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PING 2025 G440シリーズ ドライバーの試打・評価|全3機種の違いを比較|スペック・発売日・発売価格

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PINGの2025年の最新モデル「G440」。

標準重量のドライバーは前作同様の全3機種のラインナップになっています。

各モデルの違いの比較、特徴、スペック、発売日、発売価格など詳細をまとめました。

▼前作のG430ドライバー 3タイプの評価解説

PING G430ドライバーの最新情報まとめ!G430 MAX・G430 LST・G430 SFTドライバー
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G440のドライバーは3機種

▼左から、MAX、LST、SFT

2025年のPINGの新作は、「G440」です。

ネーミングからして前作のG430の正統進化の後継モデルといって良いでしょう。

タイプ 特徴
MAX 高MOIのスタンダードタイプ。
LST 低スピン・操作性があるタイプ。
ディープで小ぶり。
SFT ドロータイプ。
シャローで高さも出る。

前作と同じく、MAXがスタンダードタイプ、LSTが低スピンタイプ、SFTがドロータイプというラインナップです。

ネーミングも同じため、歴代モデルからの移行もしやすくなっています。

G440シリーズ ドライバー3機種の共通の特徴

重心を低く

出典:clubping.jp

G440のドライバーには、以下のテクノロジーが採用されています。

  • 新カーボンフライ・ラップ・テクノロジー
  • 新フリーホーゼルデザイン
  • 極薄フェース

これらにより、「重心を低く」することが実現されています。

2024年の10Kモデルは、奇しくもテーラーメイドと被ったわけですが、2025年はというと、これまたテーラーメイドも「低重心」を掲げていて、見事に被りました。

偶然というか、ここまでくると必然なのかもしれません。

ゴルフクラブの開発は、寛容性を上げるために深重心が定石となっています。しかし、深重心にし過ぎるとフェース面上の重心位置が上がってしまい、飛距離が出やすいフェース面の上側エリアが狭くなってしまうという弊害が生じます。

そこで重要になるのが低重心で、そのためにG440はより一層の軽量化が図られています。

クラウンは全3タイプでカーボン素材が適用され、ホーゼル部分は構造が見直され、フェースは薄肉化されています。

重心より上の部分の軽量化を進めると、それだけで低重心になりますし、余剰重量を低い位置に回すことで、さらに低重心になります。

ちなみに、フルチタンから脱却していて、サウンドリブも搭載していますので、Gシリーズの唯一の弱点とも言われていた打感・打音も完全に改善されています。

既存テクノロジーを継承

G440に搭載されているテクノロジーは、大部分が従来と同じものが継承されています。

近い将来、G500になる日が来るとは思いますが、2025年はG440ということで、ネーミングからもG430から大きな変化が無いことを表しています。

  • 後方移動式ウェイト
  • 8ポジションの可変スリーブ
  • スピンシステンシー・テクノロジー
  • タービュレーター

G440シリーズ ドライバー3機種の違いを比較

ヘッド形状の違い

▼左から、MAX、LST、SFT

ヘッド形状は、MAX、LST、SFTで分かりやすく違いを持たせてあります。

スタンダードのMAXを基準として、LSTはディープで低スピン・操作性を持たせてあります。反対にSFTはシャローで球の上がりやすさが備わっています。

ウェイトの違い

前作と同じく、3機種全てに移動式のウェイト調整機能が搭載されています。

MAXとLSTは、ニュートラル意外にドロー・フェードのポジションがあり、SFTは、デフォルトがドローとドロー+があります。

8ポジションの可変スリーブも3機種全てに採用されていますので、組み合わせることで幅広いレンジで弾道をカスタマイズすることができます。

スペックの違い

モデル MAX LST SFT
ロフト角 9.0/10.5/12.0° 9.0/10.5° 9.5/10.5°
ライ角 59.5° 58° 59.5°
ヘッド体積 460cc 450cc 460cc
長さ 46.00″ 45.25″ 46.00″

スペック面の違いは、モデル間ではほぼ従来通りですが、前作と比べると注目したい違いがあります。

まず、LSTのヘッド体積は、G430では440ccでしたが450ccとなっています。ただし、ヘッドの投影自体は小さくなっていますので、よりディープになって操作しやすくなっています。

MAXとSFTに関しては、長さが標準シャフトのALTA JCBで46インチと長尺化されています。

PING曰く、この長さが好ましいとのことです。

また、SFTは従来10.5°のみのロフト角でしたが、G440では9.0°が新たに用意されています。

SFTは以前のものと違って、打感・打音も前作から改善されていて、G440ではフルチタンから脱却しています。かなり打ちやすくなってきていますので、9.0°で使ってみたいという方が今後増えて行くと思われます。

G440シリーズドライバー 3機種の特徴・スペック

G440 MAXドライバー

試打・評価・特徴

MAXですが、G430 MAXよりも投影はやや小さくなっています。

低重心化により低スピン・強弾道になっていて、LSTに近づいていますので、寛容性があり、少しつかまる低スピンドライバーといった様相です。

決して難しさが増している訳ではありませんが、G440ではMAXを選ぶツアープロも増えるのではないかと思います。

スペック

  • ロフト角:9、10.5、12°
  • ライ角:59.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:46インチ

G440 LSTドライバー

試打・評価・特徴

ヘッド体積は10ccアップしていて450ccになっていますが、投影は小さくなっていて、より操作しいやすいヘッドとなっています。

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スペック

  • ロフト角:9、10.5°
  • ライ角:58°
  • ヘッド体積:450cc
  • 長さ:45.25インチ

G440 SFTドライバー

試打・評価・特徴

昨年からドローモデルを廃止して、超高MOIに切替ているメーカーが増えている中、PINGはSFTをドローモデルとして提供し続けています。

高MOIが進んでも、ヘッドの返しが遅れるゴルファーは減らないため、ドローバイアスはスライサーにとっては貴重なモデルです。

前作に引き続き、ウェイト調整でドローを強・弱に切り替えることができるため、スライスの度合いに応じて適した調整を選ぶことができるのもG440 SFTのストロングポイントです。

スペック

  • ロフト角:9、10.5°
  • ライ角:59.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:46インチ

G440シリーズのドライバーの発売日・発売価格

G440シリーズのドライバーの発売日は、2025年2月6日です。

発売価格は、標準シャフトで107,800円です。

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