クリーブランドから発売のランチャー XL2 シリーズのドライバーについて、2機種の違い、特徴・スペック、発売日・発売価格など詳細をまとめました
ランチャーXL2シリーズのドライバ―は2機種
ランチャーXLシリーズの2代目となる、ランチャーXL2が発売されています。
クリーブランドはダンロップ系のゴルフメーカーとなっていますが、日本展開はウェッジとパターが中心で、今回のドライバーも日本モデルとしての展開は内容です。
そのため、購入する場合はUSモデルとなりますが、フェアウェイゴルフUSAや楽天でも出品されていますので、普通に購入することができます。
モデル | 特徴 |
---|---|
XL2 | XL、XL LITEの後継モデル。 高MOIで直進性と寛容性に優れたモデル。 |
XL2 ドロー | XL LITE ドローの後継モデル。 軽量・ドローバイアス設計で、楽に振れてつかまりに優れたモデル。 |
前作のランチャーXLでは、スタンダード、LITE(軽量)、LITE DRAW(軽量ドロー)の3機種に分かれていました。
今作のランチャーXL2では、スタンダードの中で軽量シャフトの選択が可能なため、スタンダードとLITE(軽量)が統合された形となっています。
そして、ランチャーXL2 ドローが、前作のLITE DRAW(軽量ドロー)にあたります。
見かけ上は2機種になっていますが、実態としては前作の3機種と同じです。
ランチャーXL2シリーズ ドライバ―2機種の違い
ヘッド形状の違い
▼左がXL2、右がXL2ドロー
こちらはクラウンの映像を並べたものです。
どちらも極端にストレッチバックしていて、深重心による高MOIを重視した設計になっています。
後方が重たいタイプとなりますので、ヘッドを開閉するタイプの偏りも、クローズしたままスイングするタイプの方が使いやすいドライバーと言えるでしょう。
右のドロータイプは、直角二等辺三角形ぐらいの形状をしていて、思い切りヒール側に体積を寄せてあります。スライスを抑えたい方には分かりやすい安心形状です。
▼左がXL2、右がXL2ドロー
こちらは横から見た映像を並べたものです。
どちらも後方に長く伸びていて、最深部が低く保たれていますので、深重心に加えて低重心になっています。
名前からも分かる通り、高く打ち出したい方向けのドライバーとなっていて、ロフト角は標準的な9°、10.5°に加えて、12°も用意されています。
スペックを比較
▼ライ角の比較
モデル | 9° | 10.5° | 12° |
---|---|---|---|
XL2 | 58.5° | 60° | 58.5° |
XL2ドロー | 59.5° | 61° | 59.5° |
ロフト角、ヘッド体積、長さは同じ値ですが、ライ角に違いを持たせてあります。
ロフト角によりライ角を変えている珍しいスペック設定ではありますが、ドローモデルの方が全てのロフト角で1°アップライトになっています。
同じ様に構えた場合、ドローモデルの方がトゥ側が持ち上がりますので、フェース面が左を向くため、打ち出しもドローモデルの方が左寄りになります。
ランチャー XL2シリーズ ドライバー2機種の特徴・スペック
ランチャー XL2ドライバー
特徴・評価
スタンダードタイプの方は、典型的なストレッチバックのヘッド形状で、直進性・寛容性・高弾道が特徴となっています。
前作と比較して、左右方向のMOIは2%、上下後方のMOIは12%アップしていますので、ミスに対する強さ、特に上下方向の打点ブレに対して強さが大幅にアップしています。
シャフトは、標準重量のTENSEIと軽量のALDILAが用意されていますので、軽量のALDILAシャフトを選択することにより、前作で言うLITEにすることができます。
クラブスペック
ロフト角 | 9° | 10.5° | 12° |
---|---|---|---|
ライ角 | 58.5° | 60° | 58.5° |
ヘッド体積 | 460cc | ||
長さ | 45.5″ |
シャフトスペック
<TENSEI AV SERIES BLUE 55>
硬さ | 重量 | トルク | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|---|
S | 59g | 4.9° | 中 | 中 |
R | 58g | 5.4° | 中 | 中 |
<ALDILA ASCENT PL 40>
硬さ | 重量 | トルク | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|---|
A | 43.5g | 6.8° | 中~高 | 中~高 |
ランチャー XL2 ドロードライバー
特徴・評価
ドロータイプの方は、スタンダードタイプと比べるとヒール寄りに体積を寄せてあります。
構えた時の見え方は、フェース面とヒール寄りのラインが直角ぐらいになっていますので、思い切りつかまりを持たせた形状になっています。
加えてライ角も1°アップライトになっていますので、打ち出しも左に出やすくなっています。
クラブスペック
ロフト角 | 9° | 10.5° | 12° |
---|---|---|---|
ライ角 | 59.5° | 61° | 59.5° |
ヘッド体積 | 460cc | ||
長さ | 45.5″ |
シャフトスペック
<ALDILA ASCENT PL 40>
硬さ | 重量 | トルク | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|---|
S | 47g | 6.7° | 中~高 | 中~高 |
R | 44.5g | 6.7° | 中~高 | 中~高 |
A | 43.5g | 6.8° | 中~高 | 中~高 |
ランチャー XL2シリーズ ドライバーの発売日・発売価格
ランチャー XL2ドライバー・ランチャー XL2ドロードライバーの発売日は、2024年1月19日です。なお、USモデルでの発売となっていまして、発売価格は449.99ドルで、1ドル150円で日本円に換算すると約67,500円となります。
USモデルの取り扱いで定評のあるフェアウェイゴルフUSAでは、65,249円にて出品されていました。