キャロウェイのミニドライバーと思われる「パラダイム Ai SMOKE Ti340 ミニドライバー」がテストされている様子が確認されました。
併せて「パラダイム Ai SMOKE DUW」も確認されましたので、この2つのウッドについて、最新情報をまとめました。
パラダイム Ai SMOKE Ti340 ミニドライバーがテストされている
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パラダイム Ai SMOKEのミニドライバーの存在が確認されました。
クリスチャン・ベズイデンハウトがテストしていたクラブで、ソールには「PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI DRIVER」と記されています。
「MINI」、ヘッド体積を思わせる「340」とありますので、ミニドライバーで間違いないでしょう。
フィル・ミケルソンはキャロウェイと契約しながらも、同社にミニドライバーがないためか、テーラーメイドのミニドライバーを使って、史上初となる50代で優勝と成し遂げたのは記憶に新しいところです。

最近、ミニドライバーの存在がチラホラと確認されていますが、遂にキャロウェイも参入するということなのでしょう。
パラダイム Ai SMOKE Ti340 ミニドライバーの特徴
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こちらはソール側から見た映像です。
旧サブゼロを思わせるような前後のウェイト配置となっていて、低スピン・強弾道が特徴となっています。特に後方ウェイトは最深部にしようという意図が見えない配置のため、深低重心により寛容性と球の上がりやすさを持たせたウッドとは真逆です。
ミニドライバーは操って・低く・強くというニーズが多いため、それに合わせた重心設計になっていると思われます。
ウェイトは前後で重量が違えば入替により重心調整が可能となりますし、可変スリーブも搭載されていますので、弾道のカスタマイズ性能が備わっています。
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こちらは横から見た映像です。
パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ FWと同様に、ソールがマーブル模様ではなく、クラウンとソールの間に境界線がありません。
恐らくソールとクラウンで同じ素材が使われていて、名前からしてチタンで出来ていると思われます。
推測も交えつつ特徴をまとめると以下の通りとなります。
- ヘッド体積:340cc
- ボディ素材:チタン
- ロフト角:13.5°(3W相当)
- ウェイト:前後に1つずつ
- ネック:可変スリーブ
パラダイム Ai SMOKE DUWの特徴
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こちらは「パラダイム Ai SMOKE DUW」の映像です。
「DUW」という聞きなれない名前ですが、キャロウェイには「APEX UW」というUtility Woodがありますので、Driving Utility Woodの略ではないかと思われます。
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興味深いのはウェイトの配置です。
ソールの前後にあるのは先ほどのTi340 ミニドライバーと同様ですが、ネック部分にもウェイトが搭載されています。
恐らく重心距離を短くするためのもので、ドローというよりヘッドの機敏さを高めていると思われます。
APEX UWは17~23°まで4種類の番手がありますが、パラダイム Ai SMOKE DUWは13.5°となっていて、比べるとかなりフェースが立っています。
上げて運ぶというより、ティーショットでも使いやすい3番ウッド、弾道操作できるミニドライバーといった位置づけが想定されます。
まとめ
「パラダイム Ai SMOKE」シリーズの新たなウッド2機種について取り上げました。
まだプロによるテスト段階でキャロウェイからの公式情報はないため、ツアー専用モデルなのか市販されるのかは確認されていません。
追加情報が確認され次第、当ページで改めてお伝えしていきます。