テーラーメイドのステルスグローレ レディースドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
ステルスグローレ レディースドライバー
ステルスのテクノロジーを取り入れたグローレ
ステルスグローレは、文字通り「ステルス」と「グローレ」の融合モデルです。
厳密に言いますと、「グローレ」に「ステルス」のテクノロジーを搭載したモデルとなりまして、位置づけとしては「グローレ」に属します。
過去にも同様のコンセプトのものが発売されていまして、Mグローレ、SIMグローレに次いで、ステルスグローレは3代目のモデルとなります。
「グローレ」自体は、アジア市場向けのシリーズで、軽量・ドロー仕様で、日本人が扱いやすく、とてもやさしいクラブです。
そのため、スライサー、ヘッドスピードが落ちてきた方、レディースゴルファーを中心として人気があります。
カーボンフェースを採用
グローレではありますが、ステルスの名も冠していますので、ステルスの代名詞とも言えるカーボンフェースは、しっかり搭載されています。
ヘッド内部にはアコースティックアジャスターも搭載されていて、より快適な打感・打音が実現されています。
また、ツイストフェースも搭載されていますので、ハイトゥ・ローヒール方向への打点ブレの際に、弾道をセンターに戻す効果があります。
デザインテイストは、前作のSIMグローレと似ている
▼ステルスグローレとSIMグローレのレディースドライバー
Mグローレのレディースドライバーはパステルピンクでしたが、SIMグローレとステルスグローレのレディースドライバーは、共にパステルグリーンが使われています。
ボディのブラックとホワイトのボディーにパステルグリーンがアクセントカラーに用いられていて、デザインのテイストも非常によく似ています。
SIMグローレはソールにホワイトのエリアが多く、フェースもシルバーです。一方、ステルスグローレは、ソール・フェースがほぼブラックのため、こちらの方が精悍に見え、アスリート感があります。
ステルスグローレ レディースドライバーの試打・評価
関浩太郎プロがステルスグローレ レディースドライバーを試打・解説
ロフト9°、シャフトは純正のTENSEI SILVERのSで試打されています。
- 見た目の印象は、白と水色の透明感がある感じが可愛らしい。アマチュア女子的には写真映えもしそう。
- 強く叩いても、左に行きにくい。直進安定性が高くて、右にも左にも行きにくくなっている。
- 球も上がってくれるので、あおりうちのミスが減りそう。
- クラブが軽く感じられるので、力まずに振れる。
- クラウンの白い線がシャフトと一直線に見えるので、真っすぐ構えられているかが分かりやすい。
ステルスグローレ レディースドライバーの試打・解説
試打クラブは、ロフト角11.5°、標準シャフトのAフレックスです。
- ステルスのレディースドライバーと比べて30g軽量で、とても軽い。
- 振れない女性でも、しっかり振り切れる。
- 球が上がりやすい。
- デザイン性もかわいらしくて、コーラルグリーンが印象的。ソケットの部分、ヘッドカバーにもコーラルグリーンが入っていておしゃれ。
ステルスグローレ レディースドライバーのスペック
- ロフト角:11.5、12.5°
- ライ角:58°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:44.25(L)、44.5(A)インチ
ステルスグローレ レディースドライバーのシャフト
ステルスグローレ レディースドライバーのシャフトは、公式サイトに掲載されているものが1種類で、FUJIKURA SPEEDER NX for TMです。
硬さ | シャフト重量 | クラブ重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|
L | 約39g | 約252g | 7.6 | C1 | 先 |
A | 約42g | 約255g | 7.3 | C3 | 先中 |
ステルスグローレ レディースドライバーの発売日・発売価格
ステルスグローレ レディースドライバーの発売日は、2022年10月7日です。
発売価格は、FUJIKURA SPEEDER NX for TMが¥97,900 (本体価格 ¥89,000)で、メンズモデルと同じ価格です。