴。
  • 過去のシャフトで一番近いのは、9代目のATTAS COOL。COOLは中調子となっているが、実際は先調子系。
  • COOLよりもKINGの方が先端部が柔らかい。
  • 最近は、手元から中間部が柔らかいものが人気。先調子が苦手というのは、先調子なことではなく、手元が硬いとヘッドの位置が分かり難いことが理由。
  • ATTAS KINGは、先調子だがヘッドの位置が分かる。
  • 先調子のシャフトは、元調子と比べて、打感が硬いと言われているが、4軸カーボンを使うことでインパクトの衝撃が分散されている。
  • ドローヒッター、引っ掛けに悩む人は向かない。フェードヒッター、スライサーに良い。スライサーは是非打ってみると良い。

プロがATTAS KINGを試打・評価

TSi3ドライバーにATTAS KINGを挿して試打されています。

  • 先先先調子と言っても良いぐらい、極端に先に調子を振ったつかまるシャフト。
  • いう程、ビュンビュン走るほどの先調子ではなくて、釣り竿のようなしなり。
  • 先調子は手元が硬い印象があるが、手元もしなやか。
  • 女性ゴルファーも使える。クラブが仕事してくれる。
  • 先調子から想像される荒っぽさは無い。

ヘッドスピード40m/s未満の女子プロゴルファーがATTAS KINGを試打・評価

ステルスのHDで、4 Sを試打されています。

  • ATTASは独特なしなり方をするイメージがあるが、ATTAS KINGはすっきりしている。ATTASのイメージが変わった。
  • ステルスHDとの相性が良い。
  • どこかが粘るというより、走り系。先調子には感じなかった。

ATTAS KINGの口コミ

ドライバーだけスライスする方是非使って下さい

ドライバーだけスライスする方是非使って下さい。今までの悩みがなんだったのか。

いつも通り振っているのに何故か真っ直ぐかドローになる。

先調子は暴れるイメージでしたがこれは違います。

出典:yahoo-net.jp

使いやすさバツグンです

先調子ですが、変なクセもなく、しっかり振れて距離も出ます。

4Sを選択しましたが、軽すぎず間違いなくエースシャフトであり、やっと出会えた感がします。

出典:yahoo.co.jp

評判通りつかまりは良い

先調子という事で手元はガチガチと思っていたら適度にしなります。

また一気にヘッドが返ってくるかと言えば、早く手を返そうが、遅く手を返そうが、何となくですが、一定のスピードで返ってきます。言い方変えれば、先端の挙動が安定してます。

評判通りつかまりは良いです。上体開く、フェース開くようなずぼらなスイングしても、コースのラフ右端でとどまってくれます。

出典:yahoo-net.jp

飛距離が伸びました

5Sか4Xで迷っていましたが、4Xを購入して正解でした。

ヘッドスピード平均40ぐらいですが、約240ヤード前後ラン込みで飛びます。

シャフトは4Xで軽いかなと思いましたが、意外としっかりした重さと安心感があって、気持ちよく振り切れます。

出典:rakuten.co.jp

ATTAS KINGのスペック

モデルNO フレックス 重量 トルク 調子 Tip径 Butt径
4 R 48 5.7 0.335 0.6
SR 49 5.4 0.335 0.602
S 50 5.4 0.335 0.604
X 53 5.4 0.335 0.606
5 R 56 4.3 0.335 0.602
SR 57 4.3 0.335 0.602
S 58 4.3 0.335 0.604
SX 59 4.2 0.335 0.606
X 61 4.2 0.335 0.608
6 SR 65 3.6 0.335 0.602
S 66 3.5 0.335 0.604
SX 67 3.5 0.335 0.604
X 69 3.5 0.335 0.606
7 S 73 3.5 0.335 0.602
X 76 3.5 0.335 0.604

ATTAS KINGは、4~7まで10g刻みの4つの重量クラスがあります。

重量クラス・フレックスの組み合わせで、全部で15種類のスペックとなっています。

ATTAS KINGの発売日・発売価格

ATTAS KINGの発売日は、2021年11月12日です。発売価格は税込み44,000円(税抜き40,000円)となっています。

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