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ブッシュネル ピンシーカー プロX3プラスジョルトを徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ

この記事は約11分で読めます。

ゴルフ用のレーザー距離計でブッシュネルから発売の「ピンシーカー プロX3プラスジョルト」について、詳しく取り上げます。

製品評価(良・悪)、主要機能、スペックをまとめましたので、「ピンシーカー プロX3プラスジョルト」をフェアな視点で把握できる内容となっています。

本記事で分かること

  • ピンシーカー プロX3プラスジョルトの機能・特徴
  • ピンシーカー プロX3プラスジョルトの製品評価
  • ピンシーカー プロX3プラスジョルトのスペック

ピンシーカー プロX3プラスジョルトの概要

ブッシュネルは、ゴルフレーザー距離計の分野でワールドワイドでトップクラスのブランドです。

国内ではニコンもトップブランドとして認知されていますが、ブッシュネルはPGAツアー選手の99%以上に利用されていることから、本格ゴルファーの間で絶大な人気があります。

本記事で紹介しているプロX3プラスジョルトは、2022年10月に発売されているプロX3の後継モデルで、引き続き同社のフラッグシップモデルです。

主な特徴・機能

  • 測定距離は、5~1,300ヤード
  • ピン測定可能距離は、5~600ヤード
  • 優れた高低差機能(高低差・気温・気圧を考慮)
  • 高低差機能 ON・OFF機能
  • ディスプレイ表示色の切替(赤・黒)
  • 望遠倍率 7倍
  • ピンサーチ
  • ダブルジョルト機能(振動+ファインダー内発光)
  • マグネット搭載
  • 完全防水
  • 電池式(CR2)

ピンシーカー プロX3プラスジョルトが適するゴルファー

  • PGAツアーの使用率が高いブッシュネルに興味がある方
  • ブランド・所有感を大事にされる方
  • 予算が十分にある方
  • ディスプレイの見やすさを重視される方
  • ピンサーチの距離性能を重視される方

上記のニーズが概ね当てはまる方は、「ピンシーカー プロX3プラスジョルト」の製品評価をまとめてありますので、この先もお読み頂いて購入の際の参考にしてみてください。

≫ ブッシュネルのレーザー距離計の全モデルを徹底比較【選び方・おすすめモデルが分かる完全ガイド】

プロX3プラスジョルトとプロX3ジョルトの主な違い

▼プロX3プラスジョルト(左)とプロX3ジョルト(右)

プロX3 プラスジョルトの解説の前に、前作であるプロX3との違いを解説します。

プロX3ジョルトは2022年10月に発売されていて、プロX3 プラスジョルトは2024年4月に発売となっていますので、1年半ぶりのリニューアルです。

外観の違い

サイズ プロX3プラスジョルト
(2024年)
プロX3ジョルト
(2022年)
重量 約340g 約340g
サイズ 120×82×45mm 120×83×43mm
算出体積 442.8cc 428.3cc

外観は非常によく似ていまして、重量は全く同じ340gです。サイズもほぼ同じでして、横・厚さの違いは僅か1~2mmです。

ほぼ同形・同サイズ・同重量といって良いでしょう。

なお、カラーリングはグレーからブラックになっていますので、より引き締まって精悍になっています。

機能・性能の違い

機能・性能面も大きな違いはありません。

とは言え、名前に「プラス」が付されていまして、「ウインド機能」が新たに搭載されていて、ディスプレイ内に「風」に関する情報が表示されます。

アルゴリズムで算出される目安距離には反映されませんが、アゲインスト・フォロー、横風が風速で表示されますので、風の影響を考慮する際に参考になります。

ただ、風が分かると言っても、スマホ連動が必須で気象アプリからの入手情報となります。本機による局所的な実測データでないため、建物や地形などにより大きく異なる可能性があることは踏まえておきましょう。

暫くの間はどちらのモデルも発売され続けると思いますので、ウィンド機能の必要性・カラーリング・価格差を見ながら、新・旧どちらのモデルが良いか判断されると良いでしょう。

▼2022年に発売の前作プロX3ジョルト

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ピンシーカー プロX3プラスジョルトの良い点

良い点① ブッシュネルのブランド力と安心感

*出典:bushnellgolf.jp

ブッシュネルの最大の魅力は、抜群の知名度と実績によるブランド力です。

公式サイトでも「PGAツアー選手の99%以上が愛用する信頼のレーザー距離測定器」と述べられていて、プロからの支持こそが名実ともに世界NO.1ブランドであることを裏付けています。

ゴルフ用レーザー距離計ピンシーカーはPGAツアー選手の99%以上が愛用する信頼のレーザー距離測定器として位置し・・・

ピンシーカーはPGAパートナークラブ推奨品に選出されており、プロゴルファー、キャディ、コーチ、コース設計者まで国内外のゴルフ界において絶大なる指示を得ている。

*引用:bushnellgolf.jp

ゴルフは使用感だけでなく所有感を大事にされる方も多く、そういった方にとってブッシュネルは最高クラスのブランドです。

他のブランドとしては、カメラメーカーの老舗であるニコンが人気です。ブッシュネル以外でも検討されたい方は、ニコンのモデルと比べてみると良いでしょう。

▼ニコンのレーザー距離計については、全モデルの比較を行いましたので、詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

ニコンCOOLSHOT レーザー距離計の全モデルを徹底比較【選び方・おすすめモデルが分かる完全ガイド】
★2021年の大幅リニューアルを受け、最新の内容に全更新しました。 ニコンのゴルフ用のレーザー距離計「COOLSHOT」は、日本の大手カメラメーカーの商品ということで、ブランド力と安心感からとても人気...

