稲森佑貴がジャパン・プレーヤーズ・チャンピオンシップにて、シーズン2勝目、通算を挙げました。
2011年にプロに転向し、2018年と2020年の日本オープンで優勝して以来、優勝から遠ざかっていましたが、2022年は2勝を含め好調を維持しています。
本記事では、稲森佑貴の用具契約と最新クラブセッティングについて取り上げます。
目次
稲森佑貴の用具契約
いやー、稲森佑貴プロと谷原秀人プロの白熱した戦い。
勝負の行方は紙一重で、非常に見応えがありましたね。改めまして
稲森佑貴プロ、優勝おめでとうございます! pic.twitter.com/eVrh6qgvfH— GOLF Net TV (@GOLFNetTV) October 18, 2020
稲森佑貴は、SRIXONのキャップを被っている姿を良くご覧になられる方も多いと思います。
ダンロップと用具契約を結んでいまして、パターを除いて、ダンロップ系のスリクソンとクリーブランドのゴルフクラブ・ボールを使用しています。
稲森佑貴のドライバー
スリクソン ZX7ドライバー
ドライバーは、契約するスリクソンのZX7ドライバーです。
ZXシリーズにはZX5とZX7の2種類のドライバーがあり、ディープで操作性の高いX7を選択しています。
実は、ZXシリーズはリリース当初、ZX5もツアープロに人気がありましたが、最終的には殆ど全てのツアープロがZX7を使っています。
スリクソンは、アイアンが評価されがちですが、ZX7ドライバーは中・上級者からの評価が高いドライバーです。
スペック
- ロフト角:9.5°
- シャフト:VENTUS TR BLUE
- フレックス:X
- 長さ:44.75インチ
稲森佑貴のフェアウェイウッド
スリクソン ZXフェアウェイウッド
フェアウェイウッドは、ドライバーと同じZXシリーズのモデルを使用しています。
海外メーカーでは、フェアウェイウッドやユーティリティは、低スピンと直進性の2タイプあることが多いですが、スリクソンは1種類のみです。
使用しているのは、3番と5番です。
スペック
- 番手:3番、5番
- ロフト角:15°、18°
稲森佑貴のユーティリティ
スリクソン ZXユーティリティ
ユーティリティも、ドライバー・フェアウェイウッドと同じZXシリーズのモデルです。
ZXシリーズのユーティリティは、ウッド型のZXハイブリッドとアイアン型のZXユーティリティがありまして、アイアン型の方を選択しています。
番手は3番と4番です。ちなみに、以前は3番のみZXハイブリッド(ウッド型)を使用していたことがあります。
ZXフェアウェイウドの5番が18°で、ZXユーティリティの3番が19°ですから、200ヤード越えぐらいの距離を打ち分けるのに、この辺りを密に揃えているようです。
スペック
- 番手:3番、4番
- ロフト角:19°、22°
稲森佑貴のアイアン
スリクソン ZX5アイアン
アイアンもZXシリーズを使用しています。ZXシリーズには、ドライバーと同様にZX5とZX7の2機種ありますが、ロフトが立っていて寛容性のあるZX5アイアンを選択しています。
ロングアイアンのみZX5を入れているプロはいますが、5番からPWまで入れているのは、恐らく稲森プロだけだと思います。
スペック
- 番手:5~9番、PW
稲森佑貴のウェッジ
クリーブランド RTX ZIPCORE ウェッジ
ウェッジはダンロップ系列のメーカー、クリーブランドのものを2種類、使用しています。
1つ目は、こちらのRTX ZIPCOREで、ロフト角は50°です。
スペック
- ロフト角:50°
クリーブランド RTX DEEP FORGEDウェッジ
2つ目は、同じくRTXのDEEP FORGEDと言うモデルです。
ロフト角は58°です。
スペック
- ロフト角:58°
稲森佑貴のパター
オデッセイ ELEVEN CS TOUR LINED パター
パターは、契約するダンロップには、なかなかツアープロが好むモデルはありませんので、他メーカーということになります。
使用しているのは、ELEVEN CS TOUR LINEDパターです。ネオマレット型で後ろが重そうに見えますが、重心は浅く、操作性の高いパターです。
稲森佑貴のボール
スリクソン Zスター
ボールはスリクソンのZスターです。
ちなみに松山英樹はZスター XVを使っています。
ZスターとZスター XVの違いについては、別記事で詳しく取り上げていますので、リンクを載せておきます。