ゴルフ用のレーザー距離計「BOOMEE MINI4」について、詳しく解説します。
製品評価(良い点・悪い点)、市場での口コミ(良い・悪い)、最安値をまとめましたので、「BOOMEE MINI4」を中立的な視点で把握できる内容となっています。
本記事で分かること
- BOOMEE MINI4の機能・スペック・使い方
- BOOMEE MINI4の製品評価(良い点・悪い点)
- BOOMEE MINI4の口コミ(良い点・悪い点)
- BOOMEE MINI4の最安値
BOOMEE MINI4の概要
BooMeeは中国の企業が手掛けていて、公式ショップは楽天内のみとなっています。
ゴルフ関連商品の専門ショップで、レーザー距離計は品数が多く、10機種が出品されています。
本記事で取り上げている「BOOMEE MINI4」は、楽天の売れ筋ランキングで何度も1位を獲得していて、当記事執筆時点でBooMeeの最人気のモデルで、最もオススメのモデルです。
主な特徴・機能
- 最大測定距離1,094ヤード
- 一般測定が0.06秒の超高速測定
- 高低差機能(高低差を考慮)
- 高低差機能 ON・OFF機能
- 高低差機能 ON・OFF状態表示(LED)
- ピンロック機能(ピンサーチ)
- ジョルト機能(振動通知)
- マグネット機能
- 充電式・電源自動OFF
- 専用ポーチ付属
- 生活防水(IP54)
BOOMEE MINI4は、自身で世界最小・最軽量を謳っていて、超コンパクト・超軽量が特徴のモデルです。
性能面でも最大測定距離が1,094ヤード、一般測定が0.06秒と、非常に秀逸にもかかわらず、価格は2万円以下(当記事執筆時点)で、レーザー距離計としては安価な部類に入ります。
高低差機能、ピンサーチ機能など、便利機能もしっかり搭載されていますので、コスパが非常に優れています。
BOOMEE MINI4が適するゴルファー
先に結論をまとめてしまいますと、BOOMEE MINI4がおすすめなゴルファーは、以下のニーズを持たれた方となります。
- 小型・軽量が良い方
- 予算を2万円ぐらいに抑えたい方
- ブランドに拘らない方
上記のニーズが概ね当てはまる方は、BOOMEE MINI4の良い点・気になる点、口コミ評価をまとめてありますので、この先もお読み頂いて、購入の際の参考にしてみてください。
BOOMEE MINI4の良い点
良い点① とにかく小さくて軽い!
BOOMEE MINI4の最大の特徴は、小ささと軽さです。
公式ストアでは、「世界最小・最軽量」を謳っていまして、上掲の画像からも分かる通り、ほぼほぼクレジットカードと同等サイズです。
- サイズ:9.4×5.6×3.3cm
- 重量:123g
当サイトでも、小型・軽量のレーザー距離計をランキングで紹介していますが、最上位クラスです。
▼軽量・コンパクトモデルとの比較
モデル | サイズ (mm) |
体積* (cm3) |
重量 (g) |
---|---|---|---|
BOOMEE MINI4 | 94×56×33 | 174 | 123 |
Shot Navi レーザー スナイパー nano |
89x50x30 | 133 | 112 |
GOLFBUDDY GB LASER atom |
84×57×31 | 148 | 125 |
CaddyTalk minimi |
92×58×31 | 165 | 135 |
EENOUR Ultra mini U800 |
94.5×55×33 | 172 | 129 |
FineCaddie J5 | 92.7×62.29×34.29 | 198 | 140 |
大きさ、重量は、電池を含む含まない、凹凸を考慮するしないなど、算出方法が色々ありますが、筆者の視点でも、サイズが5位、重量が2位ですから、トップクラスです。
コンパクトだと、ポケットに入れたままラウンドしやすく(ケースへの出し入れが不要)、手が小さい方でもホールドしやすく、18ホールでの使いやすさをぐっと高めてくれます。

良い点② 測定距離・測定スピードが優秀
レーザー距離計の性能の良し悪しを実感しやすいのが、最大測定距離と測定スピードです。
BOOMEE MINI4は、最大測定距離が1,094ヤードで、市場全体でも長い方となります。
そして、通常測定のスピードは0.1秒を切る0.06秒という速さです。
ちなみに、筆者の見解としては、最大測定距離は800ヤード、測定スピードは0.3秒が合格ラインです。
最大測定距離については、1,000ヤードも不要じゃないか?とお思いの方もいると思いますが、ピンサーチが可能な距離は25%ぐらいと言われていますので、長ければ長い程、ゴルフでの実用性が向上します。
良い点③ シリコン素材でグリップしやすい
レーザー距離計は、屋外で使用し、測定に用いる機器でもあるため、グリップの良さが使い勝手を大きく左右します。
メーカーによっては、シャープな直線的な形状で、プラスチックのつるっとした素材のものがあり、人によっては滑りやすく感じられます。
BOOMEE MINI4は、上下にシリコン素材が用いられていて、下側は親指を合わせやすい窪みがありますので、グリップの良さを備えています。
さらに超小型・超軽量でもありますので、握りやすさ・携帯性の良さは、非常に優れています。
良い点④ 便利機能が揃っていて、2万円を切る安さ
BOOMEE MINI4は、冒頭で主な機能を紹介していますが、レーザー距離計に求められるであろう便利な機能は、高低差・ピンサーチ・ジョルトなど、一通り搭載されています。
そして、超小型・超軽量で、測定スピードが速く、最大測定距離も長いときています。