良い点② 測定性能が抜群!

プロX3プラスジョルトは、ブッシュネルのフラッグシップモデルだけあって、機能面・性能面の両方で最上級です。

測定性能に関しては、最大測定距離が1,300ヤードと優れていて、さらにピンサーチに至っては600ヤードとずば抜けています。

そもそもピンサーチの距離を公表しているメーカー自体が、ブッシュネルの他にはニコンぐらいしかないのが実状です。

つまり、「公表している=自信がある=優れている」ということです。筆者の知る限りで600ヤードに至っているものは知りませんし、一般的なモデルでは200~300ヤードぐらいです。

「600ヤードなんて不要」と思われる方がいるかもしれませんが、スペックに余裕がある程、測定は楽になります。100キロのスピードを出すのに、軽トラよりスポーツカーのが軽々できるのと同じです。

*出典:bushnellgolf.jp

さらに、エレメント機能により気温・高度(気圧)を考慮した打つべき目安距離を算出してくれますし、ウインド機能によりフォロー・アゲインスト、横風の向きと風速も表示してくれます。

単なる距離測定を超えて、ゴルフに特化した情報提供を行ってくれます。

良い点③ 機能面も文句なしの充実っぷり

機能面では、レーザー距離計としてほぼあらゆる機能が搭載されている上、他メーカーと同じ機能でも細かい点で優れているところが多々あります。

特に便利な点を2つ紹介します。

  • 測定完了のダブル通知
  • 表示カラーの切替

▼測定通知は振動+レッドリング

例えば、ピンサーチ機能でピンを捉えた時に振動で通知してくれる機能があります。

これは他メーカーでも採用されていますが、プロX3プラスジョルトでは振動に加えてディスプレイ内に赤いリングを発光してくれますので、視覚的に通知されます。

▼ディスプレイの表示色を切り替えられる

*出典:bushnellgolf.jp

ディスプレイ内の表示には赤色のカラー表示が採用されていて、4段階の輝度調整も可能となっています。

さらに、赤色と黒色の切替も可能になっています。

背景が薄暗い場面ではカラー表示が見やすさを発揮してくれますが、反対に日照条件が良い時や背景の具合によっては黒の方が見やすいと感じられる方もいます。

プロX3プラスジョルトは赤色・黒色の切替ができますので、様々な条件下でも見やすさが確保されます。

ピンシーカー プロX3プラスジョルトの気になった点

気になった点① サイズと重量

日本で流通しているレーザー距離計と比べると、ブッシュネルはサイズが大きく、重量が重いという特徴があります。

下記にブッシュネルと共にブランド力のあるニコンの最上位モデルで、サイズ・重量を比較してみました。

▼ブッシュネルとニコンの最上位モデルの比較

モデル サイズ
(mm)
体積*
(cm3)
重量
(g)
ブッシュネル
ピンシーカー
プロX3プラスジョルト
120×82×45 443 340g
NIKON
COOLSHOT PROⅡ
STABILIZED
100×75×42 315 180g
※体積は縦×横×高で算出した参考数値で、実際の製品体積ではありません。

ブッシュネルは海外メーカーの製品のため、サイズが大きく、重いのが特徴です。

機能・性能が詰め込まれた最上位モデルであるが故に、重くなるのは当たり前かもしれませんが、それでもライバルモデルとも言えるニコンの最上位モデルと比べると、サイズ・重量には大きな差があります。

ただ、「大きい・重い」というのは一概に悪ではありません。

  • 小型・軽量のメリット
    持ち運びが楽。超小型はポケットに入れたままプレーできる。
  • 大型・重量のメリット
    しっかりホールドでき、重さにより安定感がある。手ブレが生じにくく測定が安定しやすい。

以上の違いから、敢えて大きい・重いを選択するゴルファーもいますので、どちらを好むかで評価は分かれるところです。

気になった点② ウィンド機能は価格に見合うか?

プロX3ジョルト(前作)とプロX3プラスジョルト(新作)の大きな違いは、ウィンド機能の有無です。そして、市場での価格差は約2万円と大きめになっています。

つまり、プロX3プラスジョルト(新作)は2万円でウィンド機能をプラスしたモデルとも言えます。

ウィンド機能は確かに有難い機能ではありますが、気象アプリから入手した情報のため、その瞬間その場所での実際の風の情報ではありません。

ウィンド機能の必要性については、ゴルファーにより随分変わってくるのではないかと思います。

ピンシーカー プロX3プラスジョルトの構成内容(本体・付属品)

  • 本体
  • 専用ケース
  • 日本版取扱説明書
  • 日本版保証書
  • CR2電池(1ヶ)

ピンシーカー プロX3プラスジョルトのスペック

計測範囲 5~1,300ヤード
ピン測定可能距離 5~600ヤード
測定精度 ±1ヤード
倍率 7x
ディスプレイ表示 赤・黒(切替可能)
輝度調整 〇(4段階)
ピンサーチ
高低差計測 〇(気温・気圧を考慮)
高低差ON・OFF
ウィンド 〇(風向き・風速)
振動通知
サイズ 120×82×45mm
重量 約340g
電源 電池式(CR2)
自動電源OFF 〇(約10秒)
防水性能 完全防水(IPX7)
保証期間 1年

ピンシーカー プロX3プラスジョルトの発売日・最安値

ピンシーカー プロX3プラスジョルトの発売日は、2024年4月下旬です。

メーカーからの発売価格は85,800円(税込み)で、前作よりも2,200円値上がりとなっています。

最安値については、出品価格が出揃った時点で改めて調査してまとめます。

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