50代前後のエンジョイゴルファー向けで、やさしく飛距離が出せるアイアンの2023年モデルについて、ランキング形式で紹介します。
対象となるアイアンは、各メーカーで現行モデルとしてホームページやカタログに掲載しているものとなります。そのため、発売が2023年より前のものも含まれることがあります。
なお、エンジョイゴルファーとは、みんなで楽しんだり、心身のリフレッシュを大事にすることを大事に捉えるタイプで、競技性やアスリート志向を重視するゴルファーとは異なります。
目次
第1位 キャロウェイ パラダイムX アイアン
ここがポイント!
- つかまりが良く、ワイドソールでダフリにくい
- ディスタンス系でありながらフィーリングも備わっている
特徴
キャロウェイのパラダイムシリーズの全4機種の中で、最もオフセットが大きくワイドソールで、つかまり・ダフリ防止に優れています。
7番のスペックは27.5°・37インチで、つかまえた弾道で力強く前に飛ばせるタイプのアイアンです。
キャロウェイのアイアンは、アベレージゴルファー向けでも単なるディスタンス系ではなく、中空内部にマイクロスフィアという制振効果のある素材が搭載されていて、打感の良さも備わっています。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
#4 | 18.5 | 61 | 38.875 |
#5 | 21.5 | 61.25 | 38.25 |
#6 | 24.5 | 62 | 37.625 |
#7 | 27.5 | 62.5 | 37 |
#8 | 32 | 63 | 36.5 |
#9 | 36.5 | 63.5 | 36 |
PW | 41 | 64 | 35.75 |
AW | 46 | 64 | 35.5 |
51° | 51 | 64 | 35.25 |
56° | 56 | 64 | 35 |
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第2位 テーラーメイド ステルスアイアン
ここがポイント!
- ルックスがアスリートアイアンライクで格好良い
- やや軽めで楽に振れる
特徴
テーラーメイドの2022年に発売のステルスアイアンです。外観がアスリート向けのPシリーズに寄っていて、ルックスの良さも人気の理由となっています。
2023年にはステルスHDアイアンが発売されていますが、50代のエンジョイゴルファー向けとしては、前年のステルスアイアンの方がオススメです。
その理由としては、ステルスアイアンの7番のスペックが28°・37.25インチで、HDよりもフェースが2°立っていて飛距離性能に優れています。
クラブ重量もRスペックで354g・366g(5i・7i)とやや軽めで、パワーが落ちてきた方が楽に振りやすいのも特徴です。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
5 | 21.0° | 62.0° | 38.50″ |
6 | 24.0° | 62.5° | 37.875″ |
7 | 28.0° | 63.0° | 37.25″ |
8 | 32.0° | 63.5° | 36.75″ |
9 | 37.0° | 64.0° | 36.25″ |
PW | 43.0° | 64.5° | 35.75″ |
AW | 49.0° | 64.5° | 35.50″ |
SW | 54.0° | 64.5° | 35.25″ |
第3位 PING G430アイアン
ここがポイント!
- 打点がブレても真っ直ぐ飛んで飛距離ロスが出にくい
- 球が上がりやすく、アイアンらしい弾道で狙いやすい
特徴
G430は、PINGのGシリーズの中でG710に次いで2番目にやさしいアイアンです。
PINGらしく、打点が少々ブレても真っすぐ飛んで飛距離が出るのが特徴です。
7番のスペックは29°・37インチで、飛距離性能と球の上がりやすさを持たせてあります。
ロフトはやや寝ていますが、打点がバラついても飛距離ロスが出にくいため、1ラウンド通した場合に結果が出やすいアイアンです。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | バウンス角 | 長さ |
---|---|---|---|---|
4番 | 19 | 60.5 | 6 | 38.88 |
5番 | 22 | 61 | 7 | 38.25 |
6番 | 25.5 | 61.5 | 8 | 37.63 |
7番 | 29 | 62 | 9 | 37 |
8番 | 33 | 62.8 | 10 | 36.5 |
9番 | 37 | 63.5 | 11.5 | 36 |
PW | 41 | 64.1 | 13 | 35.5 |
45 | 45 | 64.1 | 13 | 35.5 |
50 | 50 | 64.1 | 13 | 35.5 |
54 | 54 | 64.4 | 14 | 35.25 |
58 | 58 | 64.6 | 14 | 35 |
第4位 ダンロップ ゼクシオX 2022 アイアン
ここがポイント!
- 総合評価が高いアイアンで、万人が使いやすい
- 分厚いソールが苦手な方にオススメ
特徴
ゼクシオXシリーズの2代目モデルのアイアンです。
ゼクシオでは物足りない・軽すぎるという方向けで、従来のMiyazakiモデルをご存知の方は、位置付けが相当すると考えると良いでしょう。
7番のスペックは29°・37インチで、G430アイアンと同じく、高い飛距離性能を持たせつつ、アイアンらしい球の上がりやすさも備えています。
スリクソンで培われた前後にバンスを持たせたV字ソールが採用されていて、振り抜きやすくなっています。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | バンス角 | FP | 長さ |
---|---|---|---|---|---|
4 | 21 | 60.5 | 7 | 2.2 | 38.5 |
5 | 23 | 61 | 7 | 2.4 | 38.0 |
6 | 26 | 61.5 | 8 | 2.7 | 37.5 |
7 | 29 | 62 | 8 | 3 | 37.0 |
8 | 33 | 62.5 | 9 | 3.4 | 36.5 |
9 | 38 | 63 | 9 | 3.6 | 36.0 |
PW | 43 | 63.5 | 10 | 4.1 | 35.5 |
AW | 49 | 63.5 | 11 | 4.3 | 35.5 |
SW | 56 | 63.5 | 12 | 4.8 | 35.5 |
第5位 本間ゴルフ TW757 Pアイアン
ここがポイント!
- アスリート向けブランドながら、飛距離性能に優れている
- ストレートなネックで球筋を操りたい方にオススメ
特徴
TW757 Pアイアンは、アスリート向けシリーズのTW757シリーズのアイアン3機種の中で、最もやさしいタイプのアイアンです。
7番のスペックは28.5°・37.25インチで、アスリートブランドながらディスタンス系にギリギリ分類されるぐらいフェースが立っています。
それでいてネックはほぼストレートで、飛距離は欲しいけど操作性も欲しいという方に適した希少なアイアンです。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | オフセット | 長さ |
---|---|---|---|---|
4 | 19.0° | 60° | 3.5mm | 38.75″ |
5 | 21.5° | 60.5° | 3.5mm | 38.25″ |
6 | 25.0° | 61° | 3mm | 37.75″ |
7 | 28.5° | 61.5° | 3mm | 37.25″ |
8 | 33.0° | 62° | 3mm | 36.75″ |
9 | 38.0° | 62.5° | 2.5mm | 36.25″ |
P | 43.5° | 63° | 2.5mm | 35.75″ |
A | 48.0° | 63° | 2mm | 35.75″ |
まとめ
50代前後のエンジョイゴルファー向けで、やさしく飛距離が出せるアイアンについて、2023年モデルを対象として、おすすめをランキング形式で紹介しました。
紹介したモデルは、飛距離重視、操作性もプラス、直進性重視など、ぞれぞれにプラスアルファの特徴がありますので、やさしさ意外にどの要素を重視するかを絞り込むと、自分に合ったモデルが選びやすくなります。
パワー・スタミナ・体の柔軟性などで、やや低下が感じられる方も少なくないと思いますので、基本的には楽に振れて体への負担も少ないカーボンシャフトをオススメします。