これで19,800円という低価格で販売されていますので、コスパが非常に優れています。
2万円前後の予算で探されている方に、とてもオススメのモデルです。
BOOMEE MINI4の気になった点
気になった点① 専用ケース
メーカーによっては(特に高級メーカー)、専用ケースが別売りのところがありますが、BOOMEE MINI4は専用ケースが付属しています。
しかし、このケースは何故か本体よりも大きめに作られていて、実際、その点を指摘する口こみが少なからず見受けられます。
- 同梱されていた携帯ケースは大きすぎてマッチしておらず、レビュー記入でプレゼントしてもらえる専用ケースを早めにお送り頂きたいです。
- 本体に比べて少しケースが大きいです。カタカタなります。
- 付属のケースが本体の大きさに比べ大き過ぎるのが唯一残念な所です。
*口コミの引用:楽天
ただ、上記の口コミでも触れられている通り、楽天で購入後にレビュー記事を投稿すると、専用ソフトケースと保証期間の1年延長が特典として得られます(当記事執筆時点の情報)。
超小型・超軽量なため、ポケットに入れたままと言う方も多いと思いますが、専用ケースは貰っておいて損はありませんので、延長保証の特典も考えるとレビュー投稿はおすすめです。
気になった点② 高低差ON・OFFのLED表示の位置
▼高低差機能のOFF時のLEDランプ
高低差機能は、公式競技に参加する方向けなどへの対応として、OFFにすることができます。
そして、ON・OFFの状態が外部から分かるようLEDランプが搭載されています。
LEDが搭載されている点は非常に有難いのですが、気になるのはこの搭載位置です。
一般的には、本体側面で右利きの人が手で覆わない方に搭載されているケースが大半ですが、BOOMEE MINI4は、何故か本体背面(使用者が覗き込む側)のファインダーの下にあります。
この位置ですと、測定中に周りの第三者は気付きにくいため、やや残念な設計ではあります。
ただ、高低差機能をOFFにする方は少ないと思いますので、殆どの方にとっては気にする点ではありません。
気になった点③ ブランド力
機能・性能、サイズ・重量、そして、価格など、死角がなさそうですが、敢えて挙げるとするとブランド力です。
レーザー距離計の世界では、NIKON、ブッシュネルを筆頭に、中堅どころではShotNavi、FineCaddie、TecTecといった辺りが良く知られているところです。
ゴルフは、所有感を重要視される方も少なくないため、そういった方にとってはNIKON、ブッシュネルあたりが満足感が得られると思います。
ただ、楽天のランキングではBOOMEEは常連となっていますので、認知度と言う点では高まっています。
価格・サイズ・性能をいった実質的なところを重視する方には、とてもオススメです。
BOOMEE MINI4の使用者による口コミ
ポジティブな評価
小型にびっくり
- 実物を手にして何よりもその小型化にはびっくりしました。これだとポケットに入れてもプレーには支障ありません。
- 充電して早速練習場で使用してみましたが感度も距離計測もばっちりでした。
測定が速い
- コースでまだ使用できていませんが試しにビルの5階位から少し遠くのビル屋上付近と地上を計測したところ高低差もしっかりでて測定速度も速いです。
- 自分は手が小さいので決め手は大きさでしたがポケットにいれたままでも気にならないくらいコンパクトで使いやすそうです。
手振れも無く使いやすい
- 自宅から色々な物の距離を計測しましたが、手振れも無く使いやすく繰り返し精度も問題無しでした。
- また今まで使っていた距離計と計測距離を比較しましたが0.2ヤードぐらいしか変わらないので、計測結果も問題無しと思います。
バッテリー残量表示が分かる
- 充電中本体のLED発光部が赤く光り充電終了すると青色に光って知せてくれる。
- ファインダー内にバッテリー残量表示が出る。
ネガティブな評価
マグネットはやや弱い
- 磁石はチタンにはつかないので鉄シャフトにつけて見たところ落ちはしないが危なっかしい。鉄板につけた時はしっかりついている。
ケースが大きい
- 同梱されていた携帯ケースは大きすぎてマッチしておらず、レビュー記入でプレゼントしてもらえる専用ケースを早めにお送り頂きたいです。
BOOMEE MINI4の構成内容(本体・付属品)
- 本体
- 専用ケース
- レンズクロス
- 日本語取扱説明書
- USBケーブル
BOOMEE MINI4のスペック
計測範囲 | 3.5~1,094ヤード |
---|---|
測定精度 | ±0.5ヤード |
測定単位 | メートル、ヤード、フィート |
測定スピード | 一般測定:0.06秒 ピンサーチ:- |
倍率 | 6x |
高低差計測 | 〇 |
ピンサーチ | 〇 |
高低差ON・OFF表示 | 〇 |
振動通知 | 〇 |
マグネット | 〇 |
サイズ | 94×56×33mm |
重量 | 123g |
電源 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 23,000回測定 |
自動電源OFF | 30秒 |
防水性能 | IP54(生活防水) |
保証期間 | 1年 |
BOOMEE MINI4の発売日・発売価格
BOOMEE MINI4の当記事を執筆した時点での最安値は、楽天で19,800円、Amazonでは意外にも出品無しでした。
楽天では、BooMee楽天市場店という公式ストアのみが出品していて、他では取り扱いがありませんでした。
BOOMEE MINI4の発売日については、公式な情報が確認できませんでしたが、2023年の発売モデルという位置づけのようです。
