キャロウェイの2023年モデル、パラダイムX ドライバーについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
パラダイムX ドライバーの特徴
パラダイムシリーズのドライバーは、前年のローグSTと同じようなラインナップになっていて、スタンダード、ドロー、低スピン、軽量の4機種に分かれています。
本記事で取り上げているのはパラダイムX ドライバーで、ややドロー・高弾道が特徴のモデルです。
軽量のパラダイム MAX FASTドライバーもドロー・高弾道ですが、パラダイムXより27~28g軽く、クラブ長さも0.25インチ長尺になっていて、シニア向けで良く見られる特徴を有しています。
どちらが自分に合っているかは、クラブ重量でまずは判断されると良いでしょう。
キャロウェイ PARADYM パラダイム ドライバーの最新情報・違いをまとめ!パラダイム・パラダイム X・パラダイムMAX FAST・パラダイム ◆◆◆
パラダイムX ドライバーの試打・評価
パラダイムXドライバーをプロがトラックマンで試打・評価
試打クラブは、ロフトが10.5°、シャフトがVENTUS TR for CW 5SRです。
- MAX FASTと打感が違って、少しコツンとした塊感がある。しっかり当たった感じがする。
- (資料では高弾道だが)弾道は低め。スピン量が抑えられている。
- 通常のパラダイムより、球が高くてつかまる。
- シャフトを変えれば、ヘッドスピードが速い人でも良い。
試打クラブは、ロフトが10.5°、シャフトがVENTUS TR for CW 5Sです。対象ユーザーを想定して、ヘッドスピード42ぐらいで試打されています。
- 形状はノーマルなパラダイムよりローグSTに近く、大きめな見た目。
- ほんのりドローボールが出る。
- ノーマルなパラダイムより、少しつかまる感じ。そんなにドロー系という感じではない。
- 曲がらない・ちょっとつかまるぐらい。
- 大きいヘッドだが、ヘッドは返ってくれるので、安心感があってつかまる。
GDO編集部がパラダイムシリーズのドライバーを比較・試打
- スタンダーのパラダイムと比べると、面長。
- トゥ側が直線的で、ヘッドの投影が四角形のような印象を受ける。
- ノーマルタイプと比べると、振り感が軽やかで、スピンが少し入る。
- ドローを打ってもスピンが減り過ぎない安心感がある。
- ノーマルよりもヘッドがターンしてくれて、やさしい。
3upCLUBでパラダイムドライバーの全機種を試打
3upCLUBの3名にて、パラダイムドライバーの全機種を試打されています。
上記の動画は、クラブフィッターがパラダイムXドライバーを試打するところから再生されます。
パラダイムX ドライバーのスペック
- ロフト角:9、10.5、12°
- ライ角:60°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.5インチ
- 標準シャフト:VENTUS TR 5 for Callaway
- フレックス:S/SR/R
- クラブ重量:305g(SR)
パラダイムX ドライバーのシャフト
パラダイムX ドライバーのシャフトは、公式サイトに掲載されているものが4種類あります。
シャフト | 硬さ | シャフト重量 | クラブ重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|---|
VENTUS TR 5 for Callaway | S | 約52g | 約307g | 4.4 | D3.5 | 中 |
〃 | SR | 約50g | 約305g | 4.7 | D3.5 | 中 |
〃 | R | 約49g | 約304g | 4.8 | D3.5 | 中 |
Tour AD CQ-5 | S | 56.0g | 約310g | 4.5 | D2 | 先中 |
SPEEDER NX GREEN 50 | S | 57.5g | 約312g | 4.9 | D3 | 中 |
Diamana GT 50 | S | 56.5g | 約310g | 4.6 | D3 | 中元 |
パラダイムX ドライバーの発売日・発売価格
パラダイムX ドライバーの発売日は、2023年2月24日です。
発売価格はシャフトにより以下の通りとなっています。
- VENTUS TR 5 for Callaway:¥96,800(税込み)
- Tour AD CQ-5:¥116,600(税込み)
- SPEEDER NX GREEN 50:¥116,600(税込み)
- Diamana GT 50:¥116,600(税込み)
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