ステルスとグローレの融合モデル、ステルスグローレシリーズのアイアンを、ヘッドスピード40m/s未満の試打者として、西川みさとプロが試打されています。
ステルスグローレの特徴の一つとして、軽くて振りやすい点が挙げられ、ヘッドスピードが遅めの方が扱いやすいアイアンとなっています。
ゼクシオやPHYZなど、軽量モデルを使われている方によっては、ターゲットが合致すると思いますので、アイアン選びの参考にしてみてください。
目次
ヘッドスピード40m/s未満の女子プロゴルファーがステルスグローレアイアンを試打した動画
ステルスグローレアイアンを、ヘッドスピード40m/s未満の試打者として、西川みさとプロにて試打されています。
アジア市場向けのグローレに、テーラーメイドの最新のテクノロジーを詰め込んだモデルで、Mグローレ、SIMグローレに次ぐ3代目のモデルがステルスグローレです。
特にドライバーは、スライスが改善するという声が多く、日本のヘッドスピードが遅め、軽いクラブが好きなゴルファーに評価されています。
アイアンについても同様の特徴を有していますので、飛距離、強い球、つかまりり、軽い振り心地が欲しいゴルファーには、是非とも検討に含めたいアイアンです。
西川みさとプロによる試打評価を踏まえつつ、特に注目したいポイントをまとめました。お時間がある方は動画をご覧頂ければと思います。
ポイント① 飛び系だけど、高さが出る
ステルスグローレアイアンは、ディスタンス系アイアンの部類に入りますが、ロフト角は7番で27°で、強烈なストロングではありません。
飛距離優先ではなく、ソールの厚さを相まって、球の上がりやすさも持たせてあります。
飛び系のアイアンが出始めた時は、球が上がってなかった。(ステルスは)球が上がった分、止まるのでる、これぐらい弾いてもスピンが入ってるんだろうなと思う。
ロフト角24°、25°といった、前にバチーンと飛んでって、止まらないというタイプではありません。
飛距離が欲しいアベレージゴルファーが、アイアンらしい近い弾道で飛ばしやすいディスタンス系アイアンです。
ポイント② ヘッドスピード35m/sぐらいから使える
ステルスグローレという名前から、ステルスよりかグローレよりかが気になる方もいるかもしれません。
MグローレもSIMグローレもそうですが、ベースはグローレで、その時々のワールド展開モデルの最新テクノロジーが搭載されています。そのため、対象ゴルファーと言う意味では、ステルスよりではなくグローレです。
▼7番アイアンのクラブ重量
モデル | ステルスグローレアイアン | ステルスアイアン |
---|---|---|
カーボン(R) | 353g | 366g |
スチール(S) | 382g | 407g |
ステルスシリーズに、アベレージゴルファー向けのステルスアイアンがありますが、それよりもクラブ重量が軽く仕上げられています。
やさしいし、球が上がるので、ヘッドスピードが無くても使える。
ステルスアイアンよりもロフトが立っていますが、ソールが厚く低重心で、球の上がりやすさも備わっていますので、ヘッドスピードが遅いゴルファーが高さを出せて飛ばせるアイアンです。
ヘッドスピードで言えば、35~42m/sぐらいの方が適していると思います。40をm/sを超える方、もともと球が上がりやすい方は、ステルスアイアンのカーボンシャフトも、合わせて検討されることをオススメします。
ポイント③ 打感はSIMグローレの方が硬い
前作に当たるSIMグローレとの違いとしては、ロフト角・ライ角・長さといった主要なスペックは全く同じです。
形状は、ステルスグローレの方がトゥラップテクノロジーが採用されていて、トゥ側金属を取り除いた形になっていますが、概ね似たような雰囲気になっています。
移行される方にとっても、構えてみて違和感はないと思います。
なお、打感については、西川みさとプロがSIMグローレの方が硬いと評価されています。
ステルスグローレアイアンは、キャップバックデザインが採用されていて、フィーリングにも配慮されています。ディスタンス系の打感の硬さが少しでも解消されて欲しいという方は、ステルスグローレアイアンの方がフィーリングが良いと思います。
ポイント④ ステルスグローレアイアンは、最近のアイアンとしてはお買い得
2022年、ゴルファーを悩ませているのは、ゴルフクラブの値上がりです。ゴルフに限った話ではありませんが、ゴルフクラブも例外に漏れることなく、値上げの波に襲われています。
そんな中、ステルスグローレアイアンは、SIMグローレアイアンと比べて、値上げ幅はそれほど大きくありません。
特に、カーボンシャフトについては、単品で1,000円、5本セットでも5,000円に抑えられています。
値上がりの傾向は2023年も続くものと思われますので、2022年モデルでさほど値上がりのないステルスグローレアイアンは、ニューモデルとしてとてもお買い得と言えます。
まとめ
ステルスグローレアイアンについて、SIMグローレアイアンとの比較など、抑えておきたいポイントを4点取り上げました。
グローレ融合モデルは、これまでの3代のモデルいずれも、とても評価の高いアイアンです。
外観の良さ、打感の改善など、最新のステルスアイアンが一番のオススメではありますが、Mグローレ、SIMグローレも基本性能や特徴は変わりませんので、予算を抑えたい方は、過去モデルの方もかなりオススメです。
特に、ドライバーの場合、Mグローレが最もつかまるという方もいますので、中古ショップへも足を運んで、打ち比べされてみるのも良いと思います。