テーラーメイドのステルス2 フェアウェイウッドについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
目次
ステルス2 フェアウェイウッド
ステルス2 フェアウェイウッドは、ステルス2シリーズの3機種ある中で、ノーマルなタイプです。
従来モデルでいうと、SIM MAX、SIM2 MAXが同じ特徴を持ったモデルとなります。
アスリート向けのPLUSとの違いとしては、ソールのウェイト調整機能、ネックの可変スリーブによるロフト角調整機能がともに搭載されていないため、弾道のカスタマイズ性能はありません。
その分、ヘッド形状はシャローで慣性モーメントが高く設定されています。
ステルス2 フェアウェイウッドの試打・評価
ステルス2 フェアウェイウッドをプロが計測試打・評価
フェアウェイウッドの試打クラブは、3番15°、5番18°で、シャフトは純正のTENSEI TED TM50(’22)のSです。
- ステルス2 PLUSと比べると、ポテッと大きめに見える。安心感がある。
- 球が上がる。フェアウェイウッドが苦手な人は、PLUSではなくこちら。
- 打音は高い。柔らかさもある高い音。ゼクシオのような尖ったキーンではない。ステンレスなのに軽やかで爽やか。
- 球の高さが出やすく、挙動も安定している。
ステルス2シリーズのフェアウェイウッド3機種を、前作と打ち比べ比較・試打
▼ステルス2 フェアウェイのところ(8:28頃)から再生されます
- ステルス2はスピンが多い。前作の方がスピンが少なくて、飛距離が出る。
- 初代ステルス フェアウェイは売れたが、ドロップしている人が多かった。1の改良版が2で、それがスピン量に表れている。
- スピンが入る方が操作しやすい。
- 前作のネガティブな部分が無くなっていて、こちらの方が良いという方が多いと思う。
ステルス2のフェアウェイウッド3機種をクラブフィッターが試打・解説
- 今回は、9番ウッド(24°)が新たにラインナップされている。
- 3番、3HLはフェースがマレージング鋼で、飛距離を追求しつつ、弾き感がある。
- ドライバーのスタンダードは逃げる感じがあったが、フェアウェイウッドはつかまる。
- 先ずはスタンダードから検討して、つかまりが欲しければHD、操作し炊ければPLUS。
ステルス2 フェアウェイウッドのスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ |
---|---|---|---|---|
3番 | 15 | 57 | 185 | 43.25 |
3HL | 16.5 | 57 | 185 | 43.25 |
5番 | 18 | 57.5 | 170 | 43.25 |
7番 | 21 | 58 | 170 | 42.25 |
9番 | 24 | 58.5 | 155 | 41.75 |
ステルス2 フェアウェイウッドのシャフトスペック
ステルス2 フェアウェイウッドの公式サイトに掲載されているシャフトは、4種類と豊富です。
標準シャフト以外の3種は、重量が60g台の重めのもので、キックポイントが先中、中、中元と3タイプに分かれていますので、自分のスイングスピードや切り返しタイミングに合ったものを選びやすくなっています。
シャフト | 硬さ | クラブ重量 | シャフト重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|---|
TENSEI RED TM50 (’22) |
S | 約312 | 約57 | 4.3 | D2.5 | 中 |
〃 | SR | 約310 | 約55 | 4.7 | D2.5 | 中 |
〃 | R | 約309 | 約52 | 5 | D2 | 中 |
Tour AD CQ-6 |
S | 約324 | 64 | 3.4 | D1.5 | 先中 |
SPEEDER NX GREEN 60 |
S | 約325 | 66.5 | 3.8 | D2 | 中 |
Diamana GT 60 |
S | 約323 | 62.5 | 3.8 | D2 | 中元 |
ステルス2 フェアウェイウッドの発売日・発売価格
ステルス2 フェアウェイウッドの発売日は、2023年2月17日です。
発売価格は、シャフトにより異なっています。
- TENSEI RED TM50 (’22):¥58,300 (本体価格 ¥53,000)
- Tour AD CQ-6:¥78,100 (本体価格 ¥71,000)
- SPEEDER NX GREEN 60:¥78,100 (本体価格 ¥71,000)
- Diamana GT 60:¥78,100 (本体価格 ¥71,000